演劇の歴史

アラン・ヴィアラ「演劇の歴史」

フランスを中心にまとめられた西洋演劇史。

宗教的儀式から始まった演劇が社会との関わりの中でどう変化してきたのか。

活版印刷の登場で演劇のテクストとしての側面が強調され、電気照明の発明で演出家が登場する。今でこそ、舞台は役者の身体性が注目されているが、それは照明と演出が発達したからこそで、それ以前は声こそが重要だった。

フランス演劇の予備知識がなくて固有名詞の出てくるスピードについていけないが、索引がしっかりしているのがありがたい。

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