Generated by All in One SEO v4.9.5, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. # 炉辺一冊 読んだ本の記録。 ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://rohenone.net/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## 投稿 - [Neil Young 全アルバム・ガイド](https://rohenone.net/music/neil-young-top) - ニール・ヤング(Neil Young)の全アルバムを年代別に解説。バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)時代から、CSN&Y、ソロ、クレイジー・ホース(Crazy Horse)、プロミス・オブ・ザ・リアル(Promise of the Real)との作品まで。ライブ盤も。 - [R.E.M. 全アルバム・ガイド](https://rohenone.net/music/rem-albums) - R.E.M.は1980年、Michael Stipe(マイケル・スタイプ=Vo)、Peter Buck(ピータ - [2025年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2025) - 2025年の読書記録。読了147冊(前年比2冊増)、4万3666ページ(同1049増)。 知らない世界を教えて - [Neil Young 全アルバム 2020年代](https://rohenone.net/music/neil-young-2020s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Talk - [Neil Young 全アルバム 1970年代](https://rohenone.net/music/neil-young-1970s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Live - [2024年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2024) - 2024年の読書記録。読了145冊(前年比19増)、4万2617ページ(同3569増)。仕事の延長で読んだ本と - [Rolling Stone's 500 Greatest Albums of All Time (2003)](https://rohenone.net/music/rs500-2003) - Rolling Stone's 500 Greatest Albums of All Time (2003) - [Rolling Stone’s 500 Greatest Albums of All Time (2012)](https://rohenone.net/music/rs500-2012) - 上位はほぼ変化無し。カニエ・ウェストのアルバムが新たに3枚入ったほか、レディオヘッドの「Kid A」が大きく順 - [Songlines Music Awards](https://rohenone.net/music/songlines-music-awards) - Songlines(ソングラインズ)は英国の雑誌。BBC Radio 3がAwards for World M - [BBC Radio 3 Awards for World Music](https://rohenone.net/music/bbc-world-music-awards) - BBCワールド・ミュージック・アワード ワールド・ミュージック、と一言で言っても幅が広い。 (世界の広さだけ包 - [Rolling Stone's 500 Greatest Albums of All Time (2020)](https://rohenone.net/music/rs500-2020) - Rolling Stone(ローリングストーン)誌の"500 Greatest Albums of All T - [ニール・ヤング 全公式音源攻略ガイド](https://rohenone.net/book/neil-young-guide) - 和久井光司責任編集「ニール・ヤング 全公式音源攻略ガイド」 ニール・ヤングの全アルバムガイド。多作でしかも変化 - [ニール・ヤング回想 Special Deluxe : A Memoir of Life & Cars](https://rohenone.net/book/special-deluxe) - 「ニール・ヤング回想」 旧車マニアであるニール・ヤングが車との関わりを軸に半生を振り返った回想記。原題は「Sp - [ニール・ヤング自伝 Waging Heavy Peace](https://rohenone.net/book/waging-heavy-peace) - 「ニール・ヤング自伝」 ニール・ヤング初の自伝。自伝とはいうものの、全然時系列になっていない、とりとめのない文 - [Neil Young 全アルバム 1960年代](https://rohenone.net/music/neil-young-1960s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Ever - [Neil Young 関連作品](https://rohenone.net/music/neil-young-other) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 The Bridge - [Neil Young 全アルバム 1980年代](https://rohenone.net/music/neil-young-1980s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Free - [Neil Young 全アルバム・ランキング](https://rohenone.net/music/neil-young-ranking) - ニール・ヤングのアルバムをランク付けするのは難しい。アコースティックとエレキの曲でずいぶん雰囲気が違うし、70 - [Neil Young 全アルバム 1990年代](https://rohenone.net/music/neil-young-1990s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Look - [Neil Young 全アルバム 2000年代](https://rohenone.net/music/neil-young-2000s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Drea - [Neil Young 全アルバム 2010年代](https://rohenone.net/music/neil-young-2010s) - 20年代 10年代 00年代 90年代 80年代 70年代 60年代 はじめに 関連作品 ランキング Colo - [2023年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2023) - Amazonの仕様変更に伴い、画像リンクが表示されなくなってしまった。書影がないとどうにも殺風景だけど、過去記 - [BOOX NoteAir2](https://rohenone.net/others/boox) - BOOX NoteAir2 仕事で文章を書くため、執筆用の機材は長年試行錯誤してきたが、やっと満足のいく環境が - [2022年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2022) - 2022年に読んだ本は173冊(前年比6増)、4万6311ページ(同581減)で前年並み。良い本はたくさんあっ - [なめらかな世界と、その敵](https://rohenone.net/book/namerakanasekai) - 伴名練「なめらかな世界と、その敵」 SF界の新星として話題になっている著者の短編集。 表題作は、可能世界を自由 - [四畳半タイムマシンブルース](https://rohenone.net/book/yojohan-timemachine-blues) - 森見登美彦著、上田誠原案「四畳半タイムマシンブルース」 名著「四畳半神話大系」の16年ぶりの続編にして、久しぶ - [密やかな結晶](https://rohenone.net/book/the-memory-police) - 小川洋子「密やかな結晶」 ブッカー賞へのノミネートで今年改めて注目されたが、作者にとっては初期の作品(1994 - [筒井康隆、自作を語る](https://rohenone.net/book/tsutsuiyasutaka-jisakuwokataru) - 「筒井康隆、自作を語る」(日下三蔵編) 「筒井康隆コレクション」(2014~17年)の刊行に合わせて行われたロ - [滅びの園](https://rohenone.net/book/horobinosono) - 恒川光太郎「滅びの園」 “異世界もの”と“終末もの”はエンタメ小説(特にライトノベル)や漫画の定番だが、それら - [FiiO BTA30 Pro](https://rohenone.net/music/fiio-bta30-pro) - FiiO BTA30 Pro PCからLDACで音楽を飛ばしたい。Sony SRS-NS7を使い始めてから、ず - [ネックスピーカー/Sony SRS-NS7](https://rohenone.net/music/sony-srs-ns7) - Sony SRS-NS7 やっと音楽観賞用途に耐え得るネックスピーカーが登場した。 ・音質は満足(LDAC接続 - [Amazon Echo](https://rohenone.net/music/amazon-echo) - Amazon Echo まず使わないだろうと思いつつ、新しいモノ好きの好奇心に負けてAmazon Echoを購 - [ヤマハ WXA-50](https://rohenone.net/music/yamaha-wxa-50) - 15年あまり使ってきた山水のアンプ(SANSUI AU-303R)を買い替え。 ほぼストリーミングで音楽を聴く - [三体X 観想之宙](https://rohenone.net/book/the-redemption-of-time) - 宝樹「三体X 観想之宙」 古典や名作のパロディなどを除けば、二次創作でこれほど広く読まれた作品は他にないのでは - [かか](https://rohenone.net/book/kaka) - 宇佐見りん「かか」 19歳の浪人生「うーちゃん」から「おまい」=弟に向けて。方言と家庭内でのみ使われるような内 - [抱擁](https://rohenone.net/book/houyou) - 辻原登「抱擁」 2・26事件直後、侯爵邸で働く小間使いの語り手と、見えない“誰か”を見つめる5歳の令嬢。ゴシッ - [景観写真論ノート 宮本常一のアルバムから](https://rohenone.net/book/keikansyashinronnote) - 香月洋一郎「景観写真論ノート 宮本常一のアルバムから」 宮本常一が撮った風景写真と、その景観を読み解いたメモを - [Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章](https://rohenone.net/book/humankind) - ルトガー・ブレグマン著、野中香方子訳「Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章」 - [Bowie’s Books―デヴィッド・ボウイの人生を変えた100冊](https://rohenone.net/book/bowies-books) - ジョン・オコーネル著、菅野楽章訳「Bowie’s Books」 副題は「デヴィッド・ボウイの人生を変えた100 - [2018年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2018) - 2018年に読んだ本は114冊(前年比10↓)、3万5779ページ(同6737↓)と2年連続減。あまり読まなか - [2019年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2019) - 2019年に読んだ本は、前年と同じ114冊、3万5218ページ(前年比561↓)。 小説は例年に比べて新刊 - [2021年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2021) - 2021年に読んだ本は167冊(前年比↑47)、4万6892ページ(同↑1万159)。 一番面白かったの - [天路](https://rohenone.net/book/tenro) - リービ英雄「天路」 日本文学には古くから私小説(あるいは随筆文学)と紀行文の伝統がある。西洋人として初の日本文 - [姉の島](https://rohenone.net/book/anenoshima) - 村田喜代子「姉の島」 海は多くの命を生み出し、飲み込み、包み、育んできた 舞台は九州の離島。海女仲間や家族らの - [二千億の果実](https://rohenone.net/book/nisenokunokajitsu) - 宮内勝典「二千億の果実」 「純文学」の小説がどうも小ぶりになっているような印象を受ける。日常を通じて普遍を描く - [世阿弥最後の花](https://rohenone.net/book/zeamisaigonohana) - 藤沢周「世阿弥最後の花」 能の大成者、世阿弥の晩年には、死没地を含め不明な点が多い。72歳で時の将軍、足利義教 - [その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱](https://rohenone.net/book/nouchikaimasu) - 高橋久美子「その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱」 今や地方の土地は負の資産になりつつある。貸駐車場に - [ケアの倫理とエンパワメント](https://rohenone.net/book/care-ethics) - 小川公代「ケアの倫理とエンパワメント」 「ケア」という言葉が最近よく聞かれるようになったが、それはこれまでの社 - [三体/三体Ⅱ 黒暗森林/三体Ⅲ 死神永生](https://rohenone.net/book/the-three-body-problem) - 劉慈欣「三体」 「三体Ⅱ 黒暗森林」 「三体Ⅲ 死神永生」 しばらく読書メモをつける習慣が途絶えてし - [ジュリアン・バトラーの真実の生涯](https://rohenone.net/book/the-real-life-of-julian-butler) - 川本直「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」 トルーマン・カポーティやノーマン・メイラーらと並ぶ米文学のスターで - [アメリカン・ブッダ](https://rohenone.net/book/american-buddha) - 柴田勝家「アメリカン・ブッダ」 VRのような「もう一つの世界」は、もはや荒唐無稽な設定や、遠い未来の話とは感じ - [小屋を燃す](https://rohenone.net/book/koyawomosu) - 南木佳士「小屋を燃す」 「畔を歩く」「小屋を造る」「四股を踏む」と表題作「小屋を燃す」の4編。医師として働きな - [旅する練習](https://rohenone.net/book/tabisururenshu) - 乗代雄介「旅する練習」 中学入学を控えた姪と、小説家の「私」が利根川沿いを歩いて旅する。道中、サッカーに打ち込 - [残響](https://rohenone.net/book/zankyo) - 保坂和志「残響」 表題作と「コーリング」を収録。 誰かが誰かのことをぼんやりと考えている。誰かとの記憶を端緒に - [生きて行く私](https://rohenone.net/book/ikiteyukuwatashi) - 宇野千代「生きて行く私」 自伝的、随筆的小説。新聞の日曜版に連載されたもの。回想が主だが、終盤は今の生活が綴ら - [幼な子の聖戦/天空の絵描きたち/百の夜は跳ねて](https://rohenone.net/book/osanagonoseisen) - 木村友祐「幼な子の聖戦」 田舎町の選挙を巡る騒動。セコい大人たちの思惑が入り乱れ、その中で追い詰められていく「 - [笛吹川](https://rohenone.net/book/fuefukigawa2) - 深沢七郎「笛吹川」 再読。 戦国時代の笛吹川沿いに暮らした農民一家の物語。武田家の盛衰を背景に、歴史に名を残す - [赤い砂を蹴る](https://rohenone.net/book/akaisunawo) - 石原燃「赤い砂を蹴る」 著者について、太宰治の孫、という紹介はあまり意味が無いが、母である津島佑子の存在は、創 - [岡林、信康を語る](https://rohenone.net/book/okabayashinobuyasuwokataru) - 岡林信康「岡林、信康を語る」 フォークからロック、演歌、“エンヤトット”と、ジャンルを超えて歩んできた歌手、岡 - [感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)](https://rohenone.net/book/sentimental-journey) - 田辺聖子「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」 表題作は、数々の名作を著した文豪(という呼称はあまり似合わ - [アンブレイカブル](https://rohenone.net/book/unbreakable) - 柳広司「アンブレイカブル」 治安維持法を巡る連作短編集。 「雲雀」「叛徒」「虐殺」「矜恃」の4編で、それぞれ、 - [壁](https://rohenone.net/book/kabe2) - 安部公房「壁」 2009年秋から今は無きソーシャルライブラリーで記録を付け始め(11年からは読書メーター)、以 - [三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾](https://rohenone.net/book/sangyoudeutsu) - 近藤康太郎「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」 大変有用な本である。朝日新聞の名文記者による文章指南書 - [インビジブル](https://rohenone.net/book/invisible) - 坂上泉「インビジブル」 戦後まもない時期の大阪にあった大阪市警視庁を舞台とした警察小説。民主警察の理想と現実、 - [1973年のピンボール](https://rohenone.net/book/pinball-1973) - 村上春樹「1973年のピンボール」 僕、双子、鼠、ピンボール。日常の断章を通じて綴られるのは、曖昧だが耐えられ - [○○○○○○○○殺人事件](https://rohenone.net/book/marumarusatsujin) - 早坂吝「○○○○○○○○殺人事件」 タイトルの伏せ字も読者への挑戦。さまざまな趣向を懲らしたミステリー。 南の - [さむけ](https://rohenone.net/book/the-chill) - ロス・マクドナルド「さむけ」 探偵リュウ・アーチャーシリーズの第12作で、最高傑作と言われることも多い「さむけ - [スマホ脳](https://rohenone.net/book/screen-brain) - アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」 スマートフォンは社会を変えただけでなく、人間をも変質させるかもしれない。 テ - [文章読本さん江](https://rohenone.net/book/bunshotokuhonsan) - 斎藤美奈子「文章読本さん江」 谷崎潤一郎、三島由紀夫、丸谷才一ら文豪の「文章読本」から、本田勝一の名著「日本語 - [2020年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2020) - 2020年に読んだ本は120冊(前年比↑6)、3万6733ページ(同↑1515)。ほぼ平年並みだけど、軽めの小 - [辺境メシ ヤバそうだから食べてみた](https://rohenone.net/book/henkyomeshi) - 高野秀行「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」 食に関する名著はいろいろあるが、そこに並ぶ(と同時に異彩を放つ - [文章読本](https://rohenone.net/book/bunshotokuhon) - 丸谷才一「文章読本」 「作文の極意はただ名文に接し名文に親しむこと、それに盡きる。事実、古来の名文家はみなさう - [八月の銀の雪](https://rohenone.net/book/hachigatsunoginnoyuki) - 伊与原新「八月の銀の雪」 いま自分がいる場所、いま自分が見ている光景、いま自分が知っていること、それが全てでは - [千の扉](https://rohenone.net/book/sennotobira) - 柴崎友香「千の扉」 ふとしたことから、高齢化が進む団地で夫と暮らし始めた39歳の女性の日常を綴る。特別なことは - [掌の小説](https://rohenone.net/book/tanagokorono) - 川端康成「掌の小説」 掌編小説集。収録作は百編余。散文詩というような、限界まで削ぎ落としたような作品群で、気の - [おんなのこはもりのなか](https://rohenone.net/book/onnanokohamorinonaka) - 藤田貴大「おんなのこはもりのなか」 「マームとジプシー」を主宰する気鋭の劇作家・演出家のエッセイ集。変態的な感 - [オルタネート](https://rohenone.net/book/alternate) - 加藤シゲアキ「オルタネート」 高校生限定のマッチングアプリ兼SNSが普及した社会を舞台とした青春群像劇。 ネッ - [新作らくごの舞台裏](https://rohenone.net/book/shinsakurakugo) - 小佐田定雄「新作らくごの舞台裏」 落語家は自身で新作を創ることが多く、漫才や放送番組なども手がける「演芸作家」 - [甘夏とオリオン](https://rohenone.net/book/amanatsutoorion) - 増山実「甘夏とオリオン」 主人公は駆け出しの女性落語家・甘夏。師匠が突然何の前触れもなく失踪してしまった彼女と - [愛の夢とか](https://rohenone.net/book/ainoyumetoka) - 川上未映子「愛の夢とか」 著者らしい、さまざまな手触りの作品が収録された短編集。 「アイスクリーム熱」「愛の夢 - [推し、燃ゆ](https://rohenone.net/book/oshimoyu) - 宇佐見りん「推し、燃ゆ」 タイトルが秀逸。心酔するアイドルがファンを殴ったことで炎上する。現代的で軽やかな題材 - [幻坂](https://rohenone.net/book/maboroshizaka) - 有栖川有栖「幻坂」 大阪には坂が少ない。現在の市街地の大半が沖積平野で起伏がほとんどない。そのぶん、上町台地と - [ハレルヤ](https://rohenone.net/book/hallelujah) - 保坂和志「ハレルヤ」 表題作と「十三夜のコインランドリー」「こことよそ」「生きる歓び」の4編を収録した短編集。 - [人間](https://rohenone.net/book/ningen) - 又吉直樹「人間」 アーティスト志望の若者たちが集まる共同住宅で暮らした日々。その頃に起こしたある事件を巡る苦い - [魯肉飯のさえずり](https://rohenone.net/book/lobahpng) - 温又柔「魯肉飯のさえずり」 魯肉飯はロバプンと読む。「ルーローハン」ではなく、台湾語の響きをタイトルに冠した本 - [無伴奏ソナタ](https://rohenone.net/book/unaccompanied-sonata) - オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」 11作が収められた短編集。表題作と冒頭に収録された「エンダーのゲー - [ピエタとトランジ<完全版>](https://rohenone.net/book/pieta-and-transi) - 藤野可織「ピエタとトランジ<完全版>」 周囲で殺人事件を引き起こしてしまう不思議な体質を持つトランジと、その友 - [愛されなくても別に](https://rohenone.net/book/aisarenakutemo) - 武田綾乃「愛されなくても別に」 人は他者がいなくては生きていけないが、人間関係は呪縛でもある。家族、親子という - [ナポレオン狂](https://rohenone.net/book/napoleon-crazy) - 阿刀田高「ナポレオン狂」 短編小説というよりショートショートという印象の、短くも切れ味鋭い13編。表題作は、ナ - [黄色い夜](https://rohenone.net/book/the-yellow-night) - 宮内悠介「黄色い夜」 物語の舞台はエチオピアに隣接する架空の「E国」。資源が無く、バベルの塔を思わせる巨大なカ - [ロートレック壮事件](https://rohenone.net/book/lautrecsoujiken) - 筒井康隆「ロートレック壮事件」 ロートレックが多数飾られた別荘で起こる殺人事件。 ロートレックの作品が随所に挿 - [時計館の殺人](https://rohenone.net/book/tokeikannosatsujin) - 綾辻行人「時計館の殺人」 これぞ本格という傑作ミステリー。 館シリーズの第5作。毎回奇妙な館が登場するシリ - [昨日星を探した言い訳](https://rohenone.net/book/kinouhoshiwo) - 河野裕「昨日星を探した言い訳」 いわゆるライトノベルを中心に書いてきた作家だが、作品のテーマは真摯で重い。 物 - [屍人荘の殺人](https://rohenone.net/book/shijinsou) - 今村昌弘「屍人荘の殺人」 ゾンビに囲まれた湖畔のペンションで殺人事件が起こる。パニックホラーと本格ミステリーの - [生ける屍の死](https://rohenone.net/book/ikerusikanabenosi) - 山口雅也「生ける屍の死」 死者が次々と蘇るという世界設定からして異色のミステリー。主人公が一度死んでから - [Another2001](https://rohenone.net/book/another2001) - 綾辻行人「Another2001」 学園ホラー×本格ミステリーの「Another」(2009年)、「Anoth - [百年と一日](https://rohenone.net/book/hyakunento) - 柴崎友香「百年と一日」 33の物語。いずれも短編というより掌編の短さだが、まずタイトルの長さが目を引く。 冒頭 - [一人称単数](https://rohenone.net/book/ichininshotansu) - 村上春樹「一人称単数」 どれも著者自身を思わせる一人称の人物が語り手。久しぶりの一人称で書かれた前作長編「騎士 - [破局](https://rohenone.net/book/hakyoku) - 遠野遥「破局」 体育会系の青年。一見すると心身共に健康で、人当たりも良い人物だが、読んでいてどこか気持ち悪い。 - [騎士団長殺し](https://rohenone.net/book/killing-commendatore) - 村上春樹「騎士団長殺し」 第1部 顕れるイデア編、第2部 遷ろうメタファー編 これを成熟とみるか、停滞とみ - [たまたまザイール、またコンゴ](https://rohenone.net/book/zaire-congo) - 田中真知「たまたまザイール、またコンゴ」 1991年のザイール、2012年のコンゴ。著者は、21年の歳月を隔て - [食べ歩くインド](https://rohenone.net/book/tabearukuindia) - 小林真樹「食べ歩くインド」北・東編 南・西編 すごい本である。インドの多様な食を紹介――といっても、研究者 - [神戸・続神戸](https://rohenone.net/book/saitosanki-kobe) - 西東三鬼「神戸・続神戸」 著者の西東三鬼(1900~62)は俳人。「神戸」は、戦後間もない1954~56年に「 - [チョコレート・アンダーグラウンド](https://rohenone.net/book/chocolate-underground) - アレックス・シアラー「チョコレート・アンダーグラウンド」 原題は「Bootleg」。選挙で勝利した「健全健康党 - [怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道](https://rohenone.net/book/umokka) - 高野秀行「怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道」 ある意味、すごいノンフィクション。 デビュー作「幻獣ムベンベを追 - [ボーイミーツガールの極端なもの](https://rohenone.net/book/boymeetsgirlno) - 山崎ナオコーラ「ボーイミーツガールの極端なもの」 異色だが、直球。極端だが、極めてまっとうな恋愛小説集。 「処 - [曲がれ!スプーン](https://rohenone.net/book/magare-spoon) - 上田誠「曲がれ!スプーン」 *戯曲(読み物)としての面白さ。上演は☆5 「曲がれ!スプーン」(冬のユリゲラー) - [太陽と乙女](https://rohenone.net/book/taiyo-otome) - 森見登美彦「太陽と乙女」 2003年のデビュー以来、さまざな媒体で書いてきたエッセイをまとめたもの。文庫版約5 - [童の神](https://rohenone.net/book/warabenokami) - 今村翔吾「童の神」 タイトルの童は子供ではなく、まつろわぬ民のことを指す。鬼、土蜘蛛、滝夜叉、山姥などの名で呼 - [京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男](https://rohenone.net/book/yamamuramisatohutarinootoko) - 花房観音「京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男」 「ミステリーの女王」と呼ばれた山村美紗の評伝 - [サキの忘れ物](https://rohenone.net/book/sakinowasuremono) - 津村記久子「サキの忘れ物」 日々の暮らしや仕事に追われ、閉塞感で息が詰まりそうな時、別の世界に目を向けると心が - [紙の動物園](https://rohenone.net/book/the-paper-menagerie) - ケン・リュウ「紙の動物園」 さほどSFを読まない身からすると、SFと言われると、どうしても、科学、未来、宇宙、 - [芝居小屋戦記 神戸三宮シアター・エートーの奇跡と軌跡](https://rohenone.net/book/shibaigoyasenki) - 菱田信也「芝居小屋戦記 神戸三宮シアター・エートーの奇跡と軌跡」 2017年4月に神戸・三宮に誕生した小劇場「 - [少年と犬](https://rohenone.net/book/syonentoinu) - 馳星周「少年と犬」 二つの震災をつなぐ、一匹の犬を巡る物語。犬好きは涙必至。 震災で飼い主を失った「多聞」は、 - [能楽ものがたり 稚児桜](https://rohenone.net/book/chigozakura) - 澤田瞳子「能楽ものがたり 稚児桜」 能に着想した八つの物語。それぞれに人間の業のようなものが描かれているが、も - [銀花の蔵](https://rohenone.net/book/ginkanokura) - 遠田潤子「銀花の蔵」 奈良県の老舗醤油蔵を舞台とした家族の物語。 大阪万博を控えた1968年、小学生の銀花は、 - [じんかん](https://rohenone.net/book/jinkan) - 今村翔吾「じんかん」 主君を殺し、将軍を暗殺し、大仏殿を焼く。「三悪」を犯した人物として語られることが多い戦後 - [その話は今日はやめておきましょう](https://rohenone.net/book/sonohanashiha) - 井上荒野「その話は今日はやめておきましょう」 72歳と69歳の老夫婦の日常に26歳の青年が現れ、揺らぎが生じる - [スタープレイヤー/ヘブンメイカー](https://rohenone.net/book/starplayer-heavenmaker) - 恒川光太郎「スタープレイヤー」「ヘブンメイカー」 ゲームでも小説でも、ファンタジー作品の魅力を大きく左右す - [秋の牢獄](https://rohenone.net/book/akinorogoku) - 恒川光太郎「秋の牢獄」 突拍子もない設定で魅力的な小説世界を構築する著者の第3作。 ホラー作家と称されることも - [読書について](https://rohenone.net/book/uber-lesen-und-bucher) - A.ショーペンハウアー「読書について」 一言でまとめるなら、くだらない本を読むな、自分の頭で考えないやつはクソ - [兄の終い](https://rohenone.net/book/aninoshimai) - 村井理子「兄の終い」 警察からの突然の電話。家族を振り回してきた兄の急死。疎遠だった兄の後始末をつけるため、著 - [「地球の歩き方」の歩き方](https://rohenone.net/book/arukikatanoarukikata) - 山口さやか、山口誠『「地球の歩き方」の歩き方』 黄色い表紙、青い小口塗りのガイドブックを手に初めての海外に出た - [ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい](https://rohenone.net/book/nuigurumitosyaberu) - 大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」 表題作は、ぬいぐるみサークルの男女を中心とした物語。主人公は人を - [あなたが私を竹槍で突き殺す前に](https://rohenone.net/book/anatagawatashiwo) - 李龍徳「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」 最近読んだ中で最も挑発的な小説。緊張感、スピード感のある展開はエンタ - [ガンジス河でバタフライ](https://rohenone.net/book/butterfly-at-the-ganges-river) - たかのてるこ「ガンジス河でバタフライ」 20歳女子の一人旅。香港、シンガポール、マレーシア、インド。刊行は20 - [禅銃(ゼン・ガン)](https://rohenone.net/book/the-zen-gun) - バリントン・J・ベイリー「禅銃(ゼン・ガン)」 「カエアンの聖衣」が非常に面白かったので、同じくコアなファンの - [容疑者の夜行列車](https://rohenone.net/book/yougishanoyakouressha) - 多和田葉子「容疑者の夜行列車」 あなた、と二人称で綴られる、ある女性ダンサーの旅の情景。パリ、ザグレブ、北京、 - [ヒッキーヒッキーシェイク](https://rohenone.net/book/hikkyhikkyshake) - 津原泰水「ヒッキーヒッキーシェイク」 引きこもりたちが、変わり者のカウンセラーの呼びかけで、「不気味の谷」を超 - [猫を棄てる 父親について語るとき](https://rohenone.net/book/nekowosuteru) - 村上春樹「猫を棄てる 父親について語るとき」 父について綴ったエッセイ。趣味や日常生活については多くの文章があ - [失われた旅を求めて](https://rohenone.net/book/ushinawaretatabi) - 蔵前仁一「失われた旅を求めて」 あの時代に旅をしてみたかったと想像を巡らすことがある。あの時行っておけば良かっ - [定本 日本の秘境](https://rohenone.net/book/nihonnohikyou) - 岡田喜秋「定本 日本の秘境」 経済成長の波がまだ地方に及んでいない昭和30年代前半に書かれた紀行文。秘境とは書 - [希望の国のエクソダス](https://rohenone.net/book/kibounokuninoexodus) - 村上龍「希望の国のエクソダス」 「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」 - [恋愛中毒](https://rohenone.net/book/loveholic) - 山本文緒「恋愛中毒」 女にだらしない作家の秘書として働くようになったバツイチ女性の物語。結婚生活の失敗から心を - [カエアンの聖衣](https://rohenone.net/book/the-garments-of-caean) - バリントン・J・ベイリー「カエアンの聖衣」 SFの楽しみの一つが壮大なホラ話の中にどっぷり浸かることだろう。本 - [春、死なん](https://rohenone.net/book/harusinan) - 紗倉まな「春、死なん」 「高齢者の性」をテーマとして謳い、実際にそこが注目されてもいるが、描かれているのはもっ - [アリスマ王の愛した魔物](https://rohenone.net/book/arisuma) - 小川一水「アリスマ王の愛した魔物」 SF短編集。ライトノベルやヤングアダルト(青少年向け)に位置づけられる作品 - [おらおらでひとりいぐも](https://rohenone.net/book/oraorade) - 若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」 東北で生まれ、東京五輪の年に上京、夫と死に別れ、子供とも疎遠となり、一人 - [あふりこ](https://rohenone.net/book/africo) - 川瀬慈編著「あふりこ フィクションの重奏/遍在するアフリカ」 人類学者5人の共著だが、研究報告ではなく、フィク - [新編 越後三面山人記](https://rohenone.net/book/echigomiomote) - 田口洋美「新編 越後三面山人記」 ダムに沈んだ山人集落の記録。著者は新潟県北部、朝日連峰の山中にある三面集落に - [津波の墓標](https://rohenone.net/book/tsunaminobohyo) - 石井光太「津波の墓標」 時間が経つにつれて、言葉が記憶となり、歴史となっていく。過去は日々再構成され、集団の記 - [背高泡立草](https://rohenone.net/book/seitakaawadachisou) - 古川真人「背高泡立草」 第162回(2019年下半期)芥川賞受賞作。長崎の島を舞台とした家族の物語。納屋の草刈 - [国家を食べる](https://rohenone.net/book/kokkawotaberu) - 松本仁一「国家を食べる」 名著「カラシニコフ」などで知られ、ザ・外信記者という経歴・実績を持つ著者の回顧風ノン - [百](https://rohenone.net/book/hyaku) - 色川武大「百」 家族との微妙な距離感を描いた短編集。「百」と「永日」は父との、「連笑」は弟との関係、「ぼくの猿 - [機関車先生](https://rohenone.net/book/kikanshasensei) - 伊集院静「機関車先生」 瀬戸内の小さな学校に口のきけない青年教師がやってくる、というあらすじだけ聞くと、「いい - [薄情](https://rohenone.net/book/hakujo) - 絲山秋子「薄情」 舞台は群馬。地方都市の郊外。タイトルに「薄情」とあるのは、主に語り手の宇田川静生の感情の起伏 - [演歌の虫](https://rohenone.net/book/enkanomushi) - 山口洋子「演歌の虫」 著者は言うまでもなく「よこはま・たそがれ」などで知られる作詞家で、作家としても多くの作品 - [草の上の朝食](https://rohenone.net/book/kusanoueno) - 保坂和志「草の上の朝食」 デビュー作「プレーンソング」の続編。続編と言っても、前作に物語がなかったのだから、そ - [奇界紀行](https://rohenone.net/book/kikaikikou) - 佐藤健寿「奇界紀行」 “奇界遺産”の撮影を続けるカメラマンのエッセイ集。タイの地獄寺から、台湾のアウトサイダー - [深夜航路 午前0時からはじまる船旅](https://rohenone.net/book/midnight-sea-route) - 清水浩史「深夜航路 午前0時からはじまる船旅」 「深夜航路」というタイトルだけで旅情をかき立てられる。 夜行フ - [バンコクドリーム 「Gダイアリー」編集部青春記](https://rohenone.net/book/bangkok-dream) - 室橋裕和『バンコクドリーム 「Gダイアリー」編集部青春記』 「日本の恥!」と駐妻たちに目の敵にされた伝説の雑誌 - [戯曲 福島三部作](https://rohenone.net/book/fukushimasanbusaku) - 谷賢一「戯曲 福島三部作」 第一部「1961年:夜に昇る太陽」、第二部「1986年:メビウスの輪」、第三部「2 - [未明の闘争](https://rohenone.net/book/mimeinotousou) - 保坂和志「未明の闘争」 川端康成の「雪国」の冒頭を、頭の固い(センスのない)国語教師が添削すると、「国境の - [グレープフルーツ・ジュース](https://rohenone.net/book/grapefruit-juice) - オノ・ヨーコ「グレープフルーツ・ジュース」 オノ・ヨーコの詩集。想像してごらん、と呼びかけるジョン・レノン - [ジョバンニの父への旅/諸国を遍歴する二人の騎士の物語](https://rohenone.net/book/giovannino) - 別役実「ジョバンニの父への旅/諸国を遍歴する二人の騎士の物語」 「ジョバンニの父への旅」はタイトルから連想され - [資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐](https://rohenone.net/book/daibunki) - マイケル・ハート、マルクス・ガブリエル、ポール・メイソン、斎藤幸平編「未来への大分岐」 富の偏在や利潤率の低下 - [転校生](https://rohenone.net/book/tenkousei) - 平田オリザ戯曲集2「転校生」 朝起きたら転校していることに気付き、それ以前の記憶は無くしてしまったという生徒が - [南へ/さよならだけが人生か](https://rohenone.net/book/minamihe-sayonaradakega) - 平田オリザ戯曲集4「南へ/さよならだけが人生か」 舞台は日本を出て南へ向かう船の上。乗客と船員のとりとめのない - [四十日と四十夜のメルヘン](https://rohenone.net/book/40days40nights) - 青木淳悟「四十日と四十夜のメルヘン」 表題作は新潮新人賞を受賞した著者のデビュー作。ただ、単行本化、文庫化にあ - [静かに、ねぇ、静かに](https://rohenone.net/book/shizukani) - 本谷有希子「静かに、ねぇ、静かに」 短編集。「本当の旅」「奥さん、犬は大丈夫だよね?」「でぶのハッピーバースデ - [あなたの人生の物語](https://rohenone.net/book/story-of-your-life) - テッド・チャン「あなたの人生の物語」 寡作なSF作家、テッド・チャンの短編集。表題作など8編。ファンタジー的な - [小説の自由](https://rohenone.net/book/syousetsunojiyu) - 保坂和志「小説の自由」 小説をどう書くか、小説をどう読むか、そもそも小説とは何か、という問いを巡る文章は古今東 - [ストリーミングサービス](https://rohenone.net/music/apple-music-spotify) - 国内で本格的に音楽のストリーミングサービスが始まってから、もうすぐ2年。 Apple Music→Google - [Africa Express アフリカ・エクスプレス](https://rohenone.net/music/africa-express) - Maison Des Jeunes(2013) アフリカ・エクスプレス(Africa Express)は、ブラ - [熱源](https://rohenone.net/book/netsugen) - 川越宗一「熱源」 樺太アイヌのヤヨマネクフと、故郷を奪われたリトアニア生まれのポーランド人、ブロニスワフ。史実 - [小澤征爾さんと、音楽について話をする](https://rohenone.net/book/ozawaseijisanto) - 小澤征爾、村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」 クラシックにはそれほど詳しくないし、小澤征爾指揮の - [ポートレイト・イン・ジャズ](https://rohenone.net/book/portrait-in-jazz) - 和田誠、村上春樹「ポートレイト・イン・ジャズ」 和田誠が描いたミュージシャンの肖像に村上春樹が短いエッセイを付 - [東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録](https://rohenone.net/book/todai-ayler) - 菊地成孔、大谷能生「東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録」歴史編&キーワード編 講義録だが、むち - [M/D ―マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究](https://rohenone.net/book/m-d) - 菊地成孔、大谷能生「M/D ―マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究」 圧倒的な分量。講義録だけど、明らかに加 - [鳥の歌](https://rohenone.net/book/el-cant-dels-ocells) - パブロ・カザルス「鳥の歌」 カザルスの発言と短いエピソード集。自由と平和を何よりも希求し、音楽の力を信じた高潔 - [西洋音楽史―「クラシック」の黄昏](https://rohenone.net/book/seiyouongakusi) - 岡田暁生「西洋音楽史 ―『クラシック』の黄昏」 いわゆる「クラシック」の前史も含めた西洋音楽の通史。とても分か - [ドサ健ばくち地獄/新麻雀放浪記 申年生まれのフレンズ](https://rohenone.net/book/dosaken) - 阿佐田哲也「ドサ健ばくち地獄」 「新麻雀放浪記 申年生まれのフレンズ」 戦後を代表する大衆小説で、青春 - [デッドライン](https://rohenone.net/book/deadline) - 千葉雅也「デッドライン」 大学の修士課程の2年間。ハッテン場に出入りしながら、大学の仲間や指導教員とのやりとり - [婚礼、葬礼、その他](https://rohenone.net/book/konrei-sourei-sonota) - 津村記久子「婚礼、葬礼、その他」 中編2本。表題作は、旅行に行こうと思っていた連休に友人の結婚式のスピーチと2 - [21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考](https://rohenone.net/book/21lessons) - ユヴァル・ノア・ハラリ「21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考」 「自由」「宗教」「戦争」など - [落日](https://rohenone.net/book/rakujitsu) - 湊かなえ「落日」 気鋭の女性映画監督・長谷部香と、彼女から依頼を受けた駆け出しのぱっとしない脚本家・甲斐千尋。 - [スワン](https://rohenone.net/book/swan) - 呉勝浩「スワン」 ショッピングモールで起こった無差別殺傷事件。3人の犯人のうち1人は仲間割れで殺され、2人は自 - [ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー](https://rohenone.net/book/yellow-white-blue) - ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 英国の公立学校に通う息子との日々をつづったエッ - [変半身(かわりみ)](https://rohenone.net/book/inseparable-kawarimi) - 村田沙耶香「変半身(かわりみ)」 表題作は「サンプル」の松井周との共同取材・原案プロジェクト「insepara - [生命式](https://rohenone.net/book/seimeishiki) - 村田沙耶香「生命式」 ディストピア的な作品を多く書いている作家だが、SF小説のような暗い未来を予言したいわけで - [イッツ・オンリー・トーク](https://rohenone.net/book/its-only-talk) - 絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」 文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。 心を病んで新聞社を辞め、絵を描 - [日本語のために 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集30](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu30) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集30 日本語のために 日本語は世界的に見ても非常に多様な表現形態を持っている。 - [朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ](https://rohenone.net/book/jeju-to-ikaino) - 金時鐘「朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ」 日本の戦後を象徴する詩人の自伝。 1929年に日本の植民地 - [空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―](https://rohenone.net/book/soragaaoikara) - 寮美千子「空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―」 少年刑務所の教室で書かれた57篇の詩。技巧 - [西脇順三郎詩集](https://rohenone.net/book/nishiwakijunzaburo) - 「西脇順三郎詩集」那珂太郎編 西脇順三郎の詩は難解と言われる。時間も場所も飛び越えた奔放なイメージの連なりは、 - [地球にちりばめられて](https://rohenone.net/book/chiribamerarete) - 多和田葉子「地球にちりばめられて」 近未来と思しきヨーロッパを舞台に、言語とアイデンティティの問題を鋭く問う作 - [ほしのこ](https://rohenone.net/book/hoshinoko) - 山下澄人「ほしのこ」 海沿いの小さな小屋。社会の外側で暮らす父と娘。少女は父親から遠くの星から来たと言われて育 - [夏物語](https://rohenone.net/book/natsumonogatari) - 川上未映子「夏物語」 個人の決定が尊重される時代であっても、誕生だけは当人の意志で左右できない。ならば命を生み - [聖なるズー](https://rohenone.net/book/saintzoo) - 濱野ちひろ「聖なるズー」 衝撃的な内容だ。それは題材がセンセーショナルだからではなく、人間関係における本質的な - [古文書返却の旅―戦後史学史の一齣](https://rohenone.net/book/henkyakunotabi) - 網野善彦「古文書返却の旅―戦後史学史の一齣」 戦後まもなく、水産庁の研究所で、全国の漁村に残る古文書を集めよう - [ダリエン地峡決死行](https://rohenone.net/book/dariengap) - 北澤豊雄「ダリエン地峡決死行」 おそらく最も越えるのが難しい国境だろう。 コロンビアとパナマの国境であるダリエ - [掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集](https://rohenone.net/book/a-manual-for-cleaning-women) - 「掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集」 2004年の死後、再評価が進む米国の作家。初の邦訳短編集。 - [滝山コミューン一九七四](https://rohenone.net/book/takiyama1974) - 原武史「滝山コミューン一九七四」 70年代、新興団地の小学校を舞台に行われた民主主義の実践は、全体主義と表裏一 - [わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か](https://rohenone.net/book/wakariaenaikotokara) - 平田オリザ「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」 著者は、学校教育の現場や就職活動で、漠然 - [日本人の英語](https://rohenone.net/book/japanese-english) - マーク・ピーターセン「日本人の英語」 海外を一人旅したと言うと、英語が堪能だと勘違いされることが多い。海外に行 - [窓ぎわのトットちゃん](https://rohenone.net/book/tottochan) - 黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」 戦後最大のベストセラー。少女の成長物語や、教訓に満ちた児童文学としても非常に - [世界天才紀行](https://rohenone.net/book/the-geography-of-genius) - エリック・ワイナー「世界天才紀行」 「その国で尊ばれるものが、洗練される」 “天才”は不規則に生まれるのではな - [ケーキの切れない非行少年たち](https://rohenone.net/book/cakenokirenai) - 宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」 少し遅れて、話題の新書。著者は医療少年院などで働いてきた児童精神科医 - [土に贖う](https://rohenone.net/book/tsuchiniaganau) - 河崎秋子「土に贖う」 北海道を舞台に、移り変わっていった近代産業に従事した人々の姿を描いた短編集。「蛹の家」( - [森があふれる](https://rohenone.net/book/morigaahureru) - 彩瀬まる「森があふれる」 妻の体から発芽して文字通り森になる、というとカフカや安部公房的な不条理小説のようだが - [傲慢と善良](https://rohenone.net/book/goumantozenryo) - 辻村深月「傲慢と善良」 自己評価は低いのに、自己愛はとても強い。いい人だけど、傲慢。そんな現代人の姿を、婚活で - [宮本常一を旅する](https://rohenone.net/book/miyamototuneichiwotabisuru) - 木村哲也「宮本常一を旅する」 宮本常一の足跡を訪ねる旅。ただの紀行文ではなく、宮本民俗学を補い、現代につなぐ優 - [サラバ!](https://rohenone.net/book/saraba) - 西加奈子「サラバ!」 長い。長いが有無を言わせない勢いがあり、読み進める手が止まらなかった。作中にも登場 - [海に生きる人びと](https://rohenone.net/book/uminiikiruhitobito) - 宮本常一「海に生きる人びと」 広い国名が書かれていたという印象的なエピソードから始まる、宮本常一による日本民衆 - [折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー](https://rohenone.net/book/invisible-planets) - ケン・リュウ編「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」 今年は劉慈欣の「三体」が話題になったものの、中国の - [「仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう」](https://rohenone.net/book/osakanohanashi) - 仲野徹「仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう」 仲野徹・大阪大教授と大阪にまつわる専門家らの対談集。テーマは歴 - [橋のない川](https://rohenone.net/book/hashinonaikawa) - 住井すゑ「橋のない川」 「先生、わしは、エッタやいわれるのが一番つらいネ。なんぼ自分でなおそう思うても、エッタ - [キュー](https://rohenone.net/book/9) - 上田岳弘「キュー」 石原莞爾の思想が語られる戦中・戦後、心療内科医の主人公が奇妙な体験をする現代、「個」が廃止 - [死にがいを求めて生きているの](https://rohenone.net/book/sinigaiwomotomete) - 朝井リョウ「死にがいを求めて生きているの」 ゆとり教育を挙げるまでもなく、平成という時代は(表面的には)競争や - [Colorado](https://rohenone.net/music/colorado) - Colorado(コロラド) 今なお精力的な活動を続ける御大だが、もうクレイジー・ホースとの新譜は聴けないかも - [夢も見ずに眠った。](https://rohenone.net/book/yumemomizuni) - 絲山秋子「夢も見ずに眠った。」 仕事が長続きしない夫と金融機関に勤める妻。婿養子として妻の実家に同居している夫 - [藁の王](https://rohenone.net/book/waranoou) - 谷崎由依「藁の王」 デビューしたものの、著作は絶版になった1冊だけという小説家が、大学で創作を教えることになり - [トリニティ](https://rohenone.net/book/trinity) - 窪美澄「トリニティ」 戦後の雑誌文化の興隆期に、ある出版社で知り合った三人の女性の物語。 二十代で華々しいデビ - [図書室](https://rohenone.net/book/tosyoshitsu) - 岸政彦「図書室」 著者の書く文章には、温かな諦念というようなまなざしが常に感じられる。諦念というとネガティブに - [カンバセイション・ピース](https://rohenone.net/book/conversation-piece) - 保坂和志「カンバセイション・ピース」 "conversation piece"。家族の肖像。 築50年の一軒家 - [未来の年表](https://rohenone.net/book/mirainonenpyou) - 河合雅司「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」 「未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること」 - [日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学](https://rohenone.net/book/nihonsyakainosikumi) - 小熊英二「日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学」 正社員が減り、非正規労働者が増えたと言われる。だが - [大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済](https://rohenone.net/book/osakadojimakomeichiba) - 高槻泰郎「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」 江戸時代の堂島米市場は世界初の先物取引市場と言われることもあ - [わたしが・棄てた・女](https://rohenone.net/book/watashigasutetaonnna) - 遠藤周作「わたしが・棄てた・女」 終戦後間もない東京。大学生の吉岡は、世間知らずな少女、森田ミツと体の関係を結 - [旅のラゴス](https://rohenone.net/book/travellinglagos) - 筒井康隆「旅のラゴス」 刊行は1986年だが、近年になって売れ行きが加速し、著者のベストに挙げる人も少なくない - [この世にたやすい仕事はない](https://rohenone.net/book/konoyonitayasui) - 津村記久子「この世にたやすい仕事はない」 前職で燃え尽きた36歳の女性が職安で紹介された仕事を転々としていく連 - [この人の閾](https://rohenone.net/book/konohitonoiki) - 保坂和志「この人の閾」 著者の小説は変わっていて、物語的な起伏がほとんどないだけでなく、登場人物の散漫な会話や - [ヤマネコ・ドーム](https://rohenone.net/book/yamanekodome) - 津島佑子「ヤマネコ・ドーム」 一言で説明するのは難しい。明らかに震災と原発事故を踏まえて書かれた作品だが、時系 - [ファーストラヴ](https://rohenone.net/book/firstlove) - 島本理生「ファーストラヴ」 第159回(2018年上半期)直木賞受賞作。 父親を殺した容疑で逮捕された女子大生 - [12万円で世界を歩く](https://rohenone.net/book/sekaiwoaruku) - 下川裕治「12万円で世界を歩く」 「12万円で世界を歩くリターンズ」 近年、旅の景色は大きく変化した。 名 - [楽園](https://rohenone.net/book/rakuen) - 鈴木光司「楽園」 「リング」の作家のデビュー作だが、ホラーではなく、大人向けのファンタジー。日本ファンタジー大 - [宙の家](https://rohenone.net/book/soranoie) - 大島真寿美「宙の家」 先日発表された直木賞を受賞した作家の単行本デビュー作。 (本作ですばる文学賞最終候補に残 - [日本の中のインド亜大陸食紀行](https://rohenone.net/book/nihonnonakanoindia) - 小林真樹「日本の中のインド亜大陸食紀行」 インドの食文化について書かれた紀行本やレシピ本は珍しくないが、本書の - [宿六・色川武大](https://rohenone.net/book/yadoroku-irokawatakehiro) - 色川孝子「宿六・色川武大」 内省的な純文学作家の色川武大と、無頼の博打打ち作家、阿佐田哲也。二つの顔を生き - [最終便に間に合えば](https://rohenone.net/book/saisyubinni) - 林真理子「最終便に間に合えば」 直木賞受賞作。手練れの恋愛小説。表題作は、かつて恋人だった男女が再会した夜の微 - [空、見た子とか](https://rohenone.net/book/soramitakotoka) - 野田秀樹「空、見た子とか」 野田秀樹の初の長編小説。戯曲と同じく、要約は不可能。荒唐無稽で叙情的な叙事詩。言葉 - [我らが少女A](https://rohenone.net/book/wareragashojyoa) - 高村薫「我らが少女A」 「マークスの山」から始まる合田雄一郎シリーズの最新作。過去の未解決事件を巡り、一人の少 - [エヴリシング・フロウズ](https://rohenone.net/book/everything-flows) - 津村記久子「エヴリシング・フロウズ」 母親と二人暮らしのヒロシを中心に、中学3年の日常を抑制的な筆で綴る。登場 - [むらさきのスカートの女](https://rohenone.net/book/murasakinoskirt) - 今村夏子「むらさきのスカートの女」 化粧っ気が無く、不器用で、いつも公園の決まったベンチに座って子供たちにから - [旅人 ある物理学者の回想](https://rohenone.net/book/tabibito-yukawahideki) - 湯川秀樹「旅人 ある物理学者の回想」 日本人として初めてノーベル賞を受賞した物理学者の、少年期から青年期までを - [海の鳥・空の魚](https://rohenone.net/book/uminotori-soranosakana) - 鷺沢萠「海の鳥・空の魚」 「どんな人にも光を放つ一瞬がある。その一瞬のためだけに、そのあとの長い長い時間をただ - [アメリカひじき・火垂るの墓](https://rohenone.net/book/hotarunohaka) - 野坂昭如「アメリカひじき・火垂るの墓」 「夜更けに火が燃えつき、骨を拾うにもくらがりで見当つかず、そのまま - [Tuscaloosa](https://rohenone.net/music/tuscaloosa) - Neil Young"Tuscaloosa" 1973年2月に米アラバマ州タスカルーサのアラバマ大学で行われた - [あとは野となれ大和撫子](https://rohenone.net/book/atohanotonare) - 宮内悠介「あとは野となれ大和撫子」 直木賞と芥川賞の候補にそれぞれ選ばれ、硬軟幅広い作風を持つ作家の直木賞候補 - [土の記](https://rohenone.net/book/tsuchinoki) - 高村薫「土の記」 純文学/大衆文学という日本独特の線引きにどこまで意味があるのかは別として、現状の日本文学 - [創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史](https://rohenone.net/book/enkawomeguru) - 輪島裕介『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』 「演歌」はいつ成立したのか。 ベネディク - [「右翼」の戦後史](https://rohenone.net/book/uyokunosengoshi) - 安田浩一『「右翼」の戦後史』 日本の政治は、左右や保守、リベラルという軸では説明が難しい。特に右翼の思想は戦前 - [妊娠カレンダー](https://rohenone.net/book/ninshincalendar) - 小川洋子「妊娠カレンダー」 「博士の愛した数式」や「ミーナの行進」のイメージで読むと戸惑うかもしれない。静謐で - [私とは何か 「個人」から「分人」へ](https://rohenone.net/book/watashitohananika) - 平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』 「本当の自分」に囚われることほど、しんどいことはない。著者は - [渦 妹背山婦女庭訓 魂結び](https://rohenone.net/book/uzu-imoseyama) - 大島真寿美「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」 浄瑠璃作者、近松半二の生涯を書く時代小説。近松門左衛門の縁者か弟子の - [銀河鉄道の父](https://rohenone.net/book/gingatetsudounochichi) - 門井慶喜「銀河鉄道の父」 宮沢賢治の父、政次郎の物語。“親バカ”であることが難しかった時代、厳格な父(賢治の祖 - [紀州 木の国・根の国物語](https://rohenone.net/book/kinokuni-nenokuni) - 中上健次「紀州 木の国・根の国物語」 「紀伊半島は海と山と川の三つの自然がまじりあったところである。平野はほと - [アムリタ](https://rohenone.net/book/amrita) - 吉本ばなな「アムリタ」 男好きする母、年の離れた繊細な弟、下宿しているいとこ、訳あって身を寄せている母の幼 - [夜のピクニック](https://rohenone.net/book/yorunopicnic) - 恩田陸「夜のピクニック」 「歩行祭」と呼ばれる高校行事で夜通し歩く生徒たちの姿を描いた青春小説。第2回(200 - [千年の愉楽](https://rohenone.net/book/sennennoyuraku) - 中上健次「千年の愉楽」 “死んだ者や生きている者らの生命があぶくのようにふつふつと沸いている”路地の産婆、オリ - [犬は「びよ」と鳴いていた~日本語は擬音語・擬態語が面白い~](https://rohenone.net/book/inuhabiyotonaiteita) - 山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた~日本語は擬音語・擬態語が面白い~』 わんわん、びりびり、しとしと、つるり。 - [北方探検の英傑 近藤重蔵とその息子](https://rohenone.net/book/hoppoutankennoeiketsu) - 久保田暁一「北方探検の英傑 近藤重蔵とその息子」 江戸時代後期、千島列島をはじめとする蝦夷地を探検し、北方の開 - [花の棺/殺意のまつり](https://rohenone.net/book/hananohitsugi-satsuinomatsuri) - 山村美紗「花の棺」 「殺意のまつり」 ベストセラーであるが故に語られず、忘れられてしまう作家がいる。“女王 - [辺境を歩いた人々](https://rohenone.net/book/henkyowoaruitahitobito) - 宮本常一「辺境を歩いた人々」 日本では、探検家といってもあまり具体的な名前が浮かばない人が多いかもしれない。小 - [星々の舟](https://rohenone.net/book/hoshiboshinofune) - 村山由佳「星々の舟」 第129回(2003年上半期)の直木賞受賞作。ある家族の物語が章ごとに視点を変えて綴られ - [鼻](https://rohenone.net/book/hana) - 曽根圭介「鼻」 後味の悪い短編3本。いずれも設定と構成が秀逸。 表題作は、人間が外見で「ブタ」と「テング」に二 - [オキナワの少年](https://rohenone.net/book/okinawanosyonen) - 東峰夫「オキナワの少年」 芥川賞を受賞しながらも、世間から忘れられてしまった作家は少なくない。著者もその一人に - [京都恋地獄](https://rohenone.net/book/kyotokoijigoku) - 花房観音「京都恋地獄」 京都を舞台とした恋愛ホラー小説。恋した男を失って京都に移り住んだ女性作家の話と、幽霊が - [浮遊霊ブラジル](https://rohenone.net/book/fuyureibrazil) - 津村記久子「浮遊霊ブラジル」 アイルランドへの旅行を前に死んでしまい、未練から浮遊霊となった72歳の男の姿を描 - [献灯使](https://rohenone.net/book/the-emissary) - 多和田葉子「献灯使」 表題作は、原発事故を思わせる大災害を経て鎖国した日本が舞台。老人は死なず、若年層は虚弱で - [京都のおねだん](https://rohenone.net/book/kyotonoonedan) - 大野裕之「京都のおねだん」 本来、モノやサービスの値段は、売り手と買い手との関係性や、その時々の状況などさまざ - [無職無宿虫の息](https://rohenone.net/book/musyokumusyukumushinoiki) - 色川武大「無職無宿虫の息」 「一席、おつきあいをねがいます。らちもない無頼のお話で、暢気なだけがご景物でありま - [現代語訳 完本 浄瑠璃物語](https://rohenone.net/book/jyoururimonogatari) - 信多純一「現代語訳 完本 浄瑠璃物語」 牛若丸と浄瑠璃姫の悲恋物語。「浄瑠璃」という言葉は一般的だが、その語源 - [縮小ニッポンの衝撃](https://rohenone.net/book/syukusyounippon) - NHKスペシャル取材班「縮小ニッポンの衝撃」 2017年に発表された推計では、今後半世紀で日本の人口は約390 - [地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」](https://rohenone.net/book/tizukarakesarerumachi) - 青木美希『地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」』 8年が経ち、ついこの間の出来事のような気 - [まほろば](https://rohenone.net/book/mahoroba) - 蓬莱竜太「まほろば」 第53回(2009年)岸田賞受賞作。 田舎の旧家を舞台とした女性6人の会話劇。“家”のた - [ダークツーリズム](https://rohenone.net/book/darktourism) - 井出明「ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅」 近年注目される「ダークツーリズム」に関する入門書。学術的な内 - [星宿海への道](https://rohenone.net/book/seishukukai) - 宮本輝「星宿海への道」 旅行先のカシュガルで失踪した男を巡る物語。黄河の源流にあるという星宿海に幼い頃から惹か - [ニムロッド](https://rohenone.net/book/nimrod) - 上田岳弘「ニムロッド」 2018年下半期の芥川賞受賞作。 会社の新規事業としてビットコインのマイニングを任され - [新ゴーゴー・アジア](https://rohenone.net/book/gogoasia) - 蔵前仁一「新ゴーゴー・アジア」 名著「ゴーゴー・インド」の姉妹編で、主にインド以外の旅を綴ったイラスト付き - [82年生まれ、キム・ジヨン](https://rohenone.net/book/kim-ji-young-born-1982) - チョ・ナムジュ「82年生まれ、キム・ジヨン」 韓国でベストセラーになった“フェミニズム小説”。1982年生まれ - [緑の底の底・メビウスの時の刻](https://rohenone.net/book/midorinosokonosoko) - 船戸与一「緑の底の底」 中編2本。表題作はベネズエラを舞台に、西洋と先住民族の文化の相克を通奏低音とした冒険小 - [私は河原乞食・考](https://rohenone.net/book/watashihakawarakojiki) - 小沢昭一「私は河原乞食・考」 芸能は社会の周縁から生まれる。ちょうど半世紀前に刊行された名著。新劇俳優の著者は - [その街の今は](https://rohenone.net/book/sonomatinoima) - 柴崎友香「その街の今は」 何気ない日常を描くという、よくある感じの小説だが、大阪の街に対する愛情に富んでいて読 - [春の庭](https://rohenone.net/book/harunoniwa) - 柴崎友香「春の庭」 2014年上半期の芥川賞受賞作。平凡な町の姿やそこで繰り広げられる日常を淡々と見つめ、フィ - [午前零時のサンドリヨン](https://rohenone.net/book/gozenreijinocendrillon) - 相沢沙呼「午前零時のサンドリヨン」 鮎川哲也賞受賞作。本格派の大家の名前を冠する賞からイメージされる内容とは違 - [緋い記憶](https://rohenone.net/book/akaikioku) - 高橋克彦「緋い記憶」 記憶を主題とした短編7本。直木賞受賞作。 幼い頃の記憶が次第に説き明かされていくうちに、 - [満願](https://rohenone.net/book/mangan) - 米澤穂信「満願」 短編集。2014年の「このミステリーがすごい!」ランキングなどで1位に輝いたヒット作。 「夜 - [女が死んでいる](https://rohenone.net/book/onnagashindeiru) - 貫井徳郎「女が死んでいる」 叙述トリックなどの趣向を凝らした短編集。朝起きて隣に一夜を過ごした女が死んでいるの - [平成くん、さようなら](https://rohenone.net/book/heiseikun) - 古市憲寿「平成くん、さようなら」 気鋭の若手学者として脚光を浴び、平成を象徴する人物としてメディアで活躍する平 - [国宝](https://rohenone.net/book/kokuho) - 吉田修一「国宝」 任俠の世界に生まれ、父を失って歌舞伎役者の弟子となった男の一代記。 故郷の長崎を離れ、上 - [工学的ストーリー創作入門/物理学的ストーリー創作入門](https://rohenone.net/book/story-engineering-story-physics) - ラリー・ブルックス「工学的ストーリー創作入門」「物理学的ストーリー創作入門」 著者は、考えながら書き、書き - [哀愁の町に霧が降るのだ](https://rohenone.net/book/kirigafurunoda) - 椎名誠「哀愁の町に霧が降るのだ」 自伝的長編エッセイ。安アパートの薄暗い六畳間で男四人の共同生活。当時の回 - [ある男](https://rohenone.net/book/aruotoko) - 平野啓一郎「ある男」 ミステリータッチの物語に、アイデンティティーを巡る問いかけや、さまざまな社会問題に対する - [て/夫婦](https://rohenone.net/book/te-fufu) - 岩井秀人「て/夫婦」 ハイバイの「て」を初めて観た時は衝撃を受けた。家族の複雑な感情も、過去のトラウマも、何気 - [ギッちょん](https://rohenone.net/book/gicchon) - 山下澄人「ギッちょん」 初期の短編集。木訥とした文章だが、独特のリズムと視点を持って書かれており、丁寧に読み解 - [日本を降りる若者たち](https://rohenone.net/book/nihonwooriru) - 下川裕治「日本を降りる若者たち」 日本社会は必死にその上に載り続けることを個人に強いる。しがみつくのをやめれば - [トム・ソーヤーの冒険](https://rohenone.net/book/the-adventures-of-tom-sawyer) - マーク・トウェイン「トム・ソーヤーの冒険」 米文学を代表する作品の一つで、最も有名なキャラクターとも言えるトム - [Songs For Judy](https://rohenone.net/music/songs-for-judy) - Neil Young "Songs For Judy" 1976年11月の米国ツアーからの22曲。この年は春に - [ストーナー](https://rohenone.net/book/stoner) - ジョン・ウィリアムズ「ストーナー」 評判は聞いていたものの、あらすじだけみれば極めて地味な作品で、長く積んだま - [わくらば日記](https://rohenone.net/book/wakurabanikki) - 朱川湊人「わくらば日記」 人や場所の過去をのぞき見ることが出来るという特殊な能力を持つ「姉さま」との思い出を妹 - [南の島でえっへっへ](https://rohenone.net/book/minaminoshimade) - おがわかずよし「南の島でえっへっへ」 インドや東南アジアは多くの紀行本が出版されているし、バックパッカーの - [日本百名山](https://rohenone.net/book/hyakumeizan) - 深田久弥「日本百名山」 多くの人に影響を与えながらも、実は読んだことのない人も多いという本の筆頭かもしれない。 - [他人の顔](https://rohenone.net/book/taninnokao) - 安部公房「他人の顔」 久しぶりに再読。化学事故で顔を失った男が、本物の顔と見紛うような精巧な仮面を作り、他人と - [バンコク楽宮ホテル](https://rohenone.net/book/bangkokrakkyuhotel) - 谷恒生「バンコク楽宮ホテル」 バンコクのヤワラー(チャイナタウン)にかつてあった安宿、楽宮旅社を舞台とした小説 - [誕生日の子どもたち](https://rohenone.net/book/children-on-their-birthdays) - トルーマン・カポーティ「誕生日の子どもたち」 村上春樹訳によるカポーティの短編集。「無頭の鷹」以外は幼年期を描 - [旅ときどき沈没](https://rohenone.net/book/tabitokidokichinbotsu) - 蔵前仁一「旅ときどき沈没」 一箇所に長逗留することをバックパッカーの間で沈没というが、かつてはインドや東南 - [プレーンソング](https://rohenone.net/book/plainsong) - 保坂和志「プレーンソング」 保坂和志のデビュー作。少し広めのアパートに引っ越した「ぼく」のもとに、友人たちが転 - [人間の大地](https://rohenone.net/book/terre-des-hommes) - サン=テグジュペリ「人間の大地」 飛行士としての経験を綴ったエッセイ集。僚友たちとの友情や、砂漠に不時着し生死 - [夜間飛行](https://rohenone.net/book/voldenuit) - サン=テグジュペリ「夜間飛行」 サン=テグジュペリの名作。徹底したリアリズム小説であると同時に、全編を通じて詩 - [夕子ちゃんの近道](https://rohenone.net/book/yukochannochikamichi) - 長嶋有「夕子ちゃんの近道」 骨董屋の二階に居候することになった「僕」の目を通して、店長、常連客、大家とその孫姉 - [書きあぐねている人のための小説入門](https://rohenone.net/book/kakiaguneteiru) - 保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」 著者の小説は、悲劇でもなければ喜劇でもない、日常描写のような場 - [ぼくは落ち着きがない](https://rohenone.net/book/bokuhaochitsukiganai) - 長嶋有「ぼくは落ち着きがない」 高校の図書部員たちの日常を素朴な筆で綴る。 文化系の青春もの。と言っても、大き - [冒険王](https://rohenone.net/book/boukenou) - 平田オリザ「冒険王」 著者は16歳だった1979年、高校を休学(後に中退)して自転車で世界一周の旅に出た。イス - [ジュライホテルのポーム](https://rohenone.net/book/julyhotel2) - 吉倉槇一「ジュライホテルのポーム」 自分は06年に初めてバンコクを訪れたので、ヤワラー(中華街)が日本人の溜ま - [ジュライホテル バンコクの伝説の安宿](https://rohenone.net/book/julyhotel) - 及川タケシ「ジュライホテル バンコクの伝説の安宿」 バンコクの安宿街といったらカオサン通りが有名(今はもう違う - [あの日、僕は旅に出た](https://rohenone.net/book/anohibokuhatabinideta) - 蔵前仁一「あの日、僕は旅に出た」 初めてのインド、仕事を捨てての長旅、「遊星通信」の発行、「旅行人」の出版、休 - [国境の南、太陽の西](https://rohenone.net/book/south-of-the-border) - 村上春樹「国境の南、太陽の西」 かなり久しぶりに再読。村上春樹の長篇小説は要約が不可能か、要約すると意味を成さ - [世界音痴](https://rohenone.net/book/sekaionchi) - 穂村弘「世界音痴」 歌人、穂村弘のエッセイ集。タイトル通り、世界と自分の間にちょっとしたずれがあって、対人関係 - [SAVE THE CATの法則](https://rohenone.net/book/save-the-cat) - ブレイク・スナイダー「SAVE THE CATの法則」 ハリウッドの脚本家による脚本術の本だが、優れた物語の構 - [海炭市叙景](https://rohenone.net/book/kaitanshijyokei) - 佐藤泰志「海炭市叙景」 不遇のまま夭逝した作家、佐藤泰志の遺作。函館市をモデルとした架空の海炭市を舞台に、人々 - [「ふたりの証拠」「第三の嘘」](https://rohenone.net/book/la-preuve-le-troisieme-mensonge) - アゴタ・クリストフ「ふたりの証拠」 「第三の嘘」 「悪童日記」(原題“Le grand cahier”=大 - [てふてふ荘へようこそ](https://rohenone.net/book/tehutehusou) - 乾ルカ「てふてふ荘へようこそ」 古びたアパート。破格の家賃につられて入居すると、それぞれの部屋に地縛霊が取り憑 - [ウォッチメイカー](https://rohenone.net/book/the-cold-moon) - ジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」 久しぶりの海外ミステリー。「ボーン・コレクター」から始まるリ - [退廃姉妹](https://rohenone.net/book/taihaishimai) - 島田雅彦「退廃姉妹」 東京の裕福な家庭に育った姉妹の戦後の物語。母親を早くに亡くし、一緒に暮らしていた父親は戦 - [獣の奏者](https://rohenone.net/book/kemononosoujya) - 上橋菜穂子「獣の奏者」 久しぶりにファンタジーが読みたくなったので、未読だった人気シリーズを一気読 - [ヴォイス 西のはての年代記II](https://rohenone.net/book/voices) - アーシュラ・K・ル=グウィン「ヴォイス 西のはての年代記II」 「西のはての年代記」第2作。占領下で文字の使用 - [狂人日記](https://rohenone.net/book/kyoujinnikki) - 色川武大「狂人日記」 著者の最後の長篇にして、到達点。他者を求め、他者に遠慮し、他者を諦め、それが独善であるこ - [友は野末に―九つの短篇―](https://rohenone.net/book/tomohanozueni) - 色川武大「友は野末に ―九つの短篇―」 色川武大の短編集。他の単行本に未収録の作品をまとめたものだが、著者らし - [金色機械](https://rohenone.net/book/kinnirokikai) - 恒川光太郎「金色機械」 時代小説×ファンタジー。珍しい組み合わせのようで、実際には漫画や娯楽小説、八犬伝などの - [あの夕陽 牧師館 日野啓三短篇小説集](https://rohenone.net/book/anoyuuhi) - 日野啓三「あの夕陽 牧師館 日野啓三短篇小説集」 日野啓三の短編集。表題の二作に加えて、戦地で失踪した記者の行 - [鞄の中身](https://rohenone.net/book/kabannonakami) - 吉行淳之介「鞄の中身」 長ければ良い小説というものではないし、凝った文章が豊かであるとも言い切れない。吉行淳之 - [ダーク・スター・サファリ カイロからケープタウンへ、アフリカ縦断の旅](https://rohenone.net/book/dark-star-safari) - ポール・セロー「ダーク・スター・サファリ」 米国の作家ポール・セローは若い頃、東アフリカで教師をしていた。作家 - [くるぐる使い](https://rohenone.net/book/kuruguru) - 大槻ケンヂ「くるぐる使い」 ミュージシャンとして活躍する傍ら、作家としても多数の小説やエッセイを発表している大 - [アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン](https://rohenone.net/book/asiamichidoubutsukikou) - 高野秀行「アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン」 ベトナムの「フイハイ」、奄美大島の「ケンモン」 - [不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか](https://rohenone.net/book/fuziminotokkohei) - 鴻上尚史「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」 陸軍の最初の特攻隊「万朶隊」の隊員で、9回出撃し、通常 - [海と毒薬](https://rohenone.net/book/umitodokuyaku) - 遠藤周作「海と毒薬」 戦時中に九州帝大で行われた米兵捕虜に対する生体解剖事件を題材とした作品。著者の初期の代表 - [天災から日本史を読みなおす](https://rohenone.net/book/tensaikaranihonsiwo) - 磯田道史「天災から日本史を読みなおす ―先人に学ぶ防災」 過去の地震や津波、噴火の規模を古文書や日記から探り、 - [想像ラジオ](https://rohenone.net/book/souzouradio) - いとうせいこう「想像ラジオ」 「想像」という電波に乗せて死者が語るラジオ。 震災が題材というだけで懐疑的な気持 - [ボラード病](https://rohenone.net/book/bollard) - 吉村萬壱「ボラード病」 直接には描かれていないが、震災と原発事故を強く意識した小説。“素晴らしいふるさと”への - [深い河](https://rohenone.net/book/deep-river) - 遠藤周作「深い河」 著者の最晩年の作品で、生涯のテーマである宗教と日本人に関する考察の到達点とも言うべき長編。 - [美しい顔](https://rohenone.net/book/utsukusiikao) - 北条裕子「美しい顔」(群像2018年6月号) 震災で母を亡くした少女が、日常に戻ることを拒絶するかのようにカメ - [生家へ](https://rohenone.net/book/seikahe) - 色川武大「生家へ」 阿佐田哲也名義の作品には家族の話はあまり出てこないが、色川武大の小説では生家と父親のことが - [小林賢太郎戯曲集 home FLAT news](https://rohenone.net/book/home-flat-news) - 「小林賢太郎戯曲集 home FLAT news」 ラーメンズの戯曲集。といっても長いものではなく、ト書きもは - [ここは退屈迎えに来て](https://rohenone.net/book/kokohataikutsu) - 山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」 郊外の国道沿いにチェーンのレストランや衣料品店が並ぶ無個性な地方都市。そん - [グランド・フィナーレ](https://rohenone.net/book/grandfinale) - 阿部和重「グランド・フィナーレ」 解説で高橋源一郎が変な小説だと述べているが、個人的には変どまりの小説だと思っ - [ぬるい毒](https://rohenone.net/book/nuruidoku) - 本谷有希子「ぬるい毒」 自意識過剰で劣等感をこじらせた主人公と下衆な男。タイトルの通り、最初から最後まで嫌な感 - [たそがれ清兵衛](https://rohenone.net/book/tasogaresebe) - 藤沢周平「たそがれ清兵衛」 病に伏せる妻と暮らす「たそがれ清兵衛」ほか、8人の剣士を描いた短編集。どれも短い中 - [幕末あどれさん](https://rohenone.net/book/bakumatuadolescents) - 松井今朝子「幕末あどれさん」 タイトル(adolescents)通り幕末を舞台とした青春小説。といってもありが - [吉原手引草](https://rohenone.net/book/yoshiwaratebiki) - 松井今朝子「吉原手引草」 吉原で起きた花魁失踪事件を巡って、関係者一人一人の語りで徐々に真実を明らかにしていく - [告白](https://rohenone.net/book/kokuhaku-machida) - 町田康「告白」 あまりに思弁的で、百姓としても侠客としても生きられず、身を滅ぼしていく主人公・熊太郎。 「河内 - [安政五年の大脱走](https://rohenone.net/book/ansei5nennodaidassou) - 五十嵐貴久「安政五年の大脱走」 断崖絶壁の山の上、天然の要塞に捉えられた南津和野藩士51人。武士の誇りや友情や - [仲蔵狂乱](https://rohenone.net/book/nakazokyoran) - 松井今朝子「仲蔵狂乱」 孤児の身の上から歌舞伎の大看板まで駆け上がった初代中村仲蔵の生涯を描く。どん底の下積み - [手鎖心中](https://rohenone.net/book/tegusarisinjyu) - 井上ひさし「手鎖心中」 言葉遊びの得意な井上ひさしらしい軽妙な時代小説。大店の若旦那が戯作者目指して自ら手鎖の - [ひとごろし](https://rohenone.net/book/hitogorosi) - 山本周五郎「ひとごろし」 勝ち目のない強敵を、遠巻きに精神的に追い詰めていく。臆病侍の上意討を描く表題作の「ひ - [阿蘭陀西鶴](https://rohenone.net/book/hollandsaikaku) - 朝井まかて「阿蘭陀西鶴」 西鶴を盲目の娘の視点から描く時代小説。評伝であり、父娘の物語でもある。俳諧師として名 - [銀二貫](https://rohenone.net/book/ginnikan) - 高田郁「銀二貫」 大坂を舞台にした時代小説の傑作。仇討ちで父を亡くした武家の少年が商家の丁稚となって――という - [宇喜多の捨て嫁](https://rohenone.net/book/ukitanosuteyome) - 木下昌輝「宇喜多の捨て嫁」 戦国時代屈指の悪役で、謀将、梟雄と恐れられた宇喜多直家をめぐる連作短編集。表題作は - [花と火の帝](https://rohenone.net/book/hanatohinomikado) - 隆慶一郎「花と火の帝」 江戸時代初めの京都を舞台に、禁裏と徳川幕府の熾烈な戦いを描いた隆慶一郎の未完の遺作。登 - [夜を賭けて](https://rohenone.net/book/yoruwokakete) - 梁石日「夜を賭けて」 青々と茂った木々の間を、家族連れや観光客、ジョギングで汗を流す男女が行き交う。広大な敷地 - [ソングライン](https://rohenone.net/book/songline) - ブルース・チャトウィン「ソングライン」 オーストラリアの先住民アボリジナルは、広大な大地の上にソングラインと呼 - [きなりの雲](https://rohenone.net/book/kinarinokumo) - 石田千「きなりの雲」 編み物教室で講師を務める40代の女性を主人公とした恋愛小説。別れた恋人と再び縁がつながっ - [中島らもエッセイ・コレクション](https://rohenone.net/book/nakajimaramo-essay-collection) - 「中島らもエッセイ・コレクション」(小堀純・編) 中島らものエッセイ集。「生い立ち・生と死」「酒・煙草・ドラッ - [花柳界の記憶 芸者論](https://rohenone.net/book/geisharon) - 岩下尚史「花柳界の記憶 芸者論」 芸者。日本文化のアイコンの一つとされながら、その実態はよく知られていない。遊 - [阿弥陀堂だより](https://rohenone.net/book/amidadodayori) - 南木佳士「阿弥陀堂だより」 主人公は中年の売れない作家。エリート医師としてのキャリアを積みながら、パニック障害 - [夜への長い旅路](https://rohenone.net/book/longdaysjourneyintonight) - ユージン・オニール「夜への長い旅路」 ユージン・オニールの自伝的戯曲。麻薬に溺れる母、卑小な父、自堕落な生活を - [アンナ・クリスティ](https://rohenone.net/book/anna-christie) - ユージン・オニール「アンナ・クリスティ」 ユージン・オニールの代表作の一つ。1930年公開の映画はグレタ・ガル - [ダイヤモンドダスト](https://rohenone.net/book/diamonddust) - 南木佳士「ダイヤモンドダスト」 信州の別荘地に建つ病院で働く看護師や医師を主人公とした短編集。シンプルだが澄ん - [永い言い訳](https://rohenone.net/book/nagaiiiwake) - 西川美和「永い言い訳」 バス事故で妻を亡くした小説家と、幼い子供二人と共に残されたトラック運転手。妻同士が親友 - [空飛ぶ馬](https://rohenone.net/book/soratobuuma) - 北村薫「空飛ぶ馬」 事件がなくてもミステリーは成立することを示す爽やかな短編集。日常に起こるちょっとした謎を、 - [煙か土か食い物](https://rohenone.net/book/kemurikatutika) - 舞城王太郎「煙か土か食い物」 コアなファンのいる舞城王太郎のデビュー作。ミステリというよりは、家族の物語。 舞 - [慟哭](https://rohenone.net/book/doukoku) - 貫井徳郎「慟哭」 娘を失い新興宗教にはまっていく男と、連続幼女誘拐殺人事件を追う警視庁捜査一課長の物語が交互に - [罪の声](https://rohenone.net/book/tuminokoe) - 塩田武士「罪の声」 昭和史の謎の一つ、グリコ・森永事件を題材に、犯人グループの子供たちのその後と、未解決事件を - [13・67](https://rohenone.net/book/13・67) - 陳浩基「13・67」 香港の警察組織を舞台とした連作短編で、「社会派」と「本格派」というミステリーの二つの潮流 - [フルハウス](https://rohenone.net/book/fullhouse) - 柳美里「フルハウス」 表題作は泉鏡花文学賞と野間文芸新人賞を受賞した著者の初期の代表作の一つ。 ばらばらになっ - [夜と霧](https://rohenone.net/book/trotzdem-ja-zum-leben-sagen) - V.E.フランクル「夜と霧」 精神科医が自身の収容所体験を綴った本書は、二十世紀を代表する書物の一つだろう。「 - [愛が挟み撃ち](https://rohenone.net/book/aigahasamiuchi) - 前田司郎「愛が挟み撃ち」 不妊治療に取り組む夫婦と、夫の親友を巡る歪な三角関係を描いた中編小説。無精子症の夫と - [俳優・亀岡拓次](https://rohenone.net/book/kameokatakuji) - 戌井昭人「俳優・亀岡拓次」 著者の作品を一言で評するなら、なんてことないのになんだか面白い。登場人物は皆どこか - [カブールの園](https://rohenone.net/book/kabulnosono) - 宮内悠介「カブールの園」 芥川賞候補になった表題作は、幼い頃に受けたいじめや差別の記憶と、過干渉な母との関係に - [西南役伝説](https://rohenone.net/book/seinanekidensetsu) - 石牟礼道子「西南役伝説」 西南戦争を体験した古老の話の聞き書き。「苦海浄土」と並ぶ著者の代表作とされながら、絶 - [屈辱ポンチ](https://rohenone.net/book/kutujyokupunch) - 町田康「屈辱ポンチ」 十数年ぶりに再読。著者の作品は高校生の時に「夫婦茶碗」を読んで爆笑して以来、新刊が出ると - [いつも旅のなか](https://rohenone.net/book/itumotabinonaka) - 角田光代「いつも旅のなか」 著者の作品を読むようになったのは比較的最近で、バックパッカーのような旅をしていたこ - [津波の霊たち 3・11 死と生の物語](https://rohenone.net/book/ghosts-of-the-tsunami) - リチャード・ロイド・パリー「津波の霊たち 3・11 死と生の物語」 英「ザ・タイムズ」紙の東京支局長による被災 - [人形の家](https://rohenone.net/book/a-dolls-house) - イプセン「人形の家」 1879年に発表されたイプセンの名作。近代劇の到来を告げる作品であり、家庭における女 - [2017年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2017) - 2017年に読んだ本は124冊(前年比6↓)、4万2516ページ(同1137↓)。 まずは何といっても池 - [再婚](https://rohenone.net/book/saikon) - 吉村昭「再婚」 人生の何気ない場面を捉えた短編集。著者の作品は「羆嵐」などの記録文学や評伝系の長編しか読んだこ - [新ゴーゴー・インド](https://rohenone.net/book/gogoindia) - 蔵前仁一「新ゴーゴー・インド」 インド旅行記のロングセラー。出版社/雑誌の「旅行人」を主宰する著者の原点であり - [昭和の犬](https://rohenone.net/book/showanoinu) - 姫野カオルコ「昭和の犬」 2013年下半期の直木賞受賞作。戦後に生まれ、「昭和」とともに育った少女の半生を、私 - [もうひとつのワンダー](https://rohenone.net/book/auggie-and-me) - R.J.パラシオ「もうひとつのワンダー」 「ワンダー Wonder」で描かれなかった三つの物語。後日譚ではなく - [異類婚姻譚](https://rohenone.net/book/iruikonintan) - 本谷有希子「異類婚姻譚」 2015年下半期の芥川賞受賞作。 「異類婚姻譚」と言えば古くからある説話の一類型だが - [海の見える理髪店](https://rohenone.net/book/uminomierurihatsuten) - 荻原浩「海の見える理髪店」 2016年上半期の直木賞受賞作。短編のお手本とでもいうような、良質な6編の物語。 - [ワンダー Wonder](https://rohenone.net/book/wonder) - R.J.パラシオ「ワンダー Wonder」 「オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は」 遺伝子疾患で“特 - [行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険](https://rohenone.net/book/robatomorocco) - 春間豪太郎「行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険」 ロバに荷車を引かせてモロッコを南北に - [4TEEN](https://rohenone.net/book/4teen) - 石田衣良「4TEEN」 2003年上半期の直木賞を受賞した著者の代表作の一つ。都会に住む現代の少年の姿を描きつ - [流](https://rohenone.net/book/ryu) - 東山彰良「流」 2015年上半期の直木賞受賞作。この回は芥川賞の又吉直樹「火花」が話題をほぼ独占してしまったが - [日本文学盛衰史](https://rohenone.net/book/nihonbungakuseisuishi) - 高橋源一郎「日本文学盛衰史」 小説はうそをつきやすい。真顔で出鱈目を書き連ね、うそと真実の境界を無効化してしま - [エキゾティカ](https://rohenone.net/book/exotica) - 中島らも「エキゾティカ」 上海からバリ、インドまで、アジアのさまざまな国を舞台にした中島らもの短編集。寓話のよ - [おいしい中東・イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅](https://rohenone.net/book/orient-gourmet) - サラーム海上「おいしい中東 オリエントグルメ旅」 トルコ、レバノン、モロッコ、エジプト、イエメン、イスラエル。 - [入門 東南アジア近現代史](https://rohenone.net/book/history-of-southeast-asia) - 岩崎育夫「入門 東南アジア近現代史」 1年半ほど前、バリン会談を再現したマーク・テのパフォーマンスを見て、マレ - [完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに](https://rohenone.net/book/ikainosyounengurentai) - 黄民基「完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに」 生野区から東成区にまたがる猪飼野地域は、現在も多くの在日 - [ロック母](https://rohenone.net/book/rock-mother) - 角田光代「ロック母」 1992~2006年に書かれた作品を集めた短編集。文学的修辞を用いずに、人間関係の微妙な - [百年泥](https://rohenone.net/book/hyakunendoro) - 石井遊佳「百年泥」 新潮新人賞、芥川賞受賞作。主人公はチェンナイで暮らす日本語教師の女性。大洪水の翌日に橋の上 - [ボロ家の春秋](https://rohenone.net/book/boroyanosyunjyu) - 梅崎春生「ボロ家の春秋」 梅崎春生には「桜島」など戦争を題材とした作品群と庶民の生活を描いたものがあり、こちら - [九年前の祈り](https://rohenone.net/book/kyunenmaenoinori) - 小野正嗣「九年前の祈り」 表題作以外の短編も同じ集落を舞台にしており、全体として土地を描いているという点では中 - [先天性極楽伝](https://rohenone.net/book/sentenseigokurakuden) - 阿佐田哲也「先天性極楽伝」 純文学と大衆小説両方の顔を持つ色川武大/阿佐田哲也の作品では、エンタメ側に振り切っ - [とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起](https://rohenone.net/book/togenuki) - 伊藤比呂美「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」 身辺雑記である。私小説と呼ぶべきか、エッセイと呼ぶべきか、あるいは散文 - [てんのじ村](https://rohenone.net/book/tennojimura) - 難波利三「てんのじ村」 大阪・天王寺の南にあった「てんのじ村」を舞台とした芸人たちの物語。かつての大阪の姿が哀 - [愛撫 静物 庄野潤三初期作品集](https://rohenone.net/book/aibu-seibutsu) - 「愛撫 静物 庄野潤三初期作品集」 庄野潤三はなかなか不思議な作家で、平易で親しみやすい文章の中に、どこか捉え - [虫喰仙次](https://rohenone.net/book/musikuisenji) - 色川武大「虫喰仙次」 小説には作家のさまざまなコンプレックスが書かれ、あるいは滲み出ている。人に理解されない劣 - [密林の語り部](https://rohenone.net/book/the-storyteller) - バルガス・リョサ「密林の語り部」 ペルーの作家、バルガス・リョサの代表作の一つ。都会の生活と出自を捨て、密林の - [「新しき村」の百年 〈愚者の園〉の真実](https://rohenone.net/book/atarashikimura) - 前田速夫『「新しき村」の百年 〈愚者の園〉の真実』 恥ずかしながら、「新しき村」が今も残っていることを最近まで - [犬はいつも足元にいて](https://rohenone.net/book/inuhaitumoasimotoni) - 大森兄弟「犬はいつも足元にいて」 兄弟作家のデビュー作。文藝賞受賞作。共作の成果だろう削ぎ落とした文体で、離婚 - [嘘つきアーニャの真っ赤な真実](https://rohenone.net/book/usotsukianya) - 米原万里「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 エッセイの名手である著者が、チェコのソビエト学校時代の友人たちについ - [だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人](https://rohenone.net/book/dakaraibashoga) - 水谷竹秀「だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人」 バンコクにある日本企業のコール - [風の歌を聴け](https://rohenone.net/book/kazenoutawokike) - 村上春樹「風の歌を聴け」 「羊をめぐる冒険」以降の作品は時々読み返してきたが、デビュー作である「風の歌を聴け」 - [信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来](https://rohenone.net/book/sinyounosinseiki) - 斉藤賢爾「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」 ブロックチェーンの技術がもたらす社会経済の未来像。それはデ - [アンドロイドは電気羊の夢を見るか?](https://rohenone.net/book/do-androids-dream-of-electric-sheep) - フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 いまさら感想を語るのがはばかられるほど名高く、 - [影裏](https://rohenone.net/book/eiri) - 沼田真佑「影裏」 文学界新人賞と芥川賞の受賞作。仕事で赴任した岩手で知り合った日浅という友人との関係を軸とした - [アラビアの夜の種族](https://rohenone.net/book/arabian-nightbreeds) - 古川日出男「アラビアの夜の種族」 古川日出男版「千夜一夜物語」。2段組約700ページ。文庫版は3巻で1000ペ - [臣女](https://rohenone.net/book/omionna) - 吉村萬壱「臣女」 夫の不倫をきっかけに精神に異常を来し、身体の巨大化が始まった妻との日々。 およそ人間とは思え - [異国トーキョー漂流記](https://rohenone.net/book/ikoku-tokyo) - 高野秀行「異国トーキョー漂流記」 コンゴで幻獣を探し、東南アジアのアヘン栽培村に住み込み、無政府状態のソマリア - [桜島・日の果て・幻化](https://rohenone.net/book/sakurajima) - 梅崎春生「桜島・日の果て・幻化」 出世作「桜島」、絶筆の「幻化」のほか、「日の果て」「風宴」を収録。 梅崎春生 - [古事記 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集07](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu01) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集01 古事記 池澤夏樹編の日本文学全集。第1巻では編者自ら古事記の新訳に取り組 - [枕草子/方丈記/徒然草 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集07](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu07) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集07 枕草子/方丈記/徒然草 「山が崩れて、川を埋めた。平らなはずの海が、斜め - [もぎりよ今夜も有難う](https://rohenone.net/book/mogiriyo) - 片桐はいり「もぎりよ今夜も有難う」 映画というより映画館にまつわるエッセイ集。銀幕に憧れて育ち、銀座文化劇場( - [彼の娘](https://rohenone.net/book/karenomusume) - 飴屋法水「彼の娘」 飴屋法水は1961年生まれ。唐十郎の状況劇場を経て劇団グランギニョルを旗揚げし、その後、現 - [鳳仙花](https://rohenone.net/book/housenka) - 中上健次「鳳仙花」 十数年ぶりに再読。「路地」という極めて小さな世界を描きながら神話的といわれる中上健次 - [ブルーシート](https://rohenone.net/book/bluesheet) - 飴屋法水「ブルーシート」 現代美術の領域でも活躍してきた飴屋法水の作・演出で、2013年に福島県の高校生によっ - [The Visitor](https://rohenone.net/music/the-visitor) - Neil Young + Promise of the Real "The Visitor" 毎年のように新作 - [ファミコンとその時代](https://rohenone.net/book/famicom) - 上村雅之、細井浩一、中村彰憲「ファミコンとその時代」 ビデオゲームの誕生から、ファミコンの登場、流行まで。主著 - [しろばんば](https://rohenone.net/book/sirobanba) - 井上靖「しろばんば」 伊豆・湯ケ島で過ごした幼年時代を描いた井上靖の自伝的小説。血の繫がりのない祖母との関係を - [ビニール傘](https://rohenone.net/book/vinyl-umbrella) - 岸政彦「ビニール傘」 社会学者としてさまざまな人生に触れてきた著者の小説デビュー作。エッセイ「断片的なものの社 - [あすなろ物語](https://rohenone.net/book/asunaromonogatari) - 井上靖「あすなろ物語」 自分が何者にもなれないのかもしれないという現実を、人が初めて見つめるのはいつのことだろ - [夏の砦](https://rohenone.net/book/natsunotoride) - 辻邦生「夏の砦」 辻邦生の初期の長編。中世のタピスリに惹かれ、北欧で染織工芸を学ぶ支倉冬子の魂の遍歴を、彼女が - [とんでも春画 妖怪・幽霊・けものたち](https://rohenone.net/book/tondemosyunga) - 鈴木堅弘「とんでも春画 妖怪・幽霊・けものたち」 江戸時代、春画は決して異端の芸術ではなく、大衆的な広がりを持 - [しあわせの理由](https://rohenone.net/book/reasons-to-be-cheerful) - グレッグ・イーガン「しあわせの理由」 「ディアスポラ」に続いて、グレッグ・イーガンをもう一冊。 表題作を含む9 - [息子と狩猟に](https://rohenone.net/book/musukotosyuryoni) - 服部文祥「息子と狩猟に」 登山家で猟師でもある著者の初の小説。命を巡る普遍的な問いを突きつけてくる表題作と、高 - [ディアスポラ](https://rohenone.net/book/diaspora) - グレッグ・イーガン「ディアスポラ」 ちょっと何言ってるか分からないという小説はいろいろあるけれど、グレッグ・イ - [夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語](https://rohenone.net/book/nocturnes) - カズオ・イシグロ「夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」 カズオ・イシグロの短編集。音楽をめぐる五つの物語 - [花のさかりは地下道で](https://rohenone.net/book/hananosakariha) - 色川武大「花のさかりは地下道で」 文章に触れ、この人のようなまなざしを持ちたいと感じる人が何人かいる。 ここ数 - [魂でもいいから、そばにいて ―3・11後の霊体験を聞く](https://rohenone.net/book/tamasiidemo) - 奥野修司「魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く」 「霊体験」と聞くとオカルトか特別な現象のよう - [私の旧約聖書](https://rohenone.net/book/watashinokyuyaku) - 色川武大「私の旧約聖書」 色川武大という信仰からは最も遠いイメージを持つ作家が綴る、旧約聖書についての随想。 - [贋作・桜の森の満開の下](https://rohenone.net/book/nisesaku-sakuranomori) - 野田秀樹「贋作・桜の森の満開の下」 「夢の遊眠社」時代の代表作の一つ。再演を重ね、今年8月には「野田版・桜の森 - [断片的なものの社会学](https://rohenone.net/book/danpentekinamono) - 岸政彦「断片的なものの社会学」 読書の喜びは、知らないことを知ることと、それ以上に、自分が感じていること――悲 - [シラノ・ド・ベルジュラック (光文社古典新訳文庫)](https://rohenone.net/book/cyrano-de-bergerac) - ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」 渡辺守章訳 (光文社古典新訳文庫) フランス演劇の代表作の一つで、映画 - [路地の子](https://rohenone.net/book/rojinoko) - 上原善広「路地の子」 大阪・更池の“路地”に生まれ育った著者が書いた父の一代記。冒頭の「とば」(屠場)の詳細な - [邂逅の森](https://rohenone.net/book/kaikounomori) - 熊谷達也「邂逅の森」 誰かの人生を追体験できる小説は少ない。優れた作品であっても、大抵は一歩引いた立場からの鑑 - [死体は語る](https://rohenone.net/book/shitaihakataru) - 上野正彦「死体は語る」 監察医として30年あまり、さまざまな事件・事故の変死体と向き合ってきた著者によるエッセ - [性・差別・民俗](https://rohenone.net/book/sei-sabetsu-minzoku) - 赤松啓介「性・差別・民俗」 赤松啓介は1909年生まれ。左翼運動で投獄された経験を持つ反骨の民俗学者。本書は「 - [悪童日記](https://rohenone.net/book/le-grand-cahier) - アゴタ・クリストフ「悪童日記」 第二次世界大戦下のハンガリーと思しき国で、<大きな町>から<小さな町>の祖母の - [言い寄る](https://rohenone.net/book/iiyoru) - 田辺聖子「言い寄る」 恋愛小説の大家の70年代の作品。当時はこれが自立した新しいヒロイン像だったのかもしれない - [迷路館の殺人](https://rohenone.net/book/meirokan) - 綾辻行人「迷路館の殺人」 館シリーズの第3作。二重に仕掛けがあって遊び心に富んだ作品。 大御所作家の館に若手作 - [洞窟オジさん](https://rohenone.net/book/dokutsuojisan) - 加村一馬「洞窟オジさん」 著者の加村一馬氏は1946年、群馬県生まれ。13歳の時に、両親の虐待から逃れて足尾銅 - [日本アパッチ族](https://rohenone.net/book/japanese-apache) - 小松左京「日本アパッチ族」 現在、大阪ビジネスパークとしてビルが立ち並ぶ一帯から大阪城公園にかけては、戦前は大 - [梅里雪山 十七人の友を探して](https://rohenone.net/book/meili-xueshan) - 小林尚礼「梅里雪山 十七人の友を探して」 1991年、京大学士山岳会と中国登山協会の合同登山隊17人が、未踏峰 - [評伝 石牟礼道子―渚に立つひと](https://rohenone.net/book/biography-isimuremichiko) - 米本浩二「評伝 石牟礼道子―渚に立つひと」 代表作の「苦海浄土」は言うまでも無く、「椿の海の記」や「十六夜橋」 - [日本三文オペラ](https://rohenone.net/book/japanese-threepenny-opera) - 開高健「日本三文オペラ」 小松左京の「日本アパッチ族」に続いて、開高健がアパッチ族を題材に書いた小説「日本三文 - [旅行人166号(インド、さらにその奥へ、1号だけ復刊号)](https://rohenone.net/book/ryokojin166) - 「旅行人166号(インド、さらにその奥へ、1号だけ復刊号)」 6年前に休刊した「旅行人」がまさかの復刊! 1号 - [ドキュメント生還 -山岳遭難からの救出](https://rohenone.net/book/document-sangakusonan) - 羽根田治「ドキュメント生還 -山岳遭難からの救出」 遭難に至る過程と、いかに生き延びたかのドキュメント。とても - [紀伊物語](https://rohenone.net/book/kiimonogatari) - 中上健次「紀伊物語」 「大島」「聖餐」の2部構成。物語としては一続きだが、発表時期は5年ほど離れており、作 - [海も暮れきる](https://rohenone.net/book/umimokurekiru) - 吉村昭「海も暮れきる」 「こんなよい月を一人で見て寝る」 「咳をしても一人」 東京帝大を卒業し、大手保険会社の - [ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー](https://rohenone.net/book/soul-music-lovers-only) - 山田詠美「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」 著者の初期の代表作で、直木賞受賞作。ソウル・ミュージック - [戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇](https://rohenone.net/book/hattamotoo-sakuratai) - 堀川惠子「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と『桜隊』の悲劇」 広島で被爆し、全滅した劇団「桜隊」は、井 - [廃市](https://rohenone.net/book/haishi) - 福永武彦「廃市」 ひと夏、親戚の紹介で旧家の世話になることになった語り手の青年。そこで美しい姉妹と、姉の夫を巡 - [小説「聖書」](https://rohenone.net/book/the-book-of-god) - ウォルター・ワンゲリン 小説「聖書」旧約篇上・下、新約篇 神学者でもあり、作家でもある著者が、聖書の膨大 - [砂のクロニクル](https://rohenone.net/book/sunanochronicle) - 船戸与一「砂のクロニクル」 イスラム革命後のイラン北西部マハバードを舞台に、独立を求めて戦うクルド人ゲリラ - [すべてがFになる](https://rohenone.net/book/the-perfect-insider) - 森博嗣「すべてがFになる」 20年ほど前のベストセラーを今さらながら。 舞台は孤島の研究所。幼少期に両親を殺し - [日の名残り](https://rohenone.net/book/the-remains-of-the-day) - カズオ・イシグロ「日の名残り」 1989年のブッカー賞受賞作。 語り手の執事スティーブンスは、四角四面の、現代 - [何でも見てやろう](https://rohenone.net/book/nandemomiteyarou) - 小田実「何でも見てやろう」 旅行記の古典。60~70年代、本書を読んで多くの若者が海を渡った。 著者は1959 - [怪獣記](https://rohenone.net/book/kaijyuki) - 高野秀行「怪獣記」 トルコ東部のワン湖に棲むという謎の巨大生物ジャナワールの真偽を探る旅。 コンゴを舞台にした - [ぴんぞろ](https://rohenone.net/book/pinzoro) - 戌井昭人「ぴんぞろ」 表題作は、受賞作の無かった2011年上半期の芥川賞候補作。文藝春秋の選評掲載号に候補作6 - [唐版 滝の白糸 他二篇](https://rohenone.net/book/karaban-takinoshiraito) - 唐十郎「唐版 滝の白糸 他二篇」 唐十郎の作品は10本くらい見ていて、小説(「佐川君からの手紙」)も読んでいる - [血と夢](https://rohenone.net/book/blood-and-dream) - 船戸与一「血と夢」 冒険小説の大家、船戸与一の初期の作品。1982年刊。 舞台はソ連侵攻直後のアフガニスタン。 - [日本アルプス―登山と探検](https://rohenone.net/book/japanese-alps) - ウォルター・ウェストン「日本アルプス―登山と探検」 W.ウェストンの名前は山歩きをする人間なら一度は聞いたこと - [図説「最悪」の仕事の歴史](https://rohenone.net/book/worst-jobs-in-history) - トニー・ロビンソン『図説「最悪」の仕事の歴史』 人間は有史以来、さまざまな仕事を生みだしてきた。この本("Th - [小説 阿佐田哲也](https://rohenone.net/book/asadatetsuya) - 色川武大「小説 阿佐田哲也」 伝説の雀士であり、戦後を代表する大衆小説の一つ「麻雀放浪記」の主人公“坊や哲”で - [アイデア大全](https://rohenone.net/book/idea-tool-dictionary) - 読書猿「アイデア大全」 その名の通り、“発想法”の事典。古今東西の発想法、アイデアの出し方、視点の変え方、考え - [ホサナ](https://rohenone.net/book/hosanna) - 町田康「ホサナ」 大傑作「告白」に匹敵する約700ページの大作。愛犬家の主人公は、ある日、“日本くるぶし”と名 - [白いメリーさん](https://rohenone.net/book/shiroimary) - 中島らも「白いメリーさん」 中島らもの短編集。商店街のおやじたちが殺し合う「日の出通り商店街いきいきデー」など - [おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国](https://rohenone.net/book/okashina-zipang) - 宮田珠己「おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国」 「十七世紀のオランダ人が見た日本」が非常に - [パラレル](https://rohenone.net/book/parallel) - 長嶋有「パラレル」 デビュー作「サイドカーに犬」、芥川賞受賞作「猛スピードで母は」から、人間同士の微妙な距離感 - [生死を分ける転車台](https://rohenone.net/book/seishiwowakerutenshadai) - 西村京太郎「生死を分ける転車台」 500冊以上(!)の著書があるという多作な作家だが、これまで作品に触れたこと - [グアテマラの弟](https://rohenone.net/book/guatemala-brother) - 片桐はいり「グアテマラの弟」 エッセイの名手とは聞いたことがあったが、これほど素敵な文章を書く人だとは。グアテ - [良寛 旅と人生 <ビギナーズ・クラシックス 日本の古典>](https://rohenone.net/book/ryoukan) - 松本市壽「良寛 旅と人生 」 非常によくまとまっていて入門にも最適の一冊。個人的には良寛というと漢詩のイメージ - [曾根崎心中・冥途の飛脚ほか](https://rohenone.net/book/sonezakisinjyu) - 近松門左衛門「曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇」 掛詞などを多用した浄瑠璃の特殊な文体は、慣れない身には意味を掴 - [池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu10) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10 能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮 - [池澤夏樹=個人編集 日本文学全集03](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu03) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集03 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 中高の授業で古典嫌 - [池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu08) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08 日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 鎌倉時代に成立したとされる「 - [平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu09) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 古川日出男訳「平家物語」 祇園精舎の鐘の声/諸行無常の響きあり/沙羅双樹 - [好色一代男、雨月物語ほか 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集11](https://rohenone.net/book/nihonbungakuzensyuu11) - 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集11 好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美 江戸文学の豊かさとレベルの - [西行 魂の旅路 <ビギナーズ・クラシックス 日本の古典>](https://rohenone.net/book/saigyo) - 西澤美仁「西行 魂の旅路 」 和歌を解するような風雅な心も知識も無いけれど、西行から芭蕉、山頭火に至る旅する歌 - [黒いトランク](https://rohenone.net/book/blacktrunk) - 鮎川哲也「黒いトランク」 ミステリーにおいて、第一に重要なのはトリックであるという「本格」と呼ばれるに相応しい - [フィリピンパブ嬢の社会学](https://rohenone.net/book/sociology-of-philippines-pub) - 中島弘象「フィリピンパブ嬢の社会学」 新書で、このタイトル。新書に多い「タイトルだけ秀逸」という“出落ち”を警 - [勝手にふるえてろ](https://rohenone.net/book/kattenihuruetero) - 綿矢りさ「勝手にふるえてろ」 主人公は、誰とも付き合ったことが無いまま26歳になってしまったオタク女子。中学生 - [世界最低最悪の旅](https://rohenone.net/book/saiteisaiakunotabi) - 蔵前仁一編「世界最低最悪の旅」 終わってみれば、旅はトラブルこそが面白い。下痢で悶絶し、ハードな移動で消耗し、 - [十七世紀のオランダ人が見た日本](https://rohenone.net/book/17c-nederland-japan) - フレデリック・クレインス「十七世紀のオランダ人が見た日本」 十七世紀、日本の姿がどうヨーロッパの国々に紹介され - [劇場](https://rohenone.net/book/gekijyou) - 又吉直樹「劇場」 芥川賞を受賞したデビュー作「火花」があまりに話題を呼び、期待と懐疑の中での第2作。前作の延長 - [ワンちゃん](https://rohenone.net/book/wanchan) - 楊逸「ワンちゃん」 タイトルの「ワンちゃん」は、ワンワンではなく、王(ワン)ちゃん。 著者の作品は3冊目。中国 - [有頂天家族 二代目の帰朝](https://rohenone.net/book/utyoutenkazoku2) - 森見登美彦「有頂天家族 二代目の帰朝」 「面白きことは良きことなり」。洛中を騒がす狸と天狗の物語第二作。 魅力 - [穴](https://rohenone.net/book/oyamadahiroko-ana) - 小山田浩子「穴」 2013年下半期の芥川賞受賞作。 語り手の女性は、夫の転勤に合わせて非正規の仕事を辞め、夫婦 - [時をかけるゆとり](https://rohenone.net/book/tokiwokakeruyutori) - 朝井リョウ「時をかけるゆとり」 「何者」で、23歳という若さで直木賞を受賞した著者のエッセイ集。執筆時期は現役 - [歌うクジラ](https://rohenone.net/book/singing-whale) - 村上龍「歌うクジラ」 不老不死の遺伝子が発見され、極端に格差が広がった22世紀の社会。最上層の人々のみがそ - [文楽の女 吉田簑助の世界](https://rohenone.net/book/bunrakunoonna) - 吉田簑助、山川静夫「文楽の女 吉田簑助の世界」 お初・徳兵衛(曽根崎心中)、お軽・勘平(仮名手本忠臣蔵)、お染 - [マチネの終わりに](https://rohenone.net/book/matinee-owari) - 平野啓一郎「マチネの終わりに」 どちらに否があるというわけでもないのに、成就しなかった恋愛。 結果的に別の人生 - [書を捨てよ、町へ出よう](https://rohenone.net/book/syowosuteyo) - 寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」 ここ数年、それぞれの本にも読むべき年齢があるということを感じるようになった - [その女アレックス](https://rohenone.net/book/alex) - ピエール・ルメートル「その女アレックス」 久しぶりに海外ミステリー。 発端の誘拐から事件の様相もアレックスの人 - [言壺](https://rohenone.net/book/kototsubo) - 神林長平「言壺」 SFというと、クラークの「幼年期の終わり」や、ホーガンの「星を継ぐもの」、ハクスリーの「すば - [老ヴォールの惑星](https://rohenone.net/book/rouvohl) - 小川一水「老ヴォールの惑星」 個人的に、SFはミステリー以上に未開拓のジャンルだけど、たまに読むと刺激を受ける - [千々にくだけて](https://rohenone.net/book/chizinikudakete) - リービ英雄「千々にくだけて」 日本に9.11を正面から扱った作品はあまり無い(自分が寡聞にして知らないだけかも - [坊っちゃん](https://rohenone.net/book/bocchan) - 夏目漱石「坊っちゃん」 ユーモアに満ちていて、どこか切ない。 近世以前の古典作品にしろ、漱石にしろ、改めて読む - [アラスカ 永遠なる生命](https://rohenone.net/book/alaska-inochi) - 星野道夫「アラスカ 永遠なる生命(いのち)」 写真にも文章にも自然への畏敬と優しさが溢れている。こんな言葉とま - [人形はなぜ殺される](https://rohenone.net/book/ningyouhanaze) - 高木彬光「人形はなぜ殺される」 明智小五郎、金田一耕助とともに日本三大探偵といわれる神津恭介。警察にも頼られる - [天の歌 ―小説 都はるみ](https://rohenone.net/book/tennouta) - 中上健次「天の歌 ―小説 都はるみ」 中上健次が都はるみの半生を描いた異色作。といっても評伝とは少し違い、中上 - [雪が降る](https://rohenone.net/book/yukigahuru) - 藤原伊織「雪が降る」 読み終えて、じんわりと良い作品だったと思う短編小説はそれなりにあるけれど、読んでいる最中 - [狂言サイボーグ](https://rohenone.net/book/kyogencyborg) - 野村萬斎「狂言サイボーグ」 野村萬斎の雑文集。 万作・萬斎狂言会に行くといつも満席で、しかも客席に若い人が多く - [「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学](https://rohenone.net/book/seigiwokangaeru) - 大澤真幸「『正義』を考える―生きづらさと向き合う社会学」 ざっくりまとめると、最近サンデル人気だけど、コミュニ - [性風土記](https://rohenone.net/book/seihudoki) - 藤林貞雄「性風土記」 古本で購入。“性”の遠野物語。 記録に残らないぶん、より不変なものと考えられがちな性風俗 - [愛でもない青春でもない旅立たない](https://rohenone.net/book/aidemonai) - 前田司郎「愛でもない青春でもない旅立たない」 若者の心象風景を独特の文体で描き、その何もない空虚さが不思議と強 - [朝のガスパール](https://rohenone.net/book/asanogaspard) - 筒井康隆「朝のガスパール」 筒井康隆による実験的小説。91~92年に朝日新聞に掲載された連載小説だが、投書やパ - [生きてるだけで、愛。](https://rohenone.net/book/ikiterudakedeai) - 本谷有希子「生きてるだけで、愛。」 登場人物の行動やセリフの立ち方はさすが劇作家の作品という感じ。主人公の女性 - [父帰る・恩讐の彼方に](https://rohenone.net/book/titikaeru) - 菊池寛「父帰る・恩讐の彼方に」 「父帰る」「恩讐の彼方に」「忠直卿行状記」「藤十郎の恋」「三浦右衛門の最後」の - [なつかしい芸人たち](https://rohenone.net/book/natsukashiigeinintachi) - 色川武大「なつかしい芸人たち」 「麻雀放浪記」の阿佐田哲也のイメージで色川武大の「狂人日記」や「百」といった小 - [雁の寺・越前竹人形](https://rohenone.net/book/gannotera) - 水上勉「雁の寺・越前竹人形」 どちらも母の不在、劣等感を抱えた少年という主題があるが、そうした細かいことは抜き - [仏果を得ず](https://rohenone.net/book/bukkawoezu) - 三浦しをん「仏果を得ず」 文楽の世界を舞台にした青春小説。役の性根を掴むことに苦心する主人公を通して、熱心な文 - [僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く](https://rohenone.net/book/bokuranokabuki) - 葛西聖司「僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く」 次代の花形15人のインタビュー集。 松也、梅枝 - [ガダラの豚](https://rohenone.net/book/gadaranobuta) - 中島らも「ガダラの豚」 エンターテイメントはこうあるべき、というくらい面白い。 ただ、1、2巻をシリアス - [赤目四十八瀧心中未遂](https://rohenone.net/book/akamesinjyu) - 車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」 “普通の人生”からドロップアウトして、安アパートの一室でひたすら串に臓物を刺 - [族長の秋](https://rohenone.net/book/zokuchonoaki) - ガブリエル・ガルシア=マルケス「族長の秋」 独裁者の物語。「百年の孤独」と同じように神話的だが、なんと饒舌なの - [夫婦善哉](https://rohenone.net/book/meotozenzai) - 織田作之助「夫婦善哉 完全版」 商家のぼんぼんの駄目男、柳吉と、勝ち気で一途な元芸者の蝶子。商売を始めても柳吉 - [ナツコ 沖縄密貿易の女王](https://rohenone.net/book/natuko) - 奥野修司「ナツコ 沖縄密貿易の女王」 終戦直後の沖縄に現れた数年間の大密貿易時代に、太陽のように存在した夏子。 - [絵巻物に見る日本庶民生活誌](https://rohenone.net/book/emakimononimiru) - 宮本常一「絵巻物に見る日本庶民生活誌」 中世以前の絵巻物の隅に描かれた民衆の姿を通じ、当時の生活を読み取ってい - [ぼんち](https://rohenone.net/book/bonchi) - 山崎豊子「ぼんち」 ぼんぼんではない、肝の据わった“ぼんち”。 女系家族に生まれたひとり息子の女道楽。妾ひとり - [たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く](https://rohenone.net/book/hitorinohikiagetai) - 石村博子「たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く」 世界大会で3度優勝し、公式戦無敗の4 - [「子供を殺してください」という親たち](https://rohenone.net/book/kodomowokoroshite) - 押川剛「『子供を殺してください』という親たち」 予備知識無くタイトルだけ見て、精神科医の書いた本かと思って手に - [対岸の彼女](https://rohenone.net/book/taigannokanojo) - 角田光代「対岸の彼女」 人はしばしば、生きる意味と、何かに属するということを混同し、自分を生きづらさの隘路に追 - [すきあらば 前人未踏の洞窟探検 洞窟ばか](https://rohenone.net/book/dokutsubaka) - 吉田勝次「洞窟ばか」 洞窟はやったことがないけど、むちゃくちゃ楽しそうだ。著者の洞窟愛に、読みつつ、くらくらし - [こちらあみ子](https://rohenone.net/book/kochiraamiko) - 今村夏子「こちらあみ子」 少しずつ、周りから浮いていってしまうあみ子の目に見える世界。ADHDやLDといった重 - [名妓の夜咄](https://rohenone.net/book/meiginoyobanasi) - 岩下尚史「名妓の夜咄」 新橋芸者の聞き書き。 花柳界は小説から映画、音楽までさまざまなジャンルの舞台となってき - [幼年期の終わり](https://rohenone.net/book/younenkinoowari) - アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」 第1章が書き直されている新版。 宇宙の彼方から超越者が現れ、人類を導 - [中上健次 電子全集](https://rohenone.net/book/nakagamikenjizensyu) - 中上健次 電子全集 待ちに待った電子全集の刊行が始まった(現在3巻まで)。 高校時代に当時手に入る作品は一通り - [家族喰い ―尼崎連続変死事件の真相](https://rohenone.net/book/kazokugui) - 小野一光「家族喰い ―尼崎連続変死事件の真相」 疑似家族を精神的に支配し、血縁同士で暴力を振るわせ、親族の財産 - [ふたり 皇后美智子と石牟礼道子](https://rohenone.net/book/futarimichiko) - 高山文彦「ふたり 皇后美智子と石牟礼道子」 2013年の水俣訪問を中心に、他者の悲しみに感応する「もだえ神」と - [サピエンス全史(上)](https://rohenone.net/book/sapiencezenshi1) - ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 (上)」 我々はどこから来たのか、我々は何者か - [天皇家の財布](https://rohenone.net/book/tennoukenosaihu) - 森暢平「天皇家の財布」 天皇家と皇族でお金がどのように使われているのか。 公的な宮廷費と私的な内廷費、その曖昧 - [性的人間](https://rohenone.net/book/seitekiningen) - 大江健三郎「性的人間」 大江健三郎の手にかかれば、ただの痴漢の話が、これほどまでに文学的な色彩を帯びるのだから - [すばらしい新世界](https://rohenone.net/book/brave-new-world) - オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」 人間の出生すら管理されるようになった社会を描いたディストピア小説。 - [ゴールデンスランバー](https://rohenone.net/book/goldenslumber) - 伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」 首相爆殺の犯人に仕立てられた男の逃亡劇。かなりのページ数にもかかわらず、ひ - [温室/背信/家族の声](https://rohenone.net/book/onshitu-haishin) - ハロルド・ピンター「温室/背信/家族の声」 ハロルド・ピンターの戯曲集。難解と言われる作家だが、「背信」は純粋 - [馬たちよ、それでも光は無垢で](https://rohenone.net/book/umatachiyo) - 古川日出男「馬たちよ、それでも光は無垢で」 読もうと思いつつ、なかなか手が出なかった。 福島出身の作家が震災と - [死者の書・身毒丸](https://rohenone.net/book/shishanosho) - 折口信夫「死者の書・身毒丸」 高校生の時は全く理解できなかった、というより、あらすじすら掴めなかった。 ほぼ十 - [東京日記 他六篇](https://rohenone.net/book/tokyonikki) - 内田百閒「東京日記 他六篇」 日常の中にふと現れる幻。何だかよく分からない違和感―百閒の短編は脈絡の無い話ばか - [エレクトラ ―中上健次の生涯](https://rohenone.net/book/elektra-nakagami) - 高山文彦「エレクトラ ―中上健次の生涯」 「これを書かなければ生きていけないというほどのいくつもの物語の束をそ - [根津権現裏](https://rohenone.net/book/nezugongenura) - 藤澤清造「根津権現裏」 自殺した友人を巡る物語。「等身大」と言ったら安っぽく響くが、同じ私小説でも安吾のように - [山窩は生きている](https://rohenone.net/book/sankawaikiteiru) - 三角寛「山窩は生きている」 戸籍を持たず、隠語を使い、簑直しや竹細工を生業とする神代からの漂泊の民―サンカとい - [墓地を見おろす家](https://rohenone.net/book/bochiwomiorosu) - 小池真理子「墓地を見おろす家」 怖いと評判の作品。 墓地を見おろす新築マンションに越してきた一家の周りに奇妙な - [スミヤキストQの冒険](https://rohenone.net/book/sumiyakist) - 倉橋由美子「スミヤキストQの冒険」 架空の政治思想「スミヤキズム」を信奉する青年Qが、革命を起こすことを意図し - [プログラム](https://rohenone.net/book/monoprogram) - 土田英生「プログラム」 MONOの芝居はハズレがない。毎回、対話の面白さをたっぷり堪能させてくれる。しかも、た - [中華料理の文化史](https://rohenone.net/book/chinesecuisine) - 張競「中華料理の文化史」 文化、風土と切っても切り離せない「食」だが、その歴史は意外なほど浅い。古来、東西南北 - [なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか ―PKO司令官の手記](https://rohenone.net/book/shakehandswiththedevil) - ロメオ・ダレール「なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか ―PKO司令官の手記」 原題は「Shake Hand - [季節の記憶](https://rohenone.net/book/kisetunokioku) - 保坂和志「季節の記憶」 鎌倉を舞台に、父と息子、友人の兄妹との穏やかな日々を描く。大きな出来事は何もなく、子ど - [三文オペラ](https://rohenone.net/book/dreigroschenoper) - ベルトルト・ブレヒト「三文オペラ」 強盗の親玉と、乞食の元締めの娘の結婚式から始まるドタバタ劇。全編、皮肉と人 - [定本 黒部の山賊 アルプスの怪](https://rohenone.net/book/kurobenosanzoku) - 伊藤正一「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」 戦後間もない頃に北アルプス最奥の地に山小屋を買い、そこに住み着いて - [密会](https://rohenone.net/book/mikkai) - 安部公房「密会」 弱者への愛には、いつも殺意が込められている。 冒頭のこの言葉が印象的な作品。時々読み返す安部 - [新 忘れられた日本人](https://rohenone.net/book/sin-wasureraretanihonjin) - 佐野眞一「新 忘れられた日本人」 伝説的な地上げ屋、蒟蒻ジャーナリスト、スケベ椅子の開発者……一時代を築きなが - [樹影譚](https://rohenone.net/book/jyueitan) - 丸谷才一「樹影譚」 短編3本。それぞれの中に入れ子のように別の話が幾つも入っていて、不思議な奥行きを持っている - [異界を旅する能 ワキという存在](https://rohenone.net/book/ikaiwotabisurunoh) - 安田登「異界を旅する能 ワキという存在」 能で、他の芸能と比較して特に際立つのがワキという存在。大抵は漂泊の旅 - [観音浄土に船出した人びと 熊野と補陀落渡海](https://rohenone.net/book/kumanotohudarakutokai) - 根井浄「観音浄土に船出した人びと 熊野と補陀落渡海」 補陀落渡海 ―海の向こうにあるという浄土を目指し、死を覚 - [幕末純情伝](https://rohenone.net/book/bakumatujyunjyouden) - つかこうへい「幕末純情伝」 つかこうへいの代表作の一つ。戯曲と小説のセット版。沖田総司が女という設定が共通して - [しんせかい](https://rohenone.net/book/sinsekai) - 山下澄人「しんせかい」 作中では【先生】【谷】としか書かれないが、倉本聰が主宰していた「富良野塾」での日々を綴 - [Peace Trail](https://rohenone.net/music/peace-trail) - Neil Young"Peace Trail" 新譜はJim Keltner、Paul Bushnellとのト - [夜市](https://rohenone.net/book/yoruichi) - 恒川光太郎「夜市」 表題作と「風の古道」の2本。さまざまな世界が混ざり合い、対価さえ払えば何でも手に入る夜市。 - [ホワット・イフ? ―野球のボールを光速で投げたらどうなるか](https://rohenone.net/book/what-if) - ランドール・マンロー「ホワット・イフ? ―野球のボールを光速で投げたらどうなるか」 多彩な質問にユーモアたっぷ - [誰が音楽をタダにした? ─巨大産業をぶっ潰した男たち](https://rohenone.net/book/how-music-got-free) - スティーヴン・ウィット「誰が音楽をタダにした? ─巨大産業をぶっ潰した男たち」 「音楽を手に入れることだけが目 - [飢餓同盟](https://rohenone.net/book/kigadoumei) - 安部公房「飢餓同盟」 寂れた田舎町で、中身の無い空虚な革命を目指した男は次第に狂っていく。1954年刊の安部公 - [アフリカを食べる](https://rohenone.net/book/africawotaberu) - 松本仁一「アフリカを食べる」 「カラシニコフ」の著者の特派員時代をつづったエッセイ。山羊の骨髄、牛の生き血、イ - [日本文化の形成](https://rohenone.net/book/nihonbunkanokeisei) - 宮本常一「日本文化の形成」 日本をくまなく歩いた民俗学者・宮本常一の遺稿。日本の“文化”はどこから来たのか。海 - [戦争における「人殺し」の心理学](https://rohenone.net/book/cost-of-learning-to-kill) - デーヴ・グロスマン「戦争における『人殺し』の心理学」 原題はThe Psychological Cost of - [日本残酷物語1 貧しき人々のむれ](https://rohenone.net/book/nihonzankokumonogatari) - 宮本常一、山本周五郎、揖西高速、山代巴「日本残酷物語1 貧しき人々のむれ」 「残酷物語」という言葉から特異なケ - [インパラの朝](https://rohenone.net/book/impalanoasa) - 中村安希「インパラの朝」 26歳女性バックパッカー。アジアからアフリカを経てロカ岬への2年間。 開高健ノンフィ - [東北学 忘れられた東北](https://rohenone.net/book/tohokugaku) - 赤坂憲雄「東北学 忘れられた東北」 近代日本と共に出発した柳田民俗学は、稲作を中心とした“瑞穂の国”として「ひ - [好き好き大好き超愛してる。](https://rohenone.net/book/sukisukidaisuki) - 舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」 死や物語に真摯に向き合い、思い切った構成も良いんだけど、どこか物足り - [八つ墓村](https://rohenone.net/book/yatuhakamura) - 横溝正史「八つ墓村」 もはや古典だが、松本清張より古さを感じさせない。 田舎の閉鎖的な雰囲気と、物語そのものに - [妻と最期の十日間](https://rohenone.net/book/tumatosaigono) - 桃井和馬「妻と最期の十日間」 人を喪うということに向き合う看取りの日々。 宗教的な部分で、著者の考え方に違和感 - [新釈 走れメロス 他四篇](https://rohenone.net/book/hashiremerosu-morimi) - 森見登美彦「新釈 走れメロス 他四篇」 上手いな~。読んで面白いだけでなく、感心してしまう出来。 この人の文体 - [アフリカ 苦悩する大陸](https://rohenone.net/book/kunousurutairiku) - ロバート・ゲスト「アフリカ 苦悩する大陸」 アフリカの抱える問題が非常に分かりやすく網羅されている。自由主義経 - [スリー・カップス・オブ・ティー](https://rohenone.net/book/3cupsoftea) - グレッグ・モーテンソン「スリー・カップス・オブ・ティー」 K2登山に失敗したアメリカ人の青年グレッグが、助けて - [中島岳志的アジア対談](https://rohenone.net/book/asiataidan) - 「中島岳志的アジア対談」 「アジア対談」というタイトルだが、内容は貧困や教育、宗教の問題から「保守とは何か」ま - [1Q84 BOOK3](https://rohenone.net/book/1q84-book3) - 村上春樹「1Q84 BOOK 3」 おそらく、この物語はこれで完結したのだろう。BOOK3で意外なほど、おとな - [戦場のハローワーク](https://rohenone.net/book/senjyounohellowork) - 加藤健二郎「戦場のハローワーク」 軍事ジャーナリストや戦場カメラマンになるには……を紹介する形で著者の戦場体験 - [沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史](https://rohenone.net/book/kakaretakunakattaokinawa) - 佐野眞一「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」 「月刊PLAYBOY」の連載をまとめた約650ページの大作 - [晴れた日は巨大仏を見に](https://rohenone.net/book/haretahihakyodaibutsuwo) - 宮田珠己「晴れた日は巨大仏を見に」 日本各地に点在する巨大仏を訪ねる旅。誰がどうして建てたのか、のようなガイド - [ふるさとの生活](https://rohenone.net/book/furusatonoseikatsu) - 宮本常一「ふるさとの生活」 駆け出しの民俗学者だった宮本常一が、小学生向けに年中行事などの習俗や、村々の成り立 - [最後の冒険家](https://rohenone.net/book/saigonoboukenka) - 石川直樹「最後の冒険家」 08年、手製の熱気球で太平洋横断に挑み、行方不明になった神田道夫。著者の石川はその4 - [民俗学への招待](https://rohenone.net/book/minzokugakuhenoshotai) - 宮田登「民俗学への招待」 民俗学の大家、宮田登氏のコラム。年中行事や民間信仰を始め、学校の怪談など都市民俗学に - [「『日本』とは何か」日本の歴史00](https://rohenone.net/book/nihontohananika) - 網野善彦「『日本』とは何か」日本の歴史00 7世紀末に生まれた「日本」は、決して農業中心の自給自足の歴史を歩ん - [時の輪](https://rohenone.net/book/tokinowa) - カルロス・カスタネダ「時の輪―古代メキシコのシャーマンたちの生と死と宇宙への思索」 フィクションなのか、ノンフ - [ホーキング、宇宙と人間を語る](https://rohenone.net/book/the-grand-design) - スティーヴン・ホーキング「ホーキング、宇宙と人間を語る」 可能性の数だけ宇宙が存在する-これが科学で証明されつ - [漂流するトルコ ―続「トルコのもう一つの顔」](https://rohenone.net/book/hyouryuusurutoruko) - 小島剛一「漂流するトルコ ―続『トルコのもう一つの顔』」 名著「トルコのもう一つの顔」の20年越しの続編。トル - [百年の孤独](https://rohenone.net/book/hyakunennokodoku) - ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」 要約が不可能なほど、豊かで圧倒的な密度の物語。本当に力を持った物 - [宇宙論入門 ―誕生から未来へ](https://rohenone.net/book/uchuronnyumon) - 佐藤勝彦「宇宙論入門 ―誕生から未来へ」 新書で入門と付くのは大抵コラム程度の内容で買って損したと思うけど、こ - [お伽草紙](https://rohenone.net/book/otogizoshi) - 太宰治「お伽草紙」 これは良いなあ。太宰治は、このくらいの勢いで書いた作品の方が本来の才能がにじみ出ている気が - [闇の奥](https://rohenone.net/book/heart-of-darkness) - ジョゼフ・コンラッド「闇の奥」 新訳で結構読みやすかった。やっぱりこれは植民地主義云々とか人間性の闇とか、そう - [夏への扉](https://rohenone.net/book/the-door-into-summer) - ロバート・A・ハインライン「夏への扉」 後半のやや乱暴な展開も含めて素敵な物語。50年以上前の作品というのはち - [きつねのはなし](https://rohenone.net/book/kitunenohanashi) - 森見登美彦「きつねのはなし」 内田百閒の「冥途」のような雰囲気。具体の伴わない恐怖や焦燥感。「四畳半神話大系」 - [日輪の翼](https://rohenone.net/book/nichirinnotubasa) - 中上健次「日輪の翼」 久しぶりに読み返した。中上作品の頂点は「枯木灘」、「千年の愉楽」、「奇蹟」あたりだと思う - [「宮本常一」 ちくま日本文学22](https://rohenone.net/book/miyamototuneichi-chikuma) - 「宮本常一」 ちくま日本文学22 未読の文章が何編か収録されていたので購入。夭逝した子について書いた「萩の花」 - [阿房列車](https://rohenone.net/book/ahouressya) - 内田百間「阿房列車 ―内田百間集成1」 中身が全く無いのに面白い。最近エンタメノンフィクションという言葉が使わ - [わたしを離さないで](https://rohenone.net/book/never-let-me-go) - カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」 設定も登場人物の行動も非現実的だけど、強く引き込まれる。悲劇的な設定と - [放浪記](https://rohenone.net/book/hourouki) - 林芙美子「放浪記」 要は日記だから内容は面白くないけど、文章が素晴らしい。極貧の生活を嘆きながらも、生き生きと - [楢山節考](https://rohenone.net/book/narayamabushikou) - 深沢七郎「楢山節考」 長寿が恥とされる村社会。棄老などの風習は他にもっと詳しく記録したものがあるが、小説でなけ - [ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか](https://rohenone.net/book/the-invention-of-the-jewish-people) - シュロモーサンド「ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」 "ユダヤ人"の根幹を成す離散を否定する「追 - [無縁・公界・楽 ―日本中世の自由と平和](https://rohenone.net/book/muen-kugai-raku) - 網野善彦「無縁・公界・楽 ―日本中世の自由と平和」 中世以前の日本にあった今とは違う「自由」の形。論文として見 - [紫苑物語](https://rohenone.net/book/sionmonogatari) - 石川淳「紫苑物語」 美文で知られる石川淳だが、この時期の文章が一番美しいかもしれない。日本語の小説としては一つ - [村上春樹 雑文集](https://rohenone.net/book/murakamiharukizatsubunsyu) - 村上春樹「雑文集」 タイトル通り雑多な文章の寄せ集めだけど、どれも中身があって筋が通っている。評価は様々だが、 - [秋葉原事件 ―加藤智大の軌跡](https://rohenone.net/book/akihabarajiken) - 中島岳志「秋葉原事件―加藤智大の軌跡」 加藤の25年を丁寧にたどった一冊。現実に友人がいて交遊的な面もあったの - [ハーモニー](https://rohenone.net/book/harmony) - 伊藤計劃「ハーモニー」 フーコーの生権力なんかを念頭に、単純なディストピアではなく、読み手の世界観を問う作品。 - [マタギ 矛盾なき労働と食文化](https://rohenone.net/book/matagi) - 田中康弘「マタギ 矛盾なき労働と食文化」 現代の、そして最後の世代になるだろうマタギの記録。シンプルだけど、誠 - [原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ](https://rohenone.net/book/genshirowonemurase) - 森永晴彦「原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ」 戦時中から原子核物理学に携わってきた研究者の14年前の提言。原子 - [飢餓浄土](https://rohenone.net/book/kigajyoudo) - 石井光太「飢餓浄土」 亡霊、祈り、祟り…貧困や戦争の中で生活する人々の見る幻。著者らしい人間らしさの記録。 最 - [安部公房伝](https://rohenone.net/book/abekoboden) - 安部ねり「安部公房伝」 安部公房ファンとしては、かなり期待して読んだら、期待値が高すぎたせいか、ちょっと物足り - [朽ちていった命 ―被曝治療83日間の記録](https://rohenone.net/book/kuchiteittainochi) - NHK取材班「朽ちていった命 ―被曝治療83日間の記録」 99年のJCO臨界事故の、事故そのものではなく被曝医 - [壁](https://rohenone.net/book/kabe) - 安部公房「壁」 高校の時以来、10年ぶりくらいに読み返した。不条理なのに、不安や郷愁を感じさせないクールな作品 - [地下室の手記](https://rohenone.net/book/chikasitsunoshuki) - ドストエフスキー「地下室の手記」 自意識を主題とした小説は数あれど、19世紀半ばに書かれたこの作品が今読んでも - [葉桜の季節に君を想うということ](https://rohenone.net/book/hazakuranokisetsu) - 歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 中途半端にきざな文章が鼻について前半は読み進めるのが苦痛だったが、 - [三陸海岸大津波](https://rohenone.net/book/sanrikukaiganootsunami) - 吉村昭「三陸海岸大津波」 明治29、昭和8、35年…と繰り返し津波に襲われた三陸の記録。吉村昭の作品にしてはあ - [世界の放射線被曝地調査](https://rohenone.net/book/sekainohibakuchi) - 高田純「世界の放射線被曝地調査 ―自ら測定した渾身のレポート」 ルポのようで読み物として面白い。セミパラチンス - [恋文の技術](https://rohenone.net/book/koibuminogijyutu) - 森見登美彦「恋文の技術」 いつもながら、しょうもないけど面白い。巧い。 - [文鳥・夢十夜](https://rohenone.net/book/yumejyuya) - 夏目漱石「文鳥・夢十夜」 久しぶりに読んだけど表題の二作は鳥肌もの。夢十夜の第一夜、第三夜は何度読んでもぞくぞ - [岬](https://rohenone.net/book/misaki) - 中上健次「岬」 地虫が鳴き始めていた、の書き出しから続く息苦しいほどの濃密さ。 “路地”では噂こそが現実で、場 - [日本の路地を旅する](https://rohenone.net/book/roziwotabisuru) - 上原善広「日本の路地を旅する」 中上健次が「路地」と呼んだ非差別部落。 元が雑誌の連載ということもあってあっさ - [スティル・ライフ](https://rohenone.net/book/stilllife) - 池澤夏樹「スティル・ライフ」 初期の池澤夏樹の文章は透明感という言葉がしっくりくる。文章を読むだけで気持ちが軽 - [岬・化粧他 ―中上健次選集12](https://rohenone.net/book/misaki-kesho) - 「岬・化粧他 ―中上健次選集12」 「重力の都」は息苦しさを感じるほど。 谷崎の後に中上があるが、その後は無い - [東西不思議物語](https://rohenone.net/book/touzaihusigimonogatari) - 澁澤龍彦「東西不思議物語」 妖怪、幽霊、魔術……西洋にこんな話がある、日本にも似たような話がある……と、東西の - [土の中の子供](https://rohenone.net/book/tuchinonakanokodomo) - 中村文則「土の中の子供」 親に捨てられ、虐待された子供は長じて自ら恐怖を求めるようになった。 ストレートな純文 - [宇宙は本当にひとつなのか ―最新宇宙論入門](https://rohenone.net/book/utyuuhahonntouni) - 村山斉「宇宙は本当にひとつなのか ―最新宇宙論入門」 暗黒物質とは。異次元とは。宇宙の何が分かっていて、何が謎 - [アヘン王国潜入記](https://rohenone.net/book/ahenoukokusennyuuki) - 高野秀行「アヘン王国潜入記」 当時世界最大の阿片産地だったゴールデントライアングルの農村で、芥子を栽培しながら - [池袋ウエストゲートパーク](https://rohenone.net/book/iwgp) - 石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」 IWGP1作目。娯楽小説の傑作。「池袋」というひとつの世界を作り上げてい - [MISSING](https://rohenone.net/book/missing) - 本多孝好「MISSING」 喪失感を描いた短編集。全体的にストーリーには既視感があるものの、雰囲気勝ち。村上春 - [いねむり先生](https://rohenone.net/book/inemurisensei) - 伊集院静「いねむり先生」 出会いによって人は救われる。伝説的な博徒で小説家の色川武大との交流を、静かに、誠実に - [星を継ぐもの](https://rohenone.net/book/inherit-the-stars) - ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」 月で見つかった5万年前の死体。人類の起源に迫る壮大な物語。これぞSF - [アヒルと鴨のコインロッカー](https://rohenone.net/book/ahirutokamono) - 伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」 ミステリとしては不自然さも残るが、構成が巧くて最後まで一気読み。 本 - [パーク・ライフ](https://rohenone.net/book/parklife) - 吉田修一「パーク・ライフ」 居心地が悪かったり、何か良い予感がしたり、時々、ふっと現実感が無くなったり。公園を - [猫鳴り](https://rohenone.net/book/nekonari) - 沼田まほかる「猫鳴り」 子を流産した夫婦や思春期の少年のもとに現れ、不思議な存在感を見せる猫。 よくある“心温 - [困ってるひと](https://rohenone.net/book/komatteruhito) - 大野更紗「困ってるひと」 闘病記ながら、見事なエンターテイメント。 共感できる所もあれば、できない所もあるけど - [どくろ杯](https://rohenone.net/book/dokurohai) - 金子光晴「どくろ杯」 絶望的な困窮の中、妻との問題を抱え、長い放浪の旅が始まる。抑揚の無い淡々とした筆致ながら - [風に舞いあがるビニールシート](https://rohenone.net/book/kazenimaiagaru) - 森絵都「風に舞いあがるビニールシート」 禄でもないことばかり起きる人生だけど、何かのために、自分のために、頑張 - [夏光](https://rohenone.net/book/natsuhikari) - 乾ルカ「夏光」 スナメリの祟りでできた顔の痣。耳の奥から鈴の音がする少年……。 ホラーというより、不気味なタッ - [銀河ヒッチハイク・ガイド](https://rohenone.net/book/hitchhikers-guide-to-the-galaxy) - ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」 銀河バイパス工事で地球を取り壊され、たった一人の生き残りとして - [貧困旅行記](https://rohenone.net/book/hinkonryokouki) - つげ義春「貧困旅行記」 鄙びた温泉地を旅し、侘びしい旅籠で煎餅布団にくるまる。世の中から捨てられたような気持ち - [小銭をかぞえる](https://rohenone.net/book/kozeniwokazoeru) - 西村賢太「小銭をかぞえる」 自分の屑さを客観視し、エンターテイメントとして提示する。この視点はかつての私小説に - [赤朽葉家の伝説](https://rohenone.net/book/akakuchibake) - 桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」 旧家に生きた祖母、母、わたしと続く三世代の物語。前半はラノベ版「百年の孤独」って感 - [讃歌](https://rohenone.net/book/sannka) - 中上健次「讃歌」 「日輪の翼」の続編。「枯木灘」や「奇蹟」といった作品群を生み出した“路地”無き後の物語で、延 - [ヤバい経済学](https://rohenone.net/book/freakonomics) - スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー「ヤバい経済学」 経済学の手法を用い、米国の犯罪減少の - [ぼっけえ、きょうてえ](https://rohenone.net/book/bokkee) - 岩井志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」 岡山の遊郭で女郎が語る陰惨な身の上。方言を駆使した滑らかな語り口が緊張と不 - [乳と卵](https://rohenone.net/book/chichitoran) - 川上未映子「乳と卵(らん)」 饒舌な語りが町田康を思わせるが、書こうとしているものはかなり違う。身体や世界との - [類推の山](https://rohenone.net/book/ruisuinoyama) - ルネ・ドーマル「類推の山」 未完でこれほど面白い作品を読んだことが無い。ベスト・オブ・未完小説。 世界の中心に - [告白](https://rohenone.net/book/kokuhaku) - 湊かなえ「告白」 救いようのない話だが、スピード感があって最後まで引き込まれて読んだ。一人一人が交替で事件とそ - [あやとりの記](https://rohenone.net/book/ayatorinoki) - 石牟礼道子「あやとりの記」 乞食、隠亡、孤児……“すこし神さまになりかけて”いるひとたちと過ごす、みっちんの四 - [ヤノマミ](https://rohenone.net/book/yanomami) - 国分拓「ヤノマミ」 南米アマゾンの先住民、ヤノマミ。 生まれた子を精霊としてそのまま天に返す場面に衝撃を受ける - [私家版 差別語辞典](https://rohenone.net/book/sabetugojiten) - 上原善広「私家版 差別語辞典」 言葉がどう規制され、差別語となるのか。この本は辞典と言うよりエッセイに近いけど - [エレンディラ](https://rohenone.net/book/erendira) - ガブリエル・ガルシア=マルケス「エレンディラ」 天使や幽霊船など、あり得ないようなことが自然なこととして起こり - [冥途・旅順入城式](https://rohenone.net/book/meido) - 内田百閒「冥途・旅順入城式」 悪夢。悪夢のような、ではなく、本当に夜みる夢のように不思議で、とらえどころのない - [わたしの旅に何をする。](https://rohenone.net/book/watashinotabininaniwosuru) - 宮田珠己「わたしの旅に何をする。」 活字で笑うことはめったにないけど、この人の文章は思わず吹き出してしまう。内 - [池澤夏樹の世界文学リミックス](https://rohenone.net/book/sekaibungakuremix) - 「池澤夏樹の世界文学リミックス」 古今東西の文学作品を軽妙な文章で渡り歩くエッセイ集。タイトルはちょっとださい - [センセイの鞄](https://rohenone.net/book/senseinokaban) - 川上弘美「センセイの鞄」 老境を迎えたセンセイとの、気恥ずかしくなってしまうような恋愛小説。 初期のシュールな - [庶民の発見](https://rohenone.net/book/syominnohakken) - 宮本常一「庶民の発見」 人々がどう暮らしてきたか。語られなかった歴史を訪ね歩き、膨大な記録を残した宮本常一。 - [ペンギン・ハイウェイ](https://rohenone.net/book/penguinhighway) - 森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」 科学の子である“ぼく”は、お姉さんとペンギンの研究を進める。少年時代への郷 - [浄土](https://rohenone.net/book/jyoudo) - 町田康「浄土」 独特のリズムで語られる、しょうもない話。そこに通底する不条理な世界への怒り。町田康らしいパンク - [中陰の花](https://rohenone.net/book/chuinnohana) - 玄侑宗久「中陰の花」 死とは、成仏とは。テーマは大きいが、物語上は何も起こらない。淡々とした文章と控えめな死生 - [砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない](https://rohenone.net/book/a-lollypop-or-a-bullet) - 桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet」 大人になっていく過程で - [沖で待つ](https://rohenone.net/book/okidematsu) - 絲山秋子「沖で待つ」 併録の「勤労感謝の日」と共に会社や社会への思いを抑えた筆致で描く。会社の同期との仲間感覚 - [高丘親王航海記](https://rohenone.net/book/takaokashinnoh) - 澁澤龍彦「高丘親王航海記」 幼い日の憧れから天竺を目指す御子。夢と現が溶け合ったような、突拍子もない、だけど不 - [性の民俗誌](https://rohenone.net/book/seinominzokushi) - 池田弥三郎「性の民俗誌」 古典文学や小唄、川柳を通じて日本の性や男女関係の多様さを説き明かす。 大変面白い。た - [黒い家](https://rohenone.net/book/kuroiie) - 貴志祐介「黒い家」 ぞっとする怖さではなく、緊張感と嫌な感じが続く。ホラーというより、サスペンスとして一級品。 - [歌行燈・高野聖](https://rohenone.net/book/kouyahijiri) - 泉鏡花「歌行燈・高野聖」 妖艶な文体。無駄を切り落とした構成が、それをいっそう際立たせている。 主語、述語の省 - [しゃばけ](https://rohenone.net/book/syabake) - 畠中恵「しゃばけ」 虚弱体質の若だんなと妖怪が殺人事件の解決に挑む。ちょっとミステリ調で、妖怪が自然に物語にと - [幻獣ムベンベを追え](https://rohenone.net/book/mokele-mbembe) - 高野秀行「幻獣ムベンベを追え」 コンゴ奥地に生息するというモケーレ・ムベンベ。“誰も行かないところへ行き、誰も - [イスラム飲酒紀行](https://rohenone.net/book/islaminsyu) - 高野秀行「イスラム飲酒紀行」 飲んで飲まれて見えてくるイスラム社会のもう一つの顔。人生はちょっと顰蹙を買うくら - [ワセダ三畳青春記](https://rohenone.net/book/wasedasanjou) - 高野秀行「ワセダ三畳青春記」 いいなあ、大学に戻りたくなってしまった。 アパートの三畳間を駆け抜けた青春人模様 - [空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む](https://rohenone.net/book/kuuhakuno5mile) - 角幡唯介「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」 チベットのツァンポー峡谷に残された未踏の - [空の中](https://rohenone.net/book/soranonaka) - 有川浩「空の中」 著者の作品を評して時々使われる“大人向けライトノベル”とは言い得て妙。文章や構成は丁寧だけど - [苦海浄土](https://rohenone.net/book/kugaijyoudo) - 石牟礼道子「苦海浄土」 読み終え、言葉が出ない。水俣の話だが、ルポでも聞書きでもない。ジャーナリズムでは絶対に - [必生 闘う仏教](https://rohenone.net/book/tatakaubukkyou) - 佐々井秀嶺「必生 闘う仏教」 インド仏教の先頭に立つ元日本人僧。煩悩も生きる力と言い切り、アウトカーストの解放 - [ボブ・ディラン自伝](https://rohenone.net/book/bobdylanchronicles) - 「ボブ・ディラン自伝」 自伝といっても、ぱっと読んだだけではいつのことか分からない部分も多く、決して親切とは言 - [倒壊する巨塔 ―アルカイダと「9・11」への道](https://rohenone.net/book/the-looming-tower) - ローレンス・ライト「倒壊する巨塔 ―アルカイダと『9・11』への道」 アルカイダのトップ、ビンラディンとザワヒ - [夏の朝の成層圏](https://rohenone.net/book/natsunoasano) - 池澤夏樹「夏の朝の成層圏」 現代の、というより、二十世紀のロビンソン・クルーソー。デビュー作だけあって荒削りな - [女の民俗誌](https://rohenone.net/book/onnanominzokushi) - 宮本常一「女の民俗誌」 「平凡だが英知にみちた生活のたて方がもっと掘り起こされてよいように思う」 日本列島の無 - [恋する原発](https://rohenone.net/book/koisurugenpatsu) - 高橋源一郎「恋する原発」 予想以上に不謹慎、想像以上にカオス。震災チャリティーAVを巡り、原発、宗教、天皇、北 - [遺体 ―震災、津波の果てに](https://rohenone.net/book/itai) - 石井光太「遺体―震災、津波の果てに」 医師、消防団、民生委員、市職員…、釜石の安置所で遺体と関わった人々を追っ - [河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙](https://rohenone.net/book/kahokunoichibannagaihi) - 河北新報社「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」 あの時、宮城や福島にいた記者が何を感じ、どう動いたのか - [「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか](https://rohenone.net/book/fukushimaron) - 開沼博「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」 地方が自発的、自動的に中央に服従し、原発を抱きしめてい - [福島 原発と人びと](https://rohenone.net/book/fukushima-hitobito) - 広河隆一「福島 原発と人びと」 原発事故で福島は何もかもが変わってしまった。その現実が新書なりによくまとまって - [「本屋」は死なない](https://rohenone.net/book/honnyahashinanai) - 石橋毅史「『本屋』は死なない」 全国のユニークな書店員の話を聞いて回ったドキュメント。著者は専門紙出身だけあっ - [一億三千万人のための小説教室](https://rohenone.net/book/syousetukyousitu) - 高橋源一郎「一億三千万人のための小説教室」 「教室」の形をとった高橋源一郎流の文学論。ことばを楽しむこと、自分 - [オスカー・ワオの短く凄まじい人生](https://rohenone.net/book/oscar-wao) - ジュノ・ディアス「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」 うーん、面白い。 トルヒーヨ独裁政権下のドミニカから渡米 - [至福千年](https://rohenone.net/book/sifukusennen) - 石川淳「至福千年」 開国と攘夷に揺れる幕末の江戸で聖教の楽園を築くため、暗闘する千年会。破天荒な人物、自在な展 - [世界屠畜紀行](https://rohenone.net/book/slaughterhousetour) - 内澤旬子「世界屠畜紀行 THE WORLD'S SLAUGHTERHOUSE TOUR」 アラブから芝浦まで、 - [西ひがし](https://rohenone.net/book/nishihigashi) - 金子光晴「西ひがし」 「どくろ杯」「ねむれ巴里」に続く自伝3作目。 妻をベルギーに残して日本への帰途、戦争の空 - [虐殺器官](https://rohenone.net/book/gyakusatukikan) - 伊藤計劃「虐殺器官」 9.11以後の世界で、日本からSFが書き得るのか。 安易な価値判断も希望も無いナイーブな - [山に生きる人びと](https://rohenone.net/book/yamaniikiruhitobito) - 宮本常一「山に生きる人びと」 木地屋、狩人、サンカ、修験者、落人…… 膨大な著作を残した宮本常一だが、山岳民を - [果しなき流れの果に](https://rohenone.net/book/hateshinakinagarenohateni) - 小松左京「果しなき流れの果に」 宇宙の果てまで及ぶ、時の流れと歴史を巡る壮大な戦い。想像力の極点。 大仰な表現 - [山海経 ―中国古代の神話世界](https://rohenone.net/book/sengaikyou) - 「山海経 ―中国古代の神話世界」 獣がいる、その状は狐の如くで九つの尾、その声は嬰児のよう、よく人を食う。食っ - [ねむれ巴里](https://rohenone.net/book/nemureparis) - 金子光晴「ねむれ巴里」 パリは、よい夢をみるところではない― 日本から上海、そしてパリへ。社会のどん底を這いず - [僕僕先生](https://rohenone.net/book/bokubokusensei) - 仁木英之「僕僕先生」 唐代中国を舞台に、ニート青年、王弁が美少女仙人に弟子入りして旅に出る。物語的には特にひね - [米・百姓・天皇 日本史の虚像のゆくえ](https://rohenone.net/book/kome-hyakusyou-tennou) - 網野善彦ほか「米・百姓・天皇 日本史の虚像のゆくえ」 日本は瑞穂の国なのか。稲作中心史観を問い直し、明治政府の - [これはペンです](https://rohenone.net/book/korehapendesu) - 円城塔「これはペンです」 叔父は文字だ。文字通り―。妙な手紙を送ってくる叔父。これは小説と言えるのか、と思いつ - [笑う月](https://rohenone.net/book/warautuki) - 安部公房「笑う月」 夢のスケッチ。小説とエッセイという違いはあれ、同じ夢でも漱石の「夢十夜」や百閒の「冥途」と - [陽だまりの彼女](https://rohenone.net/book/hidamarinokanojo) - 越谷オサム「陽だまりの彼女」 中盤までは妄想を書き連ねたかのような、鳥肌が立つほど甘々の恋愛小説。正直きつい。 - [荒野へ](https://rohenone.net/book/into-the-wild) - ジョン・クラカワー「荒野へ」 アラスカで餓死した青年。彼はなぜ荒野を目指したのか―。映画「Into the W - [アサッテの人](https://rohenone.net/book/asattenohito) - 諏訪哲史「アサッテの人」 アサッテの方を向いた言動を繰り返す叔父。意味から逃げようとし、それが結局、定型化して - [夢よりも深い覚醒へ ―3・11後の哲学](https://rohenone.net/book/yumeyorimohukai) - 大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ ―3・11後の哲学」 リスク社会では中庸は最も無意味な選択肢になり、人は「リスク - [原発のコスト ‐エネルギー転換への視点](https://rohenone.net/book/genpatunocost) - 大島堅一「原発のコスト ‐エネルギー転換への視点」 原発のコストは、電力会社にとっては確かに安い。それはコスト - [プロメテウスの罠1](https://rohenone.net/book/prometheus1) - 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実」 原発事故後、政府、自治体、住民の間 - [プロメテウスの罠2](https://rohenone.net/book/prometheus2) - 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠2」 良くも悪くもドキュメンタリー的で物足りない部分もあった1巻より、再処 - [プロメテウスの罠3](https://rohenone.net/book/prometheus3) - 「プロメテウスの罠3 福島原発事故、新たなる真実」 シリーズ3冊目。内容は少しずつ地味になってきたけど、病院や - [検証「大震災」 伝えなければならないこと](https://rohenone.net/book/kenshodaishinsai) - 毎日新聞震災検証取材班「検証『大震災』 伝えなければならないこと」 昨年4月から毎日新聞に掲載されたもの。テー - [しろいろの街の、その骨の体温の](https://rohenone.net/book/siroironomachino) - 村田沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」 読みながら気分が沈んでいく。ただ中学、高校で“強者”として生きて - [砂の本](https://rohenone.net/book/sunanohon) - ホルヘ・ルイス・ボルヘス「砂の本」 無限のページを持つ「砂の本」。難解と言うよりも、まさに、迷宮のようと言った - [旅行人](https://rohenone.net/book/ryokojin) - 「旅行人165号 世界で唯一の、私の場所 《休刊号》」 一つの時代の終わりといっても大げさではないだろう。この - [Self-Reference ENGINE](https://rohenone.net/book/self-reference-engine) - 円城塔「Self-Reference ENGINE」 時間が壊れた世界を描くSF長編(短編連作)。時間軸と共に - [木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか](https://rohenone.net/book/kimuramasahiko) - 増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」 無茶苦茶、面白い。史上最強と言われる木村と、その名声を地に - [インディヴィジュアル・プロジェクション](https://rohenone.net/book/individualprojection) - 阿部和重「インディヴィジュアル・プロジェクション」 数年前に一度読んだはずだが、印象も内容もまったく記憶に残っ - [イニシエーション・ラブ](https://rohenone.net/book/initiationlove) - 乾くるみ「イニシエーション・ラブ」 冒頭から安っぽくて甘々な恋愛小説がずっと続いてちょっときついけど、最後の2 - [ポトスライムの舟](https://rohenone.net/book/pothosship) - 津村記久子「ポトスライムの舟」 仕事で小金を稼ぎながら、日々の細々とした生活に追われ、なぜこんなことをしている - [ふしぎなキリスト教](https://rohenone.net/book/fusiginachristianity) - 橋爪大三郎、大澤真幸「ふしぎなキリスト教」 キリスト教というより、ユダヤ教から始まる一神教入門。 人間中心に世 - [現代語訳 般若心経](https://rohenone.net/book/gendaigo-hannyashingyo) - 玄侑宗久「現代語訳 般若心経」 般若心経大本の現代語訳だが、訳というより解説を加えた一つの作品。著者は臨済宗の - [ビブリア古書堂の事件手帖](https://rohenone.net/book/bibliajikentecho) - 三上延「ビブリア古書堂の事件手帖 ―栞子さんと奇妙な客人たち」 いわゆる安楽椅子探偵ものだけど、ミステリと呼べ - [ニッポン異国紀行 ―在日外国人のカネ・性愛・死](https://rohenone.net/book/nipponikokukikou) - 石井光太「ニッポン異国紀行 ―在日外国人のカネ・性愛・死」 土葬が原則のイスラム教徒など、在日外国人が亡くなる - [さらば雑司ヶ谷](https://rohenone.net/book/sarabazohsigaya) - 樋口毅宏「さらば雑司ヶ谷」 帯にも書かれているようにタランティーノを彷彿とさせるオマージュ、コラージュに富んだ - [優雅で感傷的な日本野球](https://rohenone.net/book/yuugadekanshoteki) - 高橋源一郎「優雅で感傷的な日本野球」 ポップに解体された物語。野球を通じて野球以外のものを語っている? いろい - [糸とはさみと大阪と](https://rohenone.net/book/itotohasami) - 小篠綾子「糸とはさみと大阪と」 コシノ家のお母ちゃんの自伝。戦前戦後を生き抜き、一時代を築いた女系家族の年代記 - [水の女](https://rohenone.net/book/mizunoonna) - 中上健次「水の女」 中上健次は同じような構造、テーマの作品を繰り返し書いた。土地に漂う匂い。理不尽な衝動。動物 - [高野聖](https://rohenone.net/book/koyahijiri) - 五来重「高野聖」 勧進を通じて日本仏教の底辺を支えた聖。知識不足で理解しきれない部分も多々あったが、現在は真言 - [阪急電車](https://rohenone.net/book/hankyudensya) - 有川浩「阪急電車」 阪急今津線が舞台の連作短篇。小さな出会い、別れ、恋の始まり……個々のエピソードはべったべた - [日本のいちばん長い日](https://rohenone.net/book/nihonnoitibannagaihi) - 半藤和利「日本のいちばん長い日 ―運命の八月十五日」 「これより謹みて玉音をお送り申します」 “御聖断”が下っ - [わたしが出会った殺人者たち](https://rohenone.net/book/watashigadeattasatujinsyatati) - 佐木隆三「わたしが出会った殺人者たち」 永山則夫、宮崎勤、麻原彰晃、宅間守…刑事裁判の傍聴を生業とし、幾多の犯 - [唐草物語](https://rohenone.net/book/karakusamonogatari) - 澁澤龍彦「唐草物語」 藤原清衡、プリニウス、花山院、徐福…古今東西の故事、物語を換骨奪胎し、事実と空想が融け合 - [まほろ駅前多田便利軒](https://rohenone.net/book/mahoroekimae) - 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」 東京のはずれにあるという“まほろ市”を舞台に、便利屋の多田とそこに転がり込 - [ドン・ファンの教え](https://rohenone.net/book/the-teachings-of-don-juan) - カルロス・カスタネダ「ドン・ファンの教え」 ヤキ族の呪術についての民族誌の形をとりながら、完全なフィクションと - [わが母の記](https://rohenone.net/book/wagahahanoki) - 井上靖「わが母の記」 80歳の母を描いた「花の下」、85歳の「月の光」、89歳の死去までを綴った「雪の面」。随 - [兵隊先生 沖縄戦、ある敗残兵の記録](https://rohenone.net/book/heitaisensei) - 松本仁一「兵隊先生 沖縄戦、ある敗残兵の記録」 敗戦間近の沖縄。部隊でただ一人生き残った兵士は、ある家族に助け - [ヘヴン](https://rohenone.net/book/heaven) - 川上未映子「ヘヴン」 中学を舞台に、いじめを取り上げたストレートな小説。この歳になったから平気で読み進められる - [西洋中世の罪と罰 亡霊の社会史](https://rohenone.net/book/seiyoutyuuseinotumitobatu) - 阿部謹也「西洋中世の罪と罰 亡霊の社会史」 粗野で生者に災いをなす死者は、キリスト教と共に、生者に助けを求める - [第七官界彷徨](https://rohenone.net/book/dainanakankai) - 尾崎翠「第七官界彷徨」 これまた不思議な小説。 少女と兄2人と従兄との共同生活の物語。誰もが誰かに失恋している - [苦役列車](https://rohenone.net/book/kuekiressha) - 西村賢太「苦役列車」 酒飲みで、友達も女もいない。風俗が好き。港湾労働で日銭を稼ぐダメ男。 「小銭をかぞえる」 - [万延元年のフットボール](https://rohenone.net/book/manengannen) - 大江健三郎「万延元年のフットボール」 久しぶりの大江作品。とにかく過剰。描写も要素も醜悪さも希望も。 万延元年 - [地図から読む歴史](https://rohenone.net/book/tizukarayomurekishi) - 足利健亮「地図から読む歴史」 地形や地名に残された微かな意志の断片をもとに歴史を読み解く歴史地理学のエッセンス - [つなみ 被災地の子どもたちの作文集](https://rohenone.net/book/tsunami-sakubun) - 「つなみ 被災地の子どもたちの作文集」 被災地の子供の作文集。吉村昭の「三陸海岸大津波」に収録された当時の作文 - [宵山万華鏡](https://rohenone.net/book/yoiyamamangekyou) - 森見登美彦「宵山万華鏡」 タイトル通り、宵山のにぎわいの中で起こる不思議な出来事が万華鏡のようにくるくると綴ら - [天平の甍](https://rohenone.net/book/tenpyounoiraka) - 井上靖「天平の甍」 日本仏教の興隆期、命がけで唐に渡った留学僧と、戒律を日本にもたらした鑒真。淡々とした筆致で - [未来国家ブータン](https://rohenone.net/book/miraikokkabhutan) - 高野秀行「未来国家ブータン」 生物資源探索企業の顧問という不思議な肩書のもと、雪男を求めてブータンへ。 土俗的 - [ナンガ・パルバート単独行](https://rohenone.net/book/nangaparbat) - ラインホルト・メスナー「ナンガ・パルバート単独行」 8000m峰で人類初のソロを達成したメスナー。登攀のドキュ - [宮本常一の写真に読む失われた昭和](https://rohenone.net/book/usinawaretashowa) - 佐野真一「宮本常一の写真に読む失われた昭和」 日本中の村という村を歩き、十万点の写真を残した宮本常一。民家の軒 - [大阪 地名の由来を歩く](https://rohenone.net/book/osakachimeinoyurai) - 若一光司「大阪 地名の由来を歩く」 大阪には変わった地名が多い。道頓堀や心斎橋を始め、人名由来のものが多いのは - [アジアにこぼれた涙](https://rohenone.net/book/asianikoboretanamida) - 石井光太「アジアにこぼれた涙」 「旅行人」に連載されていたもの。アフガントラックの絵師、スラムの少年の夢、日本 - [犯罪](https://rohenone.net/book/verbrechen) - フェルディナント・フォン・シーラッハ「犯罪」 「犯罪者」の人生を描く連作短編集。哀しみ、希望、不気味さ、いろい - [河野広中小伝](https://rohenone.net/book/kohnohironaka) - 高橋哲夫「河野広中小伝」 河野広中は、明治・大正期の政治家で自由民権運動の活動家。福島に住んだり、日本史を学ん - [午後の曳航](https://rohenone.net/book/gogonoeikou) - 三島由紀夫「午後の曳航」 過剰な自意識から来る俗世間への憎悪。個人的には三島由紀夫はなかなか難しい。耽美的とい - [ダンス・ダンス・ダンス](https://rohenone.net/book/dancedancedance) - 村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」 3部作や他の作品は何度か読み返してきたが、この作品はずいぶん久しぶり。 後 - [乙女の密告](https://rohenone.net/book/otomenomikkoku) - 赤染晶子「乙女の密告」 大学を舞台に「乙女」の社会を少女漫画よりもさらに戯画的に描き、「アンネの日記」に重ね合 - [江戸の本屋さん ―近世文化史の側面](https://rohenone.net/book/edonohonya) - 今田洋三「江戸の本屋さん ―近世文化史の側面」 京都から始まった日本の出版産業。出版点数を見ると18世紀後半、 - [民俗のふるさと](https://rohenone.net/book/minzokunofurusato) - 宮本常一「民俗のふるさと」 日本列島のマチやムラ、人々の慣習がどう成り立ってきたのか。昭和39年、日本の人口が - [アフターダーク](https://rohenone.net/book/afterdark) - 村上春樹「アフターダーク」 再読。以前読んだときは「私たち」という観察者の視点が風変わりな、三人称作品の習作と - [リトル・ピープルの時代](https://rohenone.net/book/littlepeopleage) - 宇野常寛「リトル・ピープルの時代」 ビッグ・ブラザーが壊死していった時代、村上春樹は時代の先を行く想像力を持っ - [笛吹川](https://rohenone.net/book/fuefukigawa) - 深沢七郎「笛吹川」 戦国時代の甲州、笛吹川沿いに生きた農民一家の物語。 生きて死ぬ人の営みを淡々と形容詞や比喩 - [ちいさな王子](https://rohenone.net/book/lepetitprince) - サン=テグジュペリ「ちいさな王子」 光文社の新訳。「星の王子さま」で知られる内藤濯訳を読んだのは中学か高校の時 - [歎異抄](https://rohenone.net/book/tannisyou) - 唯円「歎異抄」(川村湊訳) 歎異抄の関西弁訳。正直、読みにくく、元々口語で書かれたものだからといって関西弁にす - [共喰い](https://rohenone.net/book/tomogui) - 田中慎弥「共喰い」 古風だが、いわゆる擬古的なものではなく、著者にとってはこれが自然だったのだろうと思える作品 - [道化師の蝶](https://rohenone.net/book/doukeshinocho) - 円城塔「道化師の蝶」 円城塔の作品は、よく分からんけどいい感じ、という不思議な魅力がある。他の著者の前衛的と言 - [すべて真夜中の恋人たち](https://rohenone.net/book/subetemayonaka) - 川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」 文体先行の印象が強かったこれまでの作品からは意外なほどストレートな恋愛小 - [日本妖怪異聞録](https://rohenone.net/book/youkaiibunroku) - 小松和彦「日本妖怪異聞録」 酒呑童子から百鬼夜行まで、フィクションとしての妖怪はどうして生まれたのか。 朝廷や - [崩れ](https://rohenone.net/book/kuzure) - 幸田文「崩れ」 まるで非常に重いテーマの小説かのようなタイトルだが、「崩れ」は比喩ではなく、そのまま。 大谷崩 - [夏の闇](https://rohenone.net/book/natunoyami) - 開高健「夏の闇」 日本でもベトナムでも無い異国の地で、眠り、食、性の描写が続く。 ベトナムが舞台だった「輝ける - [輝ける闇](https://rohenone.net/book/kagayakeruyami) - 開高健「輝ける闇」 開高健を読むのは随分と久しぶり。 抑制された文章に、時折、抑えきれないかのように現れる過剰 - [ミャンマーの柳生一族](https://rohenone.net/book/myanmarnoyagyuichizoku) - 高野秀行「ミャンマーの柳生一族」 軍政を幕府、軍情報部を柳生一族に例えた異色の旅行記。船戸与一の取材旅行に同行 - [宗教で読む戦国時代](https://rohenone.net/book/syukyoudeyomusengoku) - 神田千里「宗教で読む戦国時代」 カトリック宣教師が直面した中世日本の仏教と「天道」思想。キリスト教と似た側面に - [民藝とは何か](https://rohenone.net/book/mingeitohananika) - 柳宗悦「民藝とは何か」 本当の美は日用品の中にこそ宿る。昭和初期に民藝運動を提唱した柳宗悦。歯切れが良く、読ん - [お世継ぎのつくりかた](https://rohenone.net/book/oyotuginotukurikata) - 鈴木理生「お世継ぎのつくりかた -大奥から長屋まで 江戸の性と統治システム」 性で読み解く江戸の歴史。 徳川家 - [世界の名前](https://rohenone.net/book/sekainonamae) - 岩波書店辞典編集部編「世界の名前」 世界各地の名前に関する100のコラム。洋の東西を問わず、古代から現代まで。 - [冠婚葬祭のひみつ](https://rohenone.net/book/kankonsosai) - 斎藤美奈子「冠婚葬祭のひみつ」 冠婚葬祭が現在の形になった歴史を取り上げた第1章が面白い。いかにも伝統っぽい神 - [盆踊り 乱交の民俗学](https://rohenone.net/book/bonodori) - 下川耿史「盆踊り 乱交の民俗学」 副題にあるように盆踊りの発生を巡る考察を通じて乱交の歴史を紐解く。歌垣や雑魚 - [売笑三千年史](https://rohenone.net/book/baisyosanzennen) - 中山太郎「売笑三千年史」 神代から明治まで、売笑の歴史を総覧する大著。 膨大な史料を引用し、宗教的行為としての - [江戸の性風俗](https://rohenone.net/book/edonoseifuzoku) - 氏家幹人「江戸の性風俗」 日本社会の性に対する態度はいつから今のようになったのだろうか。常識というのは意外なほ - [不義密通 ―禁じられた恋の江戸](https://rohenone.net/book/hugimittu) - 氏家幹人「不義密通 ―禁じられた恋の江戸」 古典を理解する上で、江戸時代の貞操観念の理解が欠かせないと思い、手 - [古代ローマ人の24時間 −よみがえる帝都ローマの民衆生活](https://rohenone.net/book/kodairoma24h) - アルベルト・アンジェラ「古代ローマ人の24時間 −よみがえる帝都ローマの民衆生活」 古代ローマ人はどんな暮らし - [被差別の食卓](https://rohenone.net/book/hisabetunosyokutaku) - 上原善広「被差別の食卓」 フライドチキンからあぶらかすまで世界の“ソウルフード”を巡る旅。差別されているから、 - [人間はどこまで耐えられるのか](https://rohenone.net/book/ningenhadokomade) - フランセス・アッシュクロフト「人間はどこまで耐えられるのか」 人間はどこまで高く、深く、暑く、寒く、速く…。 - [秘密](https://rohenone.net/book/himitsu) - 東野圭吾「秘密」 バス事故で亡くなったはずの妻。その意識が生還した娘に宿った時、2人はどう生きていくか――。ハ - [みちのくの人形たち](https://rohenone.net/book/michinokunoningyou) - 深沢七郎「みちのくの人形たち」 両腕のない仏さまと人形たち。逆さ屏風の影で消された無数の子の命。生きているもの - [日本 根拠地からの問い](https://rohenone.net/book/nihon-konkyochi) - 姜尚中、中島岳志「日本 根拠地からの問い」 近代以降の日本における「保守」の系譜をなぞりつつ、パトリとステート - [さいごの色街](https://rohenone.net/book/saigonoiromachi) - 井上理津子「さいごの色街」 遊廓の雰囲気を今なお残す大阪・飛田新地。文章の端々に、興味本位、という執筆動機が滲 - [なみのひとなみのいとなみ](https://rohenone.net/book/naminohitonami) - 宮田珠己「なみのひとなみのいとなみ」 ぐだぐだなエッセイ。といっても決して悪い意味ではなく、相変わらずおもしろ - [生きていく民俗](https://rohenone.net/book/ikiteikuminzoku) - 宮本常一「生きていく民俗 -生業の推移」 村で、町で、山で、海で、川で、人が生きていくためにどう働いてきたか。 - [貧乏人の経済学](https://rohenone.net/book/pooreconomics) - アビジット・V・バナジー、エステル・デュフロ「貧乏人の経済学 ―もういちど貧困問題を根っこから考える」 マクロ - [森のバロック](https://rohenone.net/book/morinobaroque) - 中沢新一「森のバロック」 世界を放浪後、紀州の森に分け入り、粘菌と民俗学の研究を通じて独自の思想を広げていった - [華氏451度](https://rohenone.net/book/fahrenheit451) - レイ・ブラッドベリ「華氏451度」 ブラッドベリの代表作の一つ。読書も書物の所有も禁じられた社会で、書き記すこ - [めくらやなぎと眠る女](https://rohenone.net/book/blindwillow) - 村上春樹「めくらやなぎと眠る女」 海外向けに編集された短篇集。ベスト盤的な内容で、「東京奇譚集」が丸々収録され - [水に似た感情](https://rohenone.net/book/mizuninitakanjyou) - 中島らも「水に似た感情」 不思議な魅力にあふれた小説。自身の体験を書いているという意味では、エッセイやノンフィ - [ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?](https://rohenone.net/book/zero-kogyan) - 片野ゆか「ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?」 「明日の処分、本当になかとですか」 犬の殺処 - [歴史を考えるヒント](https://rohenone.net/book/rekishihint) - 網野善彦「歴史を考えるヒント」 日本という国号が定められ「日本人」が生まれたのはいつなのか、この問いにまともに - [奇蹟](https://rohenone.net/book/kiseki) - 中上健次「奇蹟」 精神病院に収容されたトモノオジと、その幻覚に現れるオリュウノオバの対話を通じて語られる「路地 - [屍者の帝国](https://rohenone.net/book/sisyanoteikoku) - 伊藤計劃、円城塔「屍者の帝国」 伊藤計劃の残したプロローグに円城塔が書き継いだSF作品。屍者が動き、社会を支え - [ナイン・ストーリーズ](https://rohenone.net/book/ninestories) - J.D.サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」 柴田元幸訳。サリンジャーの訳としてはフラットすぎるかもしれないけ - [紅梅](https://rohenone.net/book/koubai) - 津村節子「紅梅」 吉村昭が亡くなるまでの1年半。主人公に育子という三人称を設定しているが、登場人物を夫、息子、 - [世界一周ひとりメシ](https://rohenone.net/book/sekaihitorimeshi) - イシコ「世界一周ひとりメシ」 旅は好きだが、一人で飯屋に入るのは大嫌い。見知らぬ街を歩くのは楽しいけど、見知ら - [終の住処](https://rohenone.net/book/tuinosumika) - 磯崎憲一郎「終の住処」 中年男の卑小な自意識。妻との会話がなくなり、不倫を繰り返す“彼”。結婚しても、親子でも - [猫のあしあと](https://rohenone.net/book/nekonoashiato) - 町田康「猫のあしあと」 猫エッセイ。町田康だからお気楽な感じかと思ったけど、文体はいつものように軽いものの内容 - [逃亡](https://rohenone.net/book/toubou) - 吉村昭「逃亡」 ふとしたきっかけで軍用飛行機を爆破し、航空隊を脱走する運命を背負った男の記録。 飯場を転々とし - [トルコのもう一つの顔・補遺編](https://rohenone.net/book/turkey-hoihen) - 小島剛一「トルコのもう一つの顔・補遺編」 名著「トルコのもう一つの顔」(中公新書)の補遺編。 トルコは長く国内 - [西行](https://rohenone.net/book/saigyou) - 白洲正子「西行」 西行の評伝。後半からはゆかりの地を訪ねる紀行文の色が強くなる。西行は歌を詠みながら日本各地を - [中世の東海道をゆく ―京から鎌倉へ、旅路の風景](https://rohenone.net/book/tyuuseitokaidou) - 榎原雅治「中世の東海道をゆく―京から鎌倉へ、旅路の風景」 飛鳥井雅有(鎌倉時代の公家)の日記などの文献資料をも - [春画 片手で読む江戸の絵](https://rohenone.net/book/katatedeyomu) - タイモン・スクリーチ「春画 片手で読む江戸の絵」 まず、タイトルがね。 徹底的にポルノという観点から浮世絵を分 - [周防大島昔話集](https://rohenone.net/book/ooshimamukashibanashi) - 宮本常一「周防大島昔話集」 宮本常一が祖父や両親から聞いた話を中心にまとめた昔話集。ブラッシュアップされていな - [画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録](https://rohenone.net/book/tankouniikiru) - 山本作兵衛「新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録」 国内で初めて世界記憶遺産に登録された元炭坑夫の画 - [ギフト 西のはての年代記I](https://rohenone.net/book/gifts) - アーシュラ・K・ル=グウィン「ギフト 西のはての年代記I」 「西のはての年代記」第1作。“ギフト”と呼ばれる不 - [蔭の棲みか](https://rohenone.net/book/kagenosumika) - 玄月「蔭の棲みか」 朝鮮人集落を舞台とした表題作は正攻法の純文学。主人公のソバンの、70年余りの人生を生きた上 - [戦場の精神史 武士道という幻影](https://rohenone.net/book/senjyounoseishinshi) - 佐伯真一「戦場の精神史 武士道という幻影」 多くの軍記物に記されつつも、あまり注目されない騙し討ちの場面。戦場 - [オホーツクの古代史](https://rohenone.net/book/okhotskkodaishi) - 菊池俊彦「オホーツクの古代史」 オホーツクの歴史と言われ、何か具体的なイメージが湧く人が、日本にどれだけいるだ - [地図から消えた島々 幻の日本領と南洋探検家たち](https://rohenone.net/book/tizukarakietasimajima) - 長谷川亮一「地図から消えた島々 幻の日本領と南洋探検家たち」 明治末期に発見され、領有宣言までされた中ノ鳥島。 - [庶民に愛された地獄信仰の謎](https://rohenone.net/book/jigokusinkou) - 中野純「庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか」 三途の川にいるという奪衣婆。ほとんど忘れら - [街場の文体論](https://rohenone.net/book/machibanobuntairon) - 内田樹「街場の文体論」 久しぶりに著者の本を手にとった。コミュニケーション論の総括的な内容で、バルトやソシュー - [収容所から来た遺書](https://rohenone.net/book/lagerkarakitaisho) - 辺見じゅん「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」 敗戦後、約60万の日本人がソ連各地に抑留され、再び故国の地を踏め - [阿Q正伝](https://rohenone.net/book/ahqstory) - 魯迅「阿Q正伝」 プライドが高く、自らに都合の良い思考回路を持ち、革命に意味もわからないまま熱狂する無知蒙昧な - [聖の青春](https://rohenone.net/book/satoshinoseisyun) - 大崎善生「聖の青春」 「勝星は自分の生きかたを正当化する手段というだけではなく、自分と関わり苦しんできたすべて - [西南シルクロードは密林に消える](https://rohenone.net/book/mitsurinsilkroad) - 高野秀行「西南シルクロードは密林に消える」 忘れ去られ、密林に消えた西南シルクロード。中国からビルマに密入国し - [狂気の起源をもとめて ‐パプア・ニューギニア紀行](https://rohenone.net/book/kyoukinokigen) - 野田正彰「狂気の起源をもとめて −パプア・ニューギニア紀行」 約30年前にパプア・ニューギニアの高地で精神病患 - [「空気」の研究](https://rohenone.net/book/kuukinokenkyu) - 山本七平「『空気』の研究」 日本の社会は「空気」と「水」でできている。空気を読むことと、水を差すこと。判断を空 - [2015年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2015) - 2015年に読んだ本は121冊(前年比15冊増)、3万5683ページ(同5958ページ増)。前年より多少増えた - [2016年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2016) - 2016年に読んだ本は130冊(前年比9↑)、43653ページ(同7970↑)。 印象に残ったのは、ノンフィク - [山岳気象大全](https://rohenone.net/book/sangakukishotaizen) - 猪熊隆之「山岳気象大全」 無茶苦茶ためになる一冊。山岳地帯でどう天気が変化していくのか、地形による影響も含めて - [The Indifference Engine](https://rohenone.net/book/the-indifference-engine) - 伊藤計劃「The Indifference Engine」 伊藤計劃の遺したわずかな短篇を集めたもの。どの作品 - [「菅原伝授手習鑑」精読 ―歌舞伎と天皇](https://rohenone.net/book/sugawaraseidoku) - 犬丸治「『菅原伝授手習鑑』精読 ―歌舞伎と天皇」 道真伝説を題材とした作品の代表ともいえる「菅原伝授手習鑑」の - [昭和天皇独白録](https://rohenone.net/book/dokuhakuroku) - 「昭和天皇独白録」 今さら専門外の身で語ることが憚られるような有名な史料だが、昭和天皇自身の戦争史観や人物評が - [彫刻と戦争の近代](https://rohenone.net/book/tyoukokutosensou) - 平瀬礼太「彫刻と戦争の近代」 戦時の彫刻作品について美術史で語られることはほとんどないが、実際には彫塑関係の展 - [広田弘毅 ―「悲劇の宰相」の実像](https://rohenone.net/book/hirotakoki) - 服部龍二「広田弘毅 ―『悲劇の宰相』の実像」 「落日燃ゆ」では、広田弘毅は筋の通った人物で、傑出した外交官とし - [日本人のくらしと文化 炉辺夜話](https://rohenone.net/book/rohenyawa) - 宮本常一「日本人のくらしと文化 炉辺夜話」 宮本常一の講演をまとめたもの。宮本の農業や地域振興の指導者としての - [宮本常一『忘れられた日本人』を読む](https://rohenone.net/book/wasureraretanihonjinwoyomu) - 網野善彦「宮本常一『忘れられた日本人』を読む」 文字資料に頼る歴史は、時代を経るごとに社会の多様さを見落として - [昭和天皇 「理性の君主」の孤独](https://rohenone.net/book/riseinokunsyu) - 古川隆久「昭和天皇 『理性の君主』の孤独」 昭和天皇関連の資料は近年明らかになったものが多く、それらの研究を踏 - [「李香蘭」を生きて](https://rohenone.net/book/rikouranwoikite) - 山口淑子「『李香蘭』を生きて」(私の履歴書) 戦時下の満州と中国で、李香蘭として生きた山口淑子の自伝。書くべき - [日本国憲法の二〇〇日](https://rohenone.net/book/kennpou200niti) - 半藤一利「日本国憲法の二〇〇日」 半藤版「敗北を抱きしめて」というような内容(と言っても、J.ダワーの方を読ん - [あの戦争と日本人](https://rohenone.net/book/anosensoutonihonjin) - 半藤一利「あの戦争と日本人」 1年前にkindleのセールで買ったまま積読(電子書籍ではなんと言えば……)して - [キメラ―満洲国の肖像](https://rohenone.net/book/chimera) - 山室信一「キメラ―満洲国の肖像」 仮にも国として作られながら、崩壊時に多くの資料が焼き払われたこともあり、満洲 - [現代口語訳 秋山記行](https://rohenone.net/book/akiyamakikou) - 現代口語訳 「秋山記行」 (信濃古典読み物叢書8) 昔の人の旅行記を読むのは面白い。 「我々里の者は、さまざま - [14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還](https://rohenone.net/book/fourteen) - 澤地久枝「14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還」 ノンフィクションの大家による自身の戦争体験記。満州 - [生きて帰ってきた男](https://rohenone.net/book/ikitekaettekitaotoko) - 小熊英二「生きて帰ってきた男 ―ある日本兵の戦争と戦後」 著者の父の半生を聞き取りでまとめたもの。小熊英二の父 - [戦争と読書 水木しげる出征前手記](https://rohenone.net/book/sensoutodokusyo) - 水木しげる、荒俣宏「戦争と読書 水木しげる出征前手記」 水木しげるが徴兵される直前に書いた手記。手記そのものは - [戦場の軍法会議―日本兵はなぜ処刑されたのか](https://rohenone.net/book/senjyounogunpoukaigi) - NHK取材班、北博昭「戦場の軍法会議 ―日本兵はなぜ処刑されたのか」 NHKのドキュメンタリーの書籍版。戦時中 - [土壇場における人間の研究 ―ニューギニア闇の戦跡](https://rohenone.net/book/dotanbaniokeruningen) - 佐藤清彦「土壇場における人間の研究 ―ニューギニア闇の戦跡」 「ジャワの極楽、ビルマの地獄、死んでも帰れぬニュ - [私は魔境に生きた](https://rohenone.net/book/watasihamakyouni) - 島田覚夫「私は魔境に生きた ―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年」 これはすごい記録だ。戦争体験記と - [浮浪児1945‐ 戦争が生んだ子供たち](https://rohenone.net/book/furoji1945) - 石井光太「浮浪児1945‐ 戦争が生んだ子供たち」 戦後街に溢れたストリートチルドレンがどう消えていったのか、 - [昭和天皇の終戦史](https://rohenone.net/book/syowatennounosengosi) - 吉田裕「昭和天皇の終戦史」 国体=天皇制を維持するために人々がどう動いたのか。米国の利益と宮中の利益の間で展開 - [落日燃ゆ](https://rohenone.net/book/rakujitumoyu) - 城山三郎「落日燃ゆ」 戦前、戦中を通じて外相、首相を歴任し、文官としてただ一人A級戦犯として処刑された広田弘毅 - [下下戦記](https://rohenone.net/book/gegesenki) - 吉田司「下下戦記」 「苦海浄土」が人間の尊厳を奪う水俣病の悲惨さを描くと同時に逆説的な人間賛歌となっているのに - [単独行](https://rohenone.net/book/tandokukou) - 加藤文太郎「単独行」 “孤高の人”として知られる加藤文太郎(1905~36)。戦前、パーティーを組むのが常識だ - [青春を山に賭けて](https://rohenone.net/book/seisyunwoyamani) - 植村直己「青春を山に賭けて」 植村直己の自伝。 今さらながら手にとって、予想以上に面白くてびっくり。アメリカや - [外道クライマー](https://rohenone.net/book/gedouclimber) - 宮城公博「外道クライマー」 エンタメ系ノンフィクションでは、早くも今年ベストと呼び声高い一冊。2012年、那智 - [山怪 山人が語る不思議な話](https://rohenone.net/book/yamakai) - 田中康弘「山怪 山人が語る不思議な話」 阿仁のマタギから、四国、九州の猟師まで、山に生きる人々から聞き取った山 - [パワー 西のはての年代記Ⅲ](https://rohenone.net/book/powers) - アーシュラ・K・ル=グウィン「パワー 西のはての年代記Ⅲ」 「西のはての年代記」第3作。類まれな記憶力と未来を - [ヘンな日本美術史](https://rohenone.net/book/hennanihonbijyutushi) - 山口晃「ヘンな日本美術史」 画家の目線から、西洋の写実とは違う「日本美術」の面白さを柔らかい語り口で説いた一冊 - [奇景の図像学](https://rohenone.net/book/kikeinozuzougaku) - 中野美代子「奇景の図像学」 中国を中心に古今東西の奇景の描かれた絵や図をとりとめもなく読み解いていく。まとまり - [石井光太責任編集 ノンフィクション新世紀](https://rohenone.net/book/nonfictionsinseiki) - 石井光太責任編集「ノンフィクション新世紀 ‐世界を変える、現実を書く。」 ガイド本と思って甘く見るなかれ。とて - [洗脳の楽園](https://rohenone.net/book/sennounorakuen) - 米本和広「新装版 洗脳の楽園」 「無所有一体」を掲げ、我執=自我を捨てた“ユートピア”ヤマギシ会。解離状態に陥 - [痴呆を生きるということ](https://rohenone.net/book/chihouwoikiru) - 小澤勲「痴呆を生きるということ」 痴呆について語られることは多いが、痴呆を病む人たちが何を見て、どう感じ、どの - [将棋の子](https://rohenone.net/book/shoginoko) - 大崎善生「将棋の子」 プロ棋士を目指した少年のその後を訪ねたノンフィクション。 奨励会に所属し、26歳までに四 - [TOKYO 0円ハウス 0円生活](https://rohenone.net/book/tokyo0yenhouse) - 坂口恭平「TOKYO 0円ハウス 0円生活」 隅田川沿いで暮らす「鈴木さん」。建材は全て拾い物、電気は不要バッ - [宇宙のみなしご](https://rohenone.net/book/utyuunominasigo) - 森絵都「宇宙のみなしご」 真夜中に弟と近所の家の屋根にこっそり登る中学生の陽子。悩みを抱えた他の子たちと知り合 - [柿の種](https://rohenone.net/book/kakinotane) - 寺田寅彦「柿の種」 物理学者で俳人でもある寺田寅彦。他愛ない日常の話題が多いが、短いコラムの見本と言えるほど、 - [A3](https://rohenone.net/book/a3) - 森達也「A3」 何も解明されないままほぼ終結したオウム裁判。独房で糞尿を垂れ流し、面会時には自慰行為に及ぶ…… - [大阪アースダイバー](https://rohenone.net/book/osakaearthdiver) - 中沢新一「大阪アースダイバー」 学術的な知見をベースに、どこまで妄想を広げられるかの挑戦とも言える“アースダイ - [2012年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2012) - 2012年の読書数は130冊(前年比19冊減)、37016ページ(同約1万ページ減)。 古い本は除いて、印象に - [こんな夜更けにバナナかよ](https://rohenone.net/book/yohukenibanana) - 渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」 人工呼吸器をつけながら、親元を離れて - [空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか](https://rohenone.net/book/intothinair) - ジョン・クラカワー「空へ ‐エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」 96年春、12人の死者を出したエベレスト。クラ - [空白の天気図 核と災害1945・8・6/9・17](https://rohenone.net/book/kuhakunotenkizu) - 柳田邦男「空白の天気図 核と災害1945・8・6/9・17」 原爆投下と終戦を挟んだ混乱期、1日も欠かすこと無 - [ある一日](https://rohenone.net/book/oneday) - いしいしんじ「ある一日」 出産の一日を描いた短い“私小説”でありつつも、マジックリアリズム的な奥行きを持った作 - [サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か](https://rohenone.net/book/scienceimpossible) - ミチオ・カク「サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か」 フォースフィールド、ライトセーバー、デススタ - [2100年の科学ライフ](https://rohenone.net/book/physicsofthefuture) - ミチオ・カク「2100年の科学ライフ」 2100年、科学はどこまで進歩し、ライフスタイルはどう変わっているか。 - [容疑者Xの献身](https://rohenone.net/book/yougisyax) - 東野圭吾「容疑者Xの献身」 スリリングで一気に読んでしまった。物語のテンポの良さ、トリック、終盤のたたみかける - [テロルの決算](https://rohenone.net/book/terrornokessan) - 沢木耕太郎「テロルの決算」 17歳のテロリストと左派の老政治家。演説会の壇上で山口二矢の短刀が浅沼稲次郎の胸を - [獄門島](https://rohenone.net/book/gokumonto) - 横溝正史「獄門島」 60年以上前の作品と思えないほど、古さを感じない。トリックはともかく、見立ても伏線も、日本 - [赤い高粱](https://rohenone.net/book/redsorghum) - 莫言「赤い高粱」 抗日戦争の時代を舞台に、中国山東省に生きた一族の物語。幻想的な高粱畑の描写が続く。 マジック - [天皇の影法師](https://rohenone.net/book/tennounokageboushi) - 猪瀬直樹「天皇の影法師」 東京日日新聞による世紀の誤報「光文」や、天皇の棺を運ぶ八瀬童子、「明治」「大正」に否 - [通天閣](https://rohenone.net/book/tutenkaku) - 西加奈子「通天閣」 孤独なおっさんと、捨てられた女。通天閣を挟んで緩やかに交錯するさえない二人の日常。日々に閉 - [凍](https://rohenone.net/book/tou) - 沢木耕太郎「凍」 山野井泰史、妙子夫妻によるギャチュンカン北壁登攀の記録。 下山時の細かな描写が圧巻。悪天候に - [ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年](https://rohenone.net/book/nejiretakizuna) - 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」 出生直後に病院で取り違えられた二人の少女とその家族の17 - [宇宙になぜ我々が存在するのか](https://rohenone.net/book/nazewarewaregasonzaisurunoka) - 村山斉「宇宙になぜ我々が存在するのか」 宇宙になぜ物質が存在するのか。ニュートリノとヒッグス粒子を中心に素粒子 - [目の見えない人は世界をどう見ているのか](https://rohenone.net/book/menomienaihitoha) - 伊藤亜紗「目の見えない人は世界をどう見ているのか」 “見る”ということから考える身体論。 全盲という状態を、見 - [宮本常一と土佐源氏の真実](https://rohenone.net/book/miyamototuneititotosagenji) - 井出幸男「宮本常一と土佐源氏の真実」 宮本常一が記した文章で最も有名な「土佐源氏」。老博労の聞き書きで、前近代 - [舟木一夫の青春賛歌](https://rohenone.net/book/funakikazuonoseisyunsanka) - 大倉明「舟木一夫の青春賛歌」 昭和史の重要な一側面である歌謡曲の歴史を描いていて、舟木一夫のファン以外にも勧め - [七世竹本住大夫 私が歩んだ90年](https://rohenone.net/book/sumitayu90nen) - 竹本住太夫「七世竹本住大夫 私が歩んだ90年」 住大夫の自伝や聞き書きは既に何冊か出ているが、細かく丁寧なイン - [天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎](https://rohenone.net/book/tensaitomeijin) - 長谷部浩「天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎」 天才・中村勘三郎と、名人・坂東三津五郎。同い年で幼少期から切 - [深夜特急1 香港・マカオ](https://rohenone.net/book/midnightexpress1) - 沢木耕太郎「深夜特急1 香港・マカオ」 以前は旅行記の類はあまり面白いと思わなかった。就職して長旅が出来なくな - [深夜特急2 マレー半島・シンガポール](https://rohenone.net/book/midnightexpress2) - 沢木耕太郎「深夜特急2 マレー半島・シンガポール」 二巻はマレー半島縦断。旅のスタート地点である香港で受けた衝 - [深夜特急4 シルクロード](https://rohenone.net/book/midnightexpress4) - 沢木耕太郎「深夜特急4 シルクロード」 四巻はなんと言ってもアフガニスタンと革命前のイランの様子が書かれている - [深夜特急3 インド・ネパール](https://rohenone.net/book/midnightexpress3) - 沢木耕太郎「深夜特急3 インド・ネパール」 三巻はインド横断とカトマンズ。70年代当時の混沌としたカルカッタや - [深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海](https://rohenone.net/book/midnightexpress5) - 沢木耕太郎「深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海」 五巻はトルコからギリシャへ。アジアが終わり、同時に旅の終わ - [深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン](https://rohenone.net/book/midnightexpress6) - 沢木耕太郎「深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン」 最終巻。長い旅は終え時が難しい。著者は前巻で旅を人生に喩え、 - [旅する力―深夜特急ノート](https://rohenone.net/book/midnightexpress7) - 沢木耕太郎「旅する力―深夜特急ノート」 自伝的エッセイであり、「深夜特急」のこぼれ話を集めた1冊。本編から20 - [儚い羊たちの祝宴](https://rohenone.net/book/hakanaihitujitachi) - 米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」 ミステリーというよりもホラーの連作短編集。「ラスト一行の衝撃」という帯は少し大げ - [タカラヅカ](https://rohenone.net/book/takarazuka-mainichi) - 毎日新聞社「タカラヅカ」 70年代に「ベルサイユのばら」が社会現象となった直後の宝塚を取り上げた連載企画。あと - [宝塚ファンの社会学 スターは劇場の外で作られる](https://rohenone.net/book/takarazukafannosyakaigaku) - 宮島直美「宝塚ファンの社会学 スターは劇場の外で作られる」 「社会学」と題しているけど、ほとんどがファンクラブ - [知の逆転](https://rohenone.net/book/chinogyakuten) - ジャレド・ダイアモンド、ノーム・チョムスキー、オリバー・サックス、マービン・ミンスキー、トム・レイトン、ジェー - [宝塚という装置](https://rohenone.net/book/takarazukatoiusouchi) - 青弓社編集部「宝塚という装置」 宝塚に関する論文集。宝塚の世界は他の芸能と違い、役名―芸名―愛称―本名、の四つ - [上方伝統芸能あんない](https://rohenone.net/book/kamigatadentougeinou) - 堀口初音「上方伝統芸能あんない 上方歌舞伎・文楽・上方落語・能・狂言・上方講談・浪曲・上方舞」 能、文楽、歌舞 - [能・文楽・歌舞伎](https://rohenone.net/book/noh-bunraku-kabuki) - ドナルド・キーン「能・文楽・歌舞伎」 圧倒的な知識とそれに基づく理解の深さ。能の解説書などで、「幽玄」といった - [AKB48白熱論争](https://rohenone.net/book/akb48hakuneturonsou) - 小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史「AKB48白熱論争」 メンバーの名前すらほとんど分からない立場で読 - [現代演劇の地図](https://rohenone.net/book/gendaiengekinotizu) - 内田洋一「現代演劇の地図」 セリフによる劇=ストレートプレイは日本に定着し得るか。能も浄瑠璃も歌舞音曲と切り離 - [芝居の神様 島田正吾・新国劇一代](https://rohenone.net/book/simadasyogo) - 吉川潮「芝居の神様 島田正吾・新国劇一代」 98歳で亡くなる直前まで芝居に生きた島田正吾の評伝。澤田正二郎の急 - [歌舞伎の愉しみ方](https://rohenone.net/book/kabukinotanoshimikata) - 山川静夫「歌舞伎の愉しみ方」 型や舞台の作りなど、歌舞伎特有の表現技法や約束事を丁寧に解説した一冊。入門書なが - [謎の独立国家ソマリランド](https://rohenone.net/book/nazonodokuritukokka) - 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」 圧巻。事実上の独立国家ソマリランド、海賊国家プントランド、そして無政府地 - [綱大夫四季 昭和の文楽を生きる](https://rohenone.net/book/tunatayushiki) - 山川静夫「綱大夫四季 昭和の文楽を生きる」 昭和を代表する文楽太夫、八世竹本綱太夫。取材者としてよりも、友人と - [東京ノート](https://rohenone.net/book/tokyonote) - 平田オリザ「東京ノート」 美術館の片隅で淡々と続く会話の断片。劇中では明確に説明されないが、ヨーロッパで大規模 - [完本 八犬伝の世界](https://rohenone.net/book/hakkendennosekai) - 高田衛「完本 八犬伝の世界」 あまりに長大な「八犬伝」の世界。水滸伝や民話、他の読本など、どこに典拠があり、そ - [火花 北条民雄の生涯](https://rohenone.net/book/hibana-houjyoutamio) - 高山文彦「火花 北条民雄の生涯」 「何もかも奪われてしまって、ただ一つ、生命だけが取り残された」と「いのちの初 - [色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年](https://rohenone.net/book/colorlesstsukuru) - 村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹としては驚くほど“分かりやすい”作品。 これまで - [掏摸](https://rohenone.net/book/suri) - 中村文則「掏摸」 スリ師の主人公の前に現れる、悪の塊のような男。設定も人物描写もリアリティに乏しいけど、かえっ - [カリギュラ](https://rohenone.net/book/caligula) - アルベール・カミュ「カリギュラ」 「異邦人」「シーシュポスの神話」とともにカミュの不条理三部作の一つに数えられ - [セールスマンの死](https://rohenone.net/book/deathofasalesman) - アーサー・ミラー「セールスマンの死」 働いて、働いて、その先に何があるのか。子への過度な期待は行き場を無くし、 - [オセロー](https://rohenone.net/book/othello) - シェイクスピア「オセロー」 妻の不貞を疑い、嫉妬に狂うオセロー。 最もコントロール出来ない感情として、“嫉妬” - [椿の海の記](https://rohenone.net/book/tubakinouminoki) - 石牟礼道子「椿の海の記」 「苦海浄土」以前の水俣、物心つくかつかないかの頃を描いた自伝的小説。 「この世の成り - [聖なる怠け者の冒険](https://rohenone.net/book/seinarunamakemono) - 森見「登美彦聖なる怠け者の冒険」 主人公をはじめ、登場人物の半数が動きたがらない怠けもの。冒険と怠惰のせめぎ合 - [民間軍事会社の内幕](https://rohenone.net/book/pmcnouchimaku) - 菅原出「民間軍事会社の内幕」 兵站だけではなく、訓練、軍事作戦まで担うPrivate Military Com - [演劇の歴史](https://rohenone.net/book/engekinorekishi) - アラン・ヴィアラ「演劇の歴史」 フランスを中心にまとめられた西洋演劇史。 宗教的儀式から始まった演劇が社会との - [浄瑠璃を読もう](https://rohenone.net/book/jyoururiwoyomou) - 橋本治「浄瑠璃を読もう」 浄瑠璃の代表作を読み解く。 歴史上の出来事を題材に、というよりも自由に加筆・改変が可 - [銀の匙](https://rohenone.net/book/ginnosaji) - 中勘助「銀の匙」 明治生まれの著者が子供時代を綴った自伝的小説。友人との出会い。別れ。自分が「びりっこけ」だと - [抱擁家族](https://rohenone.net/book/houyoukazoku) - 小島信夫「抱擁家族」 アメリカ人の青年と不義を犯した妻。少しずつ崩れていく家庭。既に色々な読み解き方をされてき - [おかしな二人](https://rohenone.net/book/theoddcouple) - ニール・サイモン「おかしな二人」 妻と別れただらしない男と、几帳面すぎる故に結婚生活が破綻した男。バツイチの男 - [わが町](https://rohenone.net/book/ourtown) - ソーントン・ワイルダー「わが町」 ありふれた人生。いつかこの世を去り、次第に人々の記憶からも消えていく。生きる - [世界の食べもの 食の文化地理](https://rohenone.net/book/sekainotabemono) - 石毛直道「世界の食べもの 食の文化地理」 とても面白いけど、アジア、オセアニア、北アフリカ以外の地域については - [海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders](https://rohenone.net/book/flavours-without-borders) - 難民支援協会「海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders」 思わず買ってしまったけど - [マシアス・ギリの失脚](https://rohenone.net/book/thedownfallofmatiasguili) - 池澤夏樹「マシアス・ギリの失脚」 物語の筋は既にタイトルに示されている。神話も含めて一つの世界を作り上げる試み - [カンガルー・ノート](https://rohenone.net/book/kangaroonote) - 安部公房「カンガルー・ノート」 かいわれ大根が脛に生えてきた男の地獄巡り。脈絡の無い、物語の飛翔の仕方が夢のよ - [方舟さくら丸](https://rohenone.net/book/sakuramaru) - 安部公房「方舟さくら丸」 久しぶりに再読。 採石場跡に築いた巨大な地下シェルターで引きこもりのように暮らし、そ - [喜劇の手法 笑いのしくみを探る](https://rohenone.net/book/kigekinosyuhou) - 喜志哲雄「喜劇の手法 笑いのしくみを探る」 「喜劇」は笑いを追求する他の芸能とは違う仕組みを持っている。考察は - [東京原子核クラブ](https://rohenone.net/book/tokyogenshikakuclub) - マキノノゾミ「東京原子核クラブ」 理研時代の朝永振一郎博士をモデルに、戦争へと進んでいく時代の青春を描く。史実 - [家郷の訓](https://rohenone.net/book/kakyonooshie) - 宮本常一「家郷の訓」 宮本常一の代表作の一つ。地域社会で子供がどう育てられたのか、故郷・周防大島での、幼少期の - [演劇入門](https://rohenone.net/book/engekinyumon) - 平田オリザ「演劇入門」 平田オリザによる戯曲の書き方を通じた演劇論。 「伝えたいことなど何もない。でも表現した - [壊れた風景/象](https://rohenone.net/book/kowaretahuukei) - 別役実「壊れた風景/象」 別役実の代表作のひとつ「象」。病床で原爆症に苦しみつつも、背中に残るケロイドを人々に - [宮沢賢治 存在の祭りの中へ](https://rohenone.net/book/sonzainomaturinonakahe) - 見田宗介「宮沢賢治 存在の祭りの中へ」 宮沢賢治は牧歌的なイメージとは裏腹に、作品にもその思想にも自己否定の影 - [團十郎の歌舞伎案内](https://rohenone.net/book/danjuronokabuki) - 市川團十郎「團十郎の歌舞伎案内」 前半は初代からの團十郎の歴史、後半は芸能としての歌舞伎の概説。十二代目團十郎 - [ハムレット](https://rohenone.net/book/hamlet) - シェイクスピア「ハムレット」 堂々巡りをする復讐者、ハムレット。今読むと悲劇というより一種の不条理劇という印象 - [きもの](https://rohenone.net/book/kimono) - 幸田文「きもの」 明治の末に東京の下町に生れたるつ子。着物の肌触りとともに残った数々の記憶。祖母の姿勢に生きて - [ヘンリー四世](https://rohenone.net/book/henry4) - シェイクスピア「ヘンリー四世」 英国版“大河ドラマ”で、物語そのものは少し冗長に感じるものの、過剰に饒舌なセリ - [文楽のこころを語る](https://rohenone.net/book/bunrakunokokoro) - 竹本住太夫「文楽のこころを語る」 浄瑠璃の主な演目について、語り手としての思いや工夫を聞き書きでまとめた一冊。 - [脳はこんなに悩ましい](https://rohenone.net/book/nouhakonnaninayamashii) - 池谷裕二、中村うさぎ「脳はこんなに悩ましい」 脳の話というより、脳を糸口に遺伝子や進化、心のあり方など、色々な - [一の糸](https://rohenone.net/book/ichinoito) - 有吉佐和子「一の糸」 芸道一筋に生きた文楽三味線弾きの露沢徳兵衛と、その後添えとして生涯をささげた酒屋の箱入り - [世界のおばあちゃん料理](https://rohenone.net/book/obaatyanryouri) - ガブリエーレ・ガリンベルティ「世界のおばあちゃん料理」 本屋で思わず買ってしまった一冊。邦題はストレートなレシ - [最後の晩餐](https://rohenone.net/book/saigonobansan) - 開高健「最後の晩餐」 食談。開高健はとにかく文章が優れている。くどいようで軽妙自在。とらえどころの無い脱線をす - [日本の現代演劇](https://rohenone.net/book/nihonnogendaiengeki) - 扇田昭彦「日本の現代演劇」 60~80年代を中心に日本の現代演劇史がとても分かりやすくまとまっているとともに、 - [リチャード三世](https://rohenone.net/book/richard3) - シェイクスピア「リチャード三世」 シェイクスピアの描く“極悪人”。兄弟を陥れ、仲間を殺し、未亡人を誘惑する。饒 - [わが盲想](https://rohenone.net/book/wagamousou) - モハメド・オマル・アブディン「わが盲想」 むちゃくちゃ面白い。盲目のスーダン人留学生(といっても、歳もセンスも - [ホテルローヤル](https://rohenone.net/book/hoterroyal) - 桜木紫乃「ホテルローヤル」 釧路郊外のラブホテルを軸に、移ろいゆく人間関係を描いた連作短編集。北海道らしい直接 - [近代能楽集](https://rohenone.net/book/kindainougakusyu) - 三島由紀夫「近代能楽集」 三島由紀夫が能を現代風に翻案した戯曲集。非常に巧みな翻案で、短編小説よりも短い文章に - [井上ひさしの日本語相談](https://rohenone.net/book/inouehisashinonihongo) - 「井上ひさしの日本語相談」 日本語についての素朴な質問に井上ひさしが答える。気楽に読める一方で、はっとさせられ - [ユダヤ人とダイヤモンド](https://rohenone.net/book/jewsanddiamond) - 守誠「ユダヤ人とダイヤモンド」 宝石の代表的存在とも言えるダイヤモンドだが、その価値は希少性に由来するのでは無 - [文楽の歴史](https://rohenone.net/book/bunrakunorekishi) - 倉田喜弘「文楽の歴史」 操芝居から人形浄瑠璃、文楽の成立、発展過程を丁寧に追った概説書。大衆芸能の歴史は文字資 - [岸田國士「紙風船」ほか](https://rohenone.net/book/kishidakunio1) - ハヤカワ演劇文庫「岸田國士I」 岸田國士の短い戯曲13篇。「紙風船」など夫婦の日常を切り取った作品が多い。変化 - [歌舞伎 家と血と藝](https://rohenone.net/book/kabuki-ietochitogei) - 中川右介「歌舞伎 家と血と藝」 師弟関係や養子縁組が複雑に入り組む歌舞伎の世界。家と血と芸がどう継承されている - [大江戸歌舞伎はこんなもの](https://rohenone.net/book/edokabuki) - 橋本治「大江戸歌舞伎はこんなもの」 江戸時代の歌舞伎はどんなものだったのか。そして、どう終わったのか。伝統芸能 - [演出家の仕事](https://rohenone.net/book/ensyutukanosigoto) - 栗山民也「演出家の仕事」 演出入門と言うよりは、栗山民也が自らの演出手法を通じて、演劇観、さらには世界をどう見 - [ティンブクトゥ](https://rohenone.net/book/tombouctou) - ポール・オースター「ティンブクトゥ」 ホームレス詩人ウィリーと犬のミスター・ボーンズ。ボーンズの視点で語られる - [桂吉坊がきく藝](https://rohenone.net/book/kitibogakiku) - 桂吉坊「桂吉坊がきく藝」 当時20代半ばの若手落語家、桂吉坊が、茂山千作や竹本住大夫、宝生閑、坂田藤十郎、市川 - [きことわ](https://rohenone.net/book/kikotowa) - 朝吹真理子「きことわ」 不確かな過去の記憶。感傷を言葉を重ねて表現したような小説。貴子と永遠子の視点が交錯し、 - [女形とは ‐名女形 雀右衛門](https://rohenone.net/book/onnagatatoha) - 渡辺保「女形とは ‐名女形 雀右衛門」 歌舞伎の特徴でもある女形。男が女を演じること自体は神事に由来する芸能で - [地図を創る旅 青年団と私の履歴書](https://rohenone.net/book/tizuwotukurutabi) - 平田オリザ「地図を創る旅 青年団と私の履歴書」 自ら「地図を創る旅」と言うように、著者は、方法論を確立し、それ - [兄帰る](https://rohenone.net/book/anikaeru) - 永井愛「兄帰る」 多額の金を横領して失踪した兄、幸介が十数年ぶりに帰ってくる。親戚も交えて責任を押しつけ合う中 - [演劇最強論](https://rohenone.net/book/engekisaikyoron) - 徳永京子、藤原ちから「演劇最強論」 若手〜中堅劇団を中心とした演劇ガイド。以前は全く興味がなかった世界だが、最 - [風姿花伝](https://rohenone.net/book/fushikaden) - 「風姿花伝」 観阿弥の教え、世阿弥の書。 世阿弥は能の美を花に喩え、花を知るために種=技芸を知るよう説く。 「 - [ミーナの行進](https://rohenone.net/book/minanokoushin) - 小川洋子「ミーナの行進」 ミーナと過ごした少女時代を回想した、静かで、とても優しい物語。昔からあるような設定で - [マクベス](https://rohenone.net/book/macbeth) - シェイクスピア「マクベス」 四大悲劇の一つとされているけど、「リチャード三世」のようなスピード感と鮮やかさがあ - [オイディプス症候群](https://rohenone.net/book/oedipussyndrome) - 笠井潔「オイディプス症候群」 ミステリーだけど、現象学的な思索や蘊蓄がこれでもかというほど詰め込まれ、上巻は5 - [陰翳礼讃](https://rohenone.net/book/ineiraisan) - 谷崎潤一郎「陰翳礼讃」 重々しい題から高尚な芸術論かと思われがちだが、基本的には偏屈文士の愚痴エッセイ。 西洋 - [わたしたちに許された特別な時間の終わり](https://rohenone.net/book/watashitatiniyurusareta) - 岡田利規「わたしたちに許された特別な時間の終わり」 本谷有希子、戌井昭人など、ここ数年評価が高い新人小説家の多 - [日本会議の研究](https://rohenone.net/book/nipponkaiginokenkyu) - 菅野完「日本会議の研究」 みんな知っているのに、みんなよくは知らない「日本会議」。そのルーツが新興宗教「生長の - [調査されるという迷惑](https://rohenone.net/book/tyousasarerumeiwaku) - 宮本常一、安渓遊地「調査されるという迷惑 ―フィールドに出る前に読んでおく本」 善意の及ぼす結果や範囲に人は無 - [彼岸からの言葉](https://rohenone.net/book/higankaranokotoba) - 宮沢章夫「彼岸からの言葉」 完全に趣味の問題だけど、エッセイはちょっとしたツボの違いでピンと来なくなってしまっ - [奴隷になったイギリス人の物語](https://rohenone.net/book/doreininatta) - ジャイルズ・ミルトン「奴隷になったイギリス人の物語」 欧州各地からモロッコに連れ去られ、奴隷となった人々の記録 - [TOKYO一坪遺産](https://rohenone.net/book/tokyohitotubo) - 坂口恭平「TOKYO一坪遺産」 建築を学んだものの、建てるのではなく空間を捉え直すことにこだわり続けている著者 - [ムッシュ・クラタ](https://rohenone.net/book/monsieurkurata) - 山崎豊子「ムッシュ・クラタ」 戦前、戦中を通じてフランス文化に心酔し、「ムッシュ・クラタ」と揶揄されたある新聞 - [ヨーガの哲学](https://rohenone.net/book/yogatetugaku) - 立川武蔵「ヨーガの哲学」 思想、宗教としての側面が忘れられつつある「ヨガ」。個人的に印度哲学の知識不足で思想と - [島国チャイニーズ](https://rohenone.net/book/simagunichinese) - 野村進「島国チャイニーズ」 劇団四季からチャイナタウン、山形の農村の中国人妻まで、在日華僑、華人の話を聞いて歩 - [ゴドーを待ちながら](https://rohenone.net/book/enattendantgodot) - サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」 ただひたすらゴドーを待つ2人。ゴドーが何者なのか、2人は何者なのか - [雪男は向こうからやって来た](https://rohenone.net/book/yukiotokohamukoukara) - 角幡唯介「雪男は向こうからやって来た」 雪男捜索のルポというよりも、雪男が実在すると確信し、生涯をそれに費やし - [悲劇の名門 團十郎十二代](https://rohenone.net/book/higekinomeimon) - 中川右介「悲劇の名門 團十郎十二代」 昔ほどには序列がはっきりしなくなっているが、歌舞伎における名跡はまさに地 - [なほになほなほ ―私の履歴書](https://rohenone.net/book/nahoninahonaho) - 竹本住太夫「なほになほなほ ―私の履歴書」 人間国宝の文楽太夫、七代目竹本住太夫の自伝。 語りに、息に、音に、 - [夏の水の半魚人](https://rohenone.net/book/natunomizunohangyojin) - 前田司郎「夏の水の半魚人」 小学5年生の夏を描いた中編。派手な出来事は何も怒らない、淡々とした文章だけど、ふと - [狂言役者 ―ひねくれ半代記](https://rohenone.net/book/kyogenyakusya) - 茂山千之丞「狂言役者 ―ひねくれ半代記」 故茂山千之丞の半生記。 能の一部であった狂言を庶民の芸能として蘇らせ - [大放浪 ―小野田少尉発見の旅](https://rohenone.net/book/daihourou) - 鈴木紀夫「大放浪 ―小野田少尉発見の旅」 フィリピン・ルバング島から小野田少尉を帰国させた青年、鈴木紀夫。60 - [まずいスープ](https://rohenone.net/book/mazuisoup) - 戌井昭人「まずいスープ」 短篇3本。表題作は結構個性的な人物も出てくるけど、基本的には日常をとらえた小説。主体 - [遡行 -変形していくための演劇論](https://rohenone.net/book/sokou) - 岡田利規「遡行 -変形していくための演劇論」 チェルフィッチュ主宰、岡田利規の演劇論。過去の作品を挙げつつ、演 - [村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド](https://rohenone.net/book/murakamiradio2) - 村上春樹「村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 久しぶりに村上春樹のエッセイ。相変わらずおもしろい - [蛍の森](https://rohenone.net/book/hotarunomori) - 石井光太「蛍の森」 ハンセン病に対する苛烈な差別を正面から描いた石井光太の小説。一歩間違えばただ悪趣味なだけに - [2013年まとめ](https://rohenone.net/book/matome2013) - 2013年の読書量は前年より2冊多い132冊、39788ページ、1日平均109ページ。 印象に残った本は、読ん - [ベルカ、吠えないのか?](https://rohenone.net/book/beruka) - 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」 二十世紀を貫く血筋の物語。人間ではなく、犬、それも軍用犬の。 第2次世界 - [大阪 ―大都市は国家を超えるか](https://rohenone.net/book/osakadaitoshi) - 砂原庸介「大阪 ―大都市は国家を超えるか」 都市開発史を軸とした大変分かりやすい大阪市史。 東京以外の全ての都 - [きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)](https://rohenone.net/book/hakuchonositai) - 宮藤官九郎「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) 」 宮藤官九郎初の小説と銘打っているが、読んだ印象 - [文楽へようこそ](https://rohenone.net/book/bunrakuheyokoso) - 桐竹 勘十郎、吉田玉女「文楽へようこそ」 文楽の入門書と言うよりは、人形遣い、桐竹勘十郎、吉田玉女のファン本。 - [紀ノ川](https://rohenone.net/book/kinokawa) - 有吉佐和子「紀ノ川」 明治から大正、昭和へ、社会が大きく変わっていった時代を描いた女三代記。 家父長的な旧家の - [女のいない男たち](https://rohenone.net/book/menwithoutwomen) - 村上春樹「女のいない男たち」 シンプルに“村上春樹の恋愛小説集”といえるような一冊。これまでの長編にちりばめら - [葭の渚](https://rohenone.net/book/yoshinonagisa) - 石牟礼道子「葭の渚」 石牟礼道子の自伝。といっても内容は「苦海浄土」を書くまでで、幼い頃の描写が多くを占める。 - [舞台の奥の日本 ―日本人の美意識](https://rohenone.net/book/butainookunonihon) - 河竹登志夫「舞台の奥の日本 ―日本人の美意識」 舞台芸術を通じた日本文化論。 日本の舞台は「再現」では無く「示 - [ふるあめりかに袖はぬらさじ](https://rohenone.net/book/furuamericani) - 有吉佐和子「ふるあめりかに袖はぬらさじ」 露をだに厭う倭の女郎花、ふるあめりかに袖はぬらさじ 自ら命を絶った遊 - [新編 日本の面影](https://rohenone.net/book/glimpsesjapan) - ラフカディオ・ハーン「新編 日本の面影」 ハーンの代表作の一つ、「知られぬ日本の面影」の新編集版。ただの紀行文 - [十九歳のジェイコブ](https://rohenone.net/book/19jacob) - 中上健次「十九歳のジェイコブ」 中上健次の長篇の中では忘れられたような作品のため、今まで読んでいなかった。 文 - [列島の歴史を語る](https://rohenone.net/book/rettounorekishi) - 網野善彦「列島の歴史を語る」 網野善彦の講演集。内容的には他の著書と同じだが、歴史を非農業民や境界領域から見つ - [すみれ](https://rohenone.net/book/sumire) - 青山七恵「すみれ」 37歳のレミちゃんと語り手である15歳の少女。「当たり前の幸せなんか、いやだ……」と感じつ - [あやつられ文楽鑑賞](https://rohenone.net/book/ayaturarebunraku) - 三浦しをん「あやつられ文楽鑑賞」 三浦しをんの文楽エッセイ。軽い調子で、かつ読み応えのある、古典関係ではなかな - [日本の面影 ―ラフカディオ・ハーンの世界](https://rohenone.net/book/nihonnoomokage) - 山田太一「日本の面影 ―ラフカディオ・ハーンの世界」 ラフカディオ・ハーンの半生を描いたドラマの脚本。名シーン - [大坂の非人 乞食・四天王寺・転びキリシタン](https://rohenone.net/book/osakanohinin) - 塚田孝「大坂の非人 乞食・四天王寺・転びキリシタン」 都市の形成とともに乞食が集団化し、新たな貧人の統制を担い - [黙阿弥](https://rohenone.net/book/mokuami) - 河竹登志夫「黙阿弥」 河竹黙阿弥の評伝だが、天覧劇を巡る関係者の思惑など、江戸~明治の大変動期を描いた読み物と - [歌舞伎の源流](https://rohenone.net/book/kabukinogenryu) - 諏訪春雄「歌舞伎の源流」 舞台、櫓、看板のあり方、隈取、花道、型の成立など、歌舞伎の諸要素の源流はどこにあるの ## 固定ページ - [About](https://rohenone.net/about) - This site: 個人的な読書メモを兼ねて、読んだ本はほぼ全て紹介しています。 (追記:2021年春から途 - [Top](https://rohenone.net/top) - 備忘録としてつけてきた読書メモが増えたので公開することにしました。 ‐2017年1月 - [Contact](https://rohenone.net/contact) ## カテゴリー - [Book](https://rohenone.net/category/book) - [Music](https://rohenone.net/category/music) - [Others](https://rohenone.net/category/others) ## タグ - [小説](https://rohenone.net/tag/novel) - [演劇](https://rohenone.net/tag/stage) - [古典芸能](https://rohenone.net/tag/traditional) - [ノンフィクション](https://rohenone.net/tag/nonfiction) - [紀行](https://rohenone.net/tag/travel) - [芸術](https://rohenone.net/tag/art) - [歴史](https://rohenone.net/tag/history) - [思想・哲学・宗教](https://rohenone.net/tag/philosophy) - [戯曲](https://rohenone.net/tag/drama) - [ミステリー](https://rohenone.net/tag/mystery) - [科学](https://rohenone.net/tag/science) - [☆5.0](https://rohenone.net/tag/5star) - [☆4.5](https://rohenone.net/tag/4-5star) - [☆4.0](https://rohenone.net/tag/4star) - [Kindle](https://rohenone.net/tag/kindle) - [まとめ](https://rohenone.net/tag/matome) - [エッセイ](https://rohenone.net/tag/essay) - [実用書](https://rohenone.net/tag/jituyou) - [民俗学](https://rohenone.net/tag/folklore) - [SF](https://rohenone.net/tag/sf) - [社会](https://rohenone.net/tag/social) - [食](https://rohenone.net/tag/food) - [山](https://rohenone.net/tag/climbing) - [戦争](https://rohenone.net/tag/war) - [文化・風俗](https://rohenone.net/tag/culture) - [震災・原発事故](https://rohenone.net/tag/shinsai) - [音楽](https://rohenone.net/tag/music) - [古典文学](https://rohenone.net/tag/classical) - [歴史・時代小説](https://rohenone.net/tag/historical) - [教育](https://rohenone.net/tag/education) - [詩](https://rohenone.net/tag/poetry)