2006.8.4-13
Kampala～Fort Portal～Kabale～Kigali, Gikongoro, Kibye～Rusumo
防腐剤の臭いが鼻を刺す。倉庫のような建物に、何百と言う死体が並べられている。頭の陥没した死体、指輪をしたままの死体、まだ4、5歳だろう子どもの死体。。。でも、もう10年も前の事だからだろうか、どこか非現実感が漂う。
ウガンダのカンパラから、フォートポータル、カバレを経て、ルワンダへ。ギコンゴロで虐殺記念館（Murambi Genocide Memorial Centre）を訪れた。
ウガンダもルワンダも緑と水に恵まれた美しい国だ。かつて”Pearl of Africa”、”Land of Eternal Spring”と呼ばれたこともある。だが両国とも、第二次大戦後、地獄のような惨劇を経験している。特にルワンダのそれはたった12年前だ。
ルワンダでは、1994年春、フツ族とツチ族の対立が激化し、たった三ヶ月で国民の10人に1人、80万人以上が虐殺された。虐殺は主にフツからツチに対して行われ、ルワンダに住むツチの75%が殺された。埋葬は間に合わず、川という川、湖という湖に死体が浮かんだ。今でも死体がそのまま残る教会がある。湖の底には無数の死体が沈んでいる。どこに行っても無数の真新しい墓がある。
ルワンダの惨劇は私たちの想像力を超えている。隣人が敵となり、10人に1人が死に、国民の半数以上が難民となった。誰もが当事者で、癒えることの無い傷を負った。今、ルワンダはその傷跡から立ち直ろうとしている。
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Africa, Thai & Cambodia…2006.8.1～9.23
-Thailand (Bangkok, Ayutthaya)
-Uganda & Rwanda (Kampala～Kigali, Gikongoro, Kibye～Rusumo)
-Tanzania & Kenya (Mwanza～Kigoma～Dodoma～Arusha, Amboseli～Dar es salaam)
-Tanzania (Zanzibar, Bagamoyo)
-Ethiopia (Addis Ababa, Lalibela, Jinka)
-Cambodia (Bangkok, Angkor)