ニール・ヤング(Neil Young)は1945年11月12日にカナダ・トロントで生まれた。10代前半で両親が離婚し、彼は母方に引き取られた。多感な10代でロックの誕生と興隆を目の当たりにした彼は、自身もミュージシャンへの道を歩み始めた。当時のことは「Don’t Be Denied」(「Time Fades Away」に収録)などの楽曲に歌われている。 “Neil Young 全アルバム・ガイド” の続きを読む
2024年、メンバーの体調不良により急遽クレイジー・ホースに代わって結成された新バンド、The Chrome Hearts(クローム・ハーツ)との新譜。メンバーは、古い付き合いのSpooner Oldham(スプーナー・オールダム)のほか、ニルス・ロフグレンに代わってクレイジー・ホースに加わったMicah Nelson(マイカ・ネルソン)らPromise of The Realの面々。素朴で粗削り。”Big Change”や”Lets Roll Again”といったメッセージソングから、身近なものへの思いを歌った曲まで。ニールの変わらぬ魂がこもった一作。
「Before and After」のもとになった2023年ソロ・ツアーの模様を収録したライブ盤。ダリル・ハンナが撮影・監督したドキュメンタリー映画「COASTAL」のサウンドトラックとして位置付けられている。コロナ禍明けのツアーで、親密な雰囲気の中、”Throw Your Hatred Down”や”Song X”など珍しい曲も。約40分と、ライブ盤としては物足りないボリュームだが、 内容は充実。初期出荷・配信版にミックス上のミスがあり、CDは回収。配信音源も修正された。
23年11月4日のプライベート・パーティーにおける演奏とのことだが、熱のこもった疾走感のある演奏で、30年以上の歳月を経てなお、ニールの魂が変わっていないことを印象づける。声など、もちろんそこに衰えを見ることもできるが、、そんなのは些末なこと。「Ragged Glory」に込められたロックの精神は年齢程度では揺らがないのだ。「Before and After」とともに、ファンであればあるほど沁みる一枚では。