Neil Young 全アルバム・ランキング

ニール・ヤングのアルバムをランク付けするのは難しい。アコースティックとエレキの曲でずいぶん雰囲気が違うし、70年代、80年代、90年代、00年代でそれぞれに味わいが違い、その中で一番を選ぶのは、かなり頭を悩ませる。そして何より、ワーストを選ぶのはもっと難しい。

以下は、米国の音楽情報サイトStereogum(ステレオガム)に2013年に掲載されたランキング。ライブ盤を除く全35作をワーストまでランク付けしている。

“Neil Young Albums From Worst To Best”
by James Jackson Toth

01. On The Beach(渚にて) (1974)
02. Tonight’s The Night(今宵その夜) (1975)
03. After The Goldrush (1970)
04. Rust Never Sleeps (1979)
05. Everybody Knows This Is Nowhere
(ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース) (1969)
06. Zuma (1975)
07. Harvest (1972)
08. Comes A Time (1978)
09. Time Fades Away(時は消え去りて) (1973)
10. Harvest Moon (1992)
11. American Stars ‘n Bars (1977)
12. Freedom / Eldorado (1989)
13. Sleeps With Angels (1994)
14. Re-ac-tor (1981)
15. Silver & Gold (2000)
16. Ragged Glory(傷だらけの栄光) (1990)
17. Neil Young (1968)
18. Le Noise (2010)
19. Psychedelic Pill (2012)
20. Trans (1982)
21. This Note’s For You (1988)
22. Hawks & Doves(タカ派とハト派) (1980)
23. Life (1987)
24. Chrome Dreams II (2007)
25. Are You Passionate? (2002)
26. Broken Arrow (1996)
27. Prairie Wind (2005)
28. Landing On Water (1986)
29. Old Ways (1985)
30. Mirror Ball (1995)
31. Everybody’s Rockin’ (1983)
32. Greendale (2003)
33. Americana (2012)
34. Fork In The Road (2009)
35. Living With War (2006)

選者の趣味が分かるし、それなりに納得もできて面白い。

上位を70年代の作品が占めるのは当然かもしれないが、80年代のアルバムも割と好意的に評価されているのがやや意外。そうした中で最下位は「Living With War」、続いて「Fork In The Road」。たしかに歌われているメッセージに対して、音楽的には地味なアルバムではある。

32位の「Greendale」や30位の「Mirror Ball」はもっと上位で良いと思うし、15位の「Silver & Gold」や、16位の「Ragged Glory」は、個人的にはベスト10に入れたい好きなアルバムだ。

1位は「On The Beach」。「Harvest」「After The Goldrush」「Tonight’s The Night」などの影に隠れた作品だが、鬱々とした雰囲気の中にどこか突き抜けたものを感じさせるこのアルバムは、ニール以外のどのミュージシャンにも作り得ない唯一無二のアルバムであるのは確かだろう。

 ◇

個人的なベスト10を無理矢理作ると、こんな感じだろうか。

01. After The Goldrush (1970)
02. On The Beach(渚にて) (1974)
03. Zuma (1975)
04. Tonight’s The Night(今宵その夜) (1975)
05. Everybody Knows This Is Nowhere (1969)
06. Harvest (1972)
07. Rust Never Sleeps (1979)
08. Ragged Glory (1990)
09. Silver & Gold (2000)
10. Time Fades Away (1973)

次点として、
Harvest Moon (1992)
Comes A Time (1978)
Greendale (2003)

そして、
This Note’s For You (1988)
Chrome Dreams II (2007)
Le Noise (2010)
Psychedelic Pill (2012)
あたりも捨てがたい。

ライブ盤も含めれば、
Live Rust (1979)
Weld (1991)
Year Of The Horse (1997)
のどれもベスト10に入る名盤。

  

◇全アルバム解説
1960年代 70年代 80年代 90年代 00年代 10年代
関連作品 映像作品(製作中) 非公式盤(〃)

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