2017年まとめ

2017年に読んだ本は124冊(前年比6↓)、4万2516ページ(同1137↓)。

  

まずは何といっても池澤夏樹編の日本文学全集の新訳シリーズ。

池澤夏樹は刊行に当たっての「宣言」で「われわれは哲学よりも科学よりも神学よりも、文学に長けた民であった」と記しているが、その言葉通り、現代作家の手で新たな命を吹き込まれた作品群の多彩さに驚かされた。
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2016年まとめ

2016年に読んだ本は130冊(前年比9↑)、43653ページ(同7970↑)。

印象に残ったのは、ノンフィクションの新刊ではまずこの3冊。

  

長谷川康夫「つかこうへい正伝」
宮城公博「外道クライマー」
高野秀行「謎のアジア納豆」
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2015年まとめ

2015年に読んだ本は121冊(前年比15冊増)、3万5683ページ(同5958ページ増)。前年より多少増えたが、11〜13年と比べると少ない。震災で公私共に色々あった11年が149冊だったことを考えると、時間的にも精神的にも余裕のある時より、余裕のない時の方が本に逃げ込む傾向があるように思う。

飛び抜けて強い印象を残した本は無いが、良い本は多かった。

ノンフィクションでは、岡田喜秋「定本日本の秘境」、高野秀行「恋するソマリア」、高山文彦「どん底 部落差別自作自演事件」、佐藤清彦「土壇場における人間の研究 ニューギニア闇の戦跡」、小熊英二「生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後」、小林和彦「ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記」、オリバー・サックス「妻を帽子と間違えた男」、アブドルバーリ・アトワーン「イスラーム国」など。

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2014年まとめ

2014年に読んだ本は106冊(前年比26↓)、計2万9725ページ(同約1万↓)、1日平均81ぺージ(同28↓)と大きく減った。

  

その中で、石牟礼道子の自伝「葭の渚」と、終戦を知らずニューギニアの密林で暮らした10年を綴った島田覚夫「私は魔境に生きた」は強く心に残った。

 

“世界一幸せな土地”を求めて旅するE.ワイナーの旅行記「世界しあわせ紀行」、アメリカ製の心の病が世界を席巻していく状況に警鐘を鳴らすE.ウォッターズ「クレイジー・ライク・アメリカ」、河竹黙阿弥の生涯を描く河竹登志夫「黙阿弥」なども面白かった。

小説では、石牟礼道子「十六夜橋」、有吉佐和子「紀の川」、村上春樹の新訳、サリンジャーの「フラニーとズーイ」、松井今朝子「仲蔵狂乱」、黒川博行「文福茶釜」など。どれも最近の作品ではないけど。

2013年まとめ

2013年の読書量は前年より2冊多い132冊、39788ページ、1日平均109ページ。

印象に残った本は、読んだ順に、
渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ」、ジョン・クラカワー「空へ」、吉田司「下下戦記」、奥野修司「ねじれた絆」、沢木耕太郎「テロルの決算」、古川隆久「昭和天皇」、高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」、高田衛「完本八犬伝の世界」、高山文彦「火花」、石牟礼道子「椿の海の記」、有吉佐和子「一の糸」、幸田文「きもの」、網野善彦「宮本常一『忘れられた日本人』を読む」、ロメオ・ダレール「なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか」、宮本常一「炉辺夜話」、モハメド・オマル・アブディン「わが盲想」、蔵前仁一「あの日、僕は旅に出た」、服部龍二「広田弘毅」、藤林貞雄「性風土記」、角幡唯介「雪男は向こうからやって来た」、奥野修司「ナツコ 沖縄密貿易の女王」など。

  

  

  

2012年まとめ

2012年の読書数は130冊(前年比19冊減)、37016ページ(同約1万ページ減)。

古い本は除いて、印象に残ったもの。
まずノンフィクションから。

  

松本仁一「兵隊先生 沖縄戦、ある敗残兵の記録」
増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」
高山文彦「エレクトラ―中上健次の生涯」
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