貧乏人の経済学

アビジット・V・バナジー、エステル・デュフロ「貧乏人の経済学 ―もういちど貧困問題を根っこから考える」

マクロな“貧困の経済学”ではなく、ミクロな“貧しい人の経済学”。

極めて貧しい人たちが、なぜ事業を営むのか。なぜ事業が拡大し得ないのか。食料に、蚊帳に、教育に費やすコストが予想より低くなるのはなぜなのか――。

途上国支援がうまくいかないのは、個人や家族が合理的に動くという思い込みが先行するからだろう。理論先行の経済学を、豊富なランダム化対照試行の結果と個別のケースから築き直す試み。

読んでみれば当然というケースばかりで新しい驚きは無いけど、貧困の罠からいかに脱出するか、示唆に富んでいる。

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