投稿日: 2012-07-042017-02-17 投稿者: rohenみちのくの人形たち 深沢七郎「みちのくの人形たち」 両腕のない仏さまと人形たち。逆さ屏風の影で消された無数の子の命。生きているもの、消えたもの、その境界はあいまいで、そこには理由も意味も無い。深沢七郎の文章はからっからに乾いていて、感傷というものが無い。あたたかくも無いし、冷たくも無い。表題作のほか、「秘戯」と「いろひめの水」も印象的。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連