投稿日: 2016-04-282017-02-02 投稿者: rohen第三の男 グレアム・グリーン「第三の男」 映画で知られる作品だが、グレアム・グリーンの原作も当初から映画化前提で書かれている。映像的な場面展開に、心理描写などが削ぎ落とされた文体、大戦直後の分割統治下のウィーンの雰囲気が組み合わさって独特の雰囲気を生んでいる。陰鬱な空気の中、主人公の三文小説家が純文学の大家に間違われるエピソードが英国喜劇っぽくて面白い。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連