投稿日: 2015-02-122017-02-08 投稿者: rohen春のめざめは紫の巻 新・私本源氏 田辺聖子「春のめざめは紫の巻 新・私本源氏」 須磨から帰ってきた光の君。といっても「私本・源氏物語」の単純な続編ではなく、玉鬘や女三宮ら女性側の視点で描かれ、設定が変わっている部分もある。未だ絶大な人気を誇りながら、若い姫からは「色男の化石」「オジン」と呼ばれてしまう光の君が哀愁漂って何とも面白い。男性視点だった前作よりも登場人物が皆いきいきしていて魅力的。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連