投稿日: 2013-05-022017-02-13 投稿者: rohen文楽のこころを語る 竹本住太夫「文楽のこころを語る」 浄瑠璃の主な演目について、語り手としての思いや工夫を聞き書きでまとめた一冊。ただ抑揚をつけて読み上げているのではなく、いかに心を、情を伝えるのか。そこに気の遠くなるような稽古と試行錯誤がある。 「近松ものは字余り字足らずで、私嫌いでんねん」とはっきり言っているのが面白い。 上方の文化なのに楽屋でも東京の言葉が話され、大阪弁へのこだわりが無くなりつつあることが、語りの根本を崩しかねないという危機感も伝わってくる。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連