投稿日: 2011-01-202017-04-09「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学 大澤真幸「『正義』を考える―生きづらさと向き合う社会学」 ざっくりまとめると、最近サンデル人気だけど、コミュニタリアンでしょ、時代遅れじゃないの、って話。その上で新たな社会の可能性について考える。
投稿日: 2010-12-202017-02-27アフリカ 苦悩する大陸 ロバート・ゲスト「アフリカ 苦悩する大陸」 アフリカの抱える問題が非常に分かりやすく網羅されている。自由主義経済の万能性を信じすぎている気がするが、歴史的経験からすると、途上国が経済成長するためには弊害も含めて自由化を進めるしかないのかとも思える。
投稿日: 2010-05-062017-02-27中島岳志的アジア対談 「中島岳志的アジア対談」 「アジア対談」というタイトルだが、内容は貧困や教育、宗教の問題から「保守とは何か」まで幅広い。新聞に連載されたものだが、新聞らしからぬ、読み応えのある内容。 著者は自称保守だが、右からは左と批判を受けるインド研究者。対談相手も佐藤優から吉本隆明、西部邁、藤原和博と多様で、右から左まで様々なレッテルを貼られた人たちだが、読んでみるとほぼ全員に共通する部分があり、共感できる部分がある。
投稿日: 2010-03-012019-11-26滝山コミューン一九七四 原武史「滝山コミューン一九七四」 70年代、新興団地の小学校を舞台に行われた民主主義の実践は、全体主義と表裏一体だった。 “滝山コミューン一九七四” の続きを読む