投稿日: 2011-08-262017-02-24 投稿者: rohen赤朽葉家の伝説 桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」 旧家に生きた祖母、母、わたしと続く三世代の物語。前半はラノベ版「百年の孤独」って感じで、マジックリアリズムの雰囲気も。最後は文体も変わって軽いミステリ風になりつつ、前向きな終わり方。 とってつけたような戦後史や世相の挿入は無くても良い気がするが、作者が楽しんで書いたのが伝わってくる。読んだ人によって、三世代それぞれに異なった印象を受けるのでは。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連