ガンジス河でバタフライ

たかのてるこ「ガンジス河でバタフライ」

20歳女子の一人旅。香港、シンガポール、マレーシア、インド。刊行は2000年だが、綴られている旅は90年代の初めのもの。ベストセラーで、テレビドラマ化されたこともあって、著者は女性バックパッカーのアイコンのようなイメージを築いた。

旅先でのトラブルに、出会いの喜びに、とにかく大げさだが、そのハイな感じがみずみずしく、旅をしていた時の感覚を思い出した。
旅をすると出会いを強く意識するようになる。今日はこんな人に会った、こんな景色を見た、こんな味を知った。その大げさな感情が心地良い。

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