鮎川哲也賞受賞作。本格派の大家の名前を冠する賞からイメージされる内容とは違い、ポップで愛らしい作品。
手品の名手で、鋭い観察力、推理力を持つクラスメート酉乃(とりの)を中心とした学園もの。ミステリーというより、ミステリーの味付けがされたラブコメという雰囲気。
探偵役の酉乃が魅力的。古今東西、さまざまな探偵が書かれてきたが、手品×女子高生という設定が新鮮。ただ、文章でどんなに鮮やかな手品を披露されても驚きはなく、映像向きの設定という印象も。映画化、ドラマ化されていないのが不思議。
読んだ本の記録。
鮎川哲也賞受賞作。本格派の大家の名前を冠する賞からイメージされる内容とは違い、ポップで愛らしい作品。
手品の名手で、鋭い観察力、推理力を持つクラスメート酉乃(とりの)を中心とした学園もの。ミステリーというより、ミステリーの味付けがされたラブコメという雰囲気。
探偵役の酉乃が魅力的。古今東西、さまざまな探偵が書かれてきたが、手品×女子高生という設定が新鮮。ただ、文章でどんなに鮮やかな手品を披露されても驚きはなく、映像向きの設定という印象も。映画化、ドラマ化されていないのが不思議。