投稿日: 2014-05-232017-02-11 投稿者: rohenきみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) 宮藤官九郎「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) 」 宮藤官九郎初の小説と銘打っているが、読んだ印象は文体も含めてかなりエッセイに近い。 鬱屈とした高校時代から地元を離れるまでを、いい意味でバカらしく脚色したエンタメ私小説? いずれにしろ、かなり面白い。 この本に限らず、ブラックな作風は大人計画の松尾スズキと共通するけど、男子高校生らしいバカらしさはクドカンならでは。もやっとした中高生の匂いをそのまま持ち続けて、それを作品にぶつけていることがよく分かる。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連