投稿日: 2011-06-112017-02-26 投稿者: rohen岬 中上健次「岬」 地虫が鳴き始めていた、の書き出しから続く息苦しいほどの濃密さ。 “路地”では噂こそが現実で、場所の狭さは物語の狭さを限定しない。「枯木灘」に続き、「千年の愉楽」や「奇蹟」へと広がる作品群の無限の可能性を予感させる。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連