ねむれ巴里

金子光晴「ねむれ巴里」

パリは、よい夢をみるところではない―

日本から上海、そしてパリへ。社会のどん底を這いずり回って生きていく。

自由と執着、自己と他者。前編のどくろ杯に比べれば冗長にも感じるが、それだけに、生きるということの業の深さが滲む。

戦前のパリにこんな人々の社会があったということだけでも興味深い。

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