塩の街

有川浩「塩の街」

有川浩デビュー作。人間が次々と塩化していく社会。終末のラブストーリー。一時期流行ったセカイ系というのか、なんだか今読むと懐かしい雰囲気の作品。もともとライトノベルとして書かれているので、細かな説明が無いままご都合で物語が進むのはご愛嬌。塩で崩壊していく文明という世界設定が想像力を刺激する。

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