署名人/ぼくらは生れ変わった木の葉のように/楽屋

清水邦夫「署名人/ぼくらは生れ変わった木の葉のように/楽屋」

清水邦夫の初期の戯曲3編。代表作「楽屋」と処女作「署名人」は、シンプルだが、独特なテンポで交わされる鋭い言葉のやりとりに中毒性がある。闖入者が取り込まれて逃げ出せなくなる「木の葉のように」は、安部公房の「友達」を逆転させたような怖さがあって面白い。

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