中村安希「インパラの朝」
26歳女性バックパッカー。アジアからアフリカを経てロカ岬への2年間。 開高健ノンフィクション賞受賞ということでルポっぽいものを期待して読んだら少し肩すかし。旅行記として見れば、現地の人や他の旅行者との距離感が絶妙で面白い。
前半はいかにも旅人の視点で違和感を感じる部分も多いけど、後半になるにつれて少しずつ変わっていく。

読んだ本の記録。
宮本常一、山本周五郎、揖西高速、山代巴「日本残酷物語1 貧しき人々のむれ」
「残酷物語」という言葉から特異なケースを取り上げた記録集と勘違いさせかねないが、内容はまっとうな民衆史。
飢えや病が避けられぬものだった時代。人が生きていくため、どんな歴史を刻まなければならなかったのか。
“日本残酷物語1 貧しき人々のむれ” の続きを読む