投稿日: 2013-02-112017-02-14 投稿者: rohen通天閣 西加奈子「通天閣」 孤独なおっさんと、捨てられた女。通天閣を挟んで緩やかに交錯するさえない二人の日常。日々に閉じ込められ、狭い視野にとらわれていた二人の視界が最後にぱっと広がり、温かみのある苦笑いをしてしまうラスト。人物も物語も輪郭がとてもはっきりしていて、かつ嫌みがない。通天閣って、実際はそこまで存在感が無いけど、そのさえない優しさがこの物語にふさわしい。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連