果しなき流れの果に

小松左京「果しなき流れの果に」

宇宙の果てまで及ぶ、時の流れと歴史を巡る壮大な戦い。想像力の極点。

大仰な表現などに時代を感じるけど、何よりスケールの大きさに圧倒される。荒削りで、多くの謎、悪く言えば説明不足を残したまま物語が収束するが、強烈な読後感。時間を2次元として捉える発想も面白い。

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