荒野へ

ジョン・クラカワー「荒野へ」

アラスカで餓死した青年。彼はなぜ荒野を目指したのか―。映画「Into the Wild」の原作ノンフィクション。

究極の自由は自分からの自由にしか存在しない。

周りが、そして自分自身が考える、こうあるべきという自分から離れ、一人で何ものにも頼ることなく生きられる感覚。その意志は死を求めるわけでなくても、そこに近づいていく。それが荒野という場所だった。

荒野に呼び寄せられた青年は他人のようには思えない。

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