投稿日: 2012-01-262017-02-19 投稿者: rohen木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」 無茶苦茶、面白い。史上最強と言われる木村と、その名声を地に落とした力道山、木村の師の牛島辰熊、弟子の岩釣兼生の物語を軸に、日本の格闘技史を貫くノンフィクション。 強さを求めた「鬼」たちの歴史は下手な小説よりもよっぽど劇的で、格闘技に全く興味の無い自分でも引き込まれる。著者の木村への溢れるような思いと迷い。結局、これもひとつの偽史かもしれないが、これほど魅力のある歴史があるだろうか。2段組700ページがあっという間。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連