投稿日: 2011-08-102017-03-16 投稿者: rohen根津権現裏 藤澤清造「根津権現裏」 自殺した友人を巡る物語。「等身大」と言ったら安っぽく響くが、同じ私小説でも安吾のように突き抜けた駄目さではなく、百閒のようなユーモアも無い。ただその地味さが逆に現実味があって、共感できる。 西村賢太が再び光を当てるまで、ほぼ忘れられかけていた作品なのに古さを感じない。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連