お世継ぎのつくりかた

鈴木理生「お世継ぎのつくりかた -大奥から長屋まで 江戸の性と統治システム」

性で読み解く江戸の歴史。

徳川家が安定政権を築き得た背景には、裾貧乏と言われるほどの子供の多さがあった。実際に、人質及び政略結婚の持ち駒としての子は多い方が良い。そうした背景のもと、戦国大名は子作りに励んだ。男子相続の世界では妾は家の安定に欠かせなかった。一方、民間では商家など女子相続の世界も根強く残っていた……

話があちこちに飛ぶため読みづらいが、はっとさせられる“仮説”がたくさん。統治も経済も、安定したシステムは男女の営みから生まれた。

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