歎異抄

唯円「歎異抄」(川村湊訳)

歎異抄の関西弁訳。正直、読みにくく、元々口語で書かれたものだからといって関西弁にする必然性もあまり感じられない。そもそも、訳の関西弁の質も低い気がする。

歎異抄自体は以前にも読んだことがあるが、改めて触れ、親鸞の「無思想」の強調ぶりや構成の不自然さ、教義と言うより、非常に私的な記録と言えることなど、改めて気づくことも多かった。

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