投稿日: 2012-02-282017-02-18 投稿者: rohen日本妖怪異聞録 小松和彦「日本妖怪異聞録」 酒呑童子から百鬼夜行まで、フィクションとしての妖怪はどうして生まれたのか。 朝廷や仏法の権威を示すものから、社会の不安、不満を色濃く映したものまで鬼や天狗のイメージの変遷。妖怪とは、まさに多神教的な、人間中心の世界観の産物と言えるかもしれない。 専門書ではないぶん内容はあっさりしているが、読みやすくもっと知りたいという興味をそそられる。 明治の始まりまで恐れられた“大魔王”崇徳天皇の呪いもなかなか。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連