植村直己「青春を山に賭けて」
植村直己の自伝。 今さらながら手にとって、予想以上に面白くてびっくり。アメリカやヨーロッパで肉体労働をしながら資金を稼ぎ、モンブランやキリマンジャロへ。アコンカグアの後にはアマゾンを筏で下る。旅や登山の商業パッケージ化が進む前の冒険物語で、読んでいてわくわくする。
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読んだ本の記録。
植村直己「青春を山に賭けて」
植村直己の自伝。 今さらながら手にとって、予想以上に面白くてびっくり。アメリカやヨーロッパで肉体労働をしながら資金を稼ぎ、モンブランやキリマンジャロへ。アコンカグアの後にはアマゾンを筏で下る。旅や登山の商業パッケージ化が進む前の冒険物語で、読んでいてわくわくする。
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加藤文太郎「単独行」
“孤高の人”として知られる加藤文太郎(1905~36)。戦前、パーティーを組むのが常識だった登山に単独で挑み、冬季槍ケ岳などで数々の単独登頂記録を残して「不死身の加藤」とも呼ばれた。
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沢木耕太郎「凍」
山野井泰史、妙子夫妻によるギャチュンカン北壁登攀の記録。
下山時の細かな描写が圧巻。悪天候につかまり、吹雪、雪崩、宙づり、岩壁に張り付いてのビバーク、そして疲労の中、徐々に視力が失われていく。
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ラインホルト・メスナー「ナンガ・パルバート単独行」
8000m峰で人類初のソロを達成したメスナー。登攀のドキュメントというより、独りであることについての内省的な問いが延々と続く。
なぜ山に向かうのか、孤独がいつ恐れから力に変わるのか―。
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