投稿日: 2014-06-212017-02-10 投稿者: rohen男ともだち 千早茜「男ともだち」 主人公の女に対して同棲中の恋人が漏らす「男ともだちか」「いや、なんかずるい響きだなって」という言葉に物語の要素が凝縮されている。とにかくいろいろとずるい。序盤は「あとかた」のように器用な印象が先に立ってしまったが、イラストレーターである主人公の創作に対する悩みも含めて、著者自身の切実さのようなものが感じられ、だんだんと引き込まれた。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連