投稿日: 2012-04-022018-06-30 投稿者: rohenぬるい毒 本谷有希子「ぬるい毒」 自意識過剰で劣等感をこじらせた主人公と下衆な男。タイトルの通り、最初から最後まで嫌な感じのする恋愛小説。 半分は狙ってなんだろうけど、主人公の女性以外の登場人物が薄ぺっらく、いかにも物語の道具という感じ。ただ主人公のナルシスティックな自分語りは迫力があって、コンプレックスって消えないよなぁ、と身につまされるというか、ずきずきする。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連