投稿日: 2016-07-082017-02-01 投稿者: rohen死んでいない者 滝口悠生「死んでいない者」 通夜の夜。普段を滅多に顔を合わせない親戚まで、微妙な距離感を持った人々が一カ所に集い、それぞれの人生を思う。といっても一人一人の物語に深く分け入っていくわけではなく、それぞれの頭をよぎった光景をさらっと綴っていく。語りの視点がふわりふわりと移動していき、不思議なリズムを持った文体。この作品そのものはそれほど面白くもないし、やや習作的な雰囲気を感じるが、実力の感じられる書き手で今後の作品に期待大。 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連