宮田珠己「なみのひとなみのいとなみ」
ぐだぐだなエッセイ。といっても決して悪い意味ではなく、相変わらずおもしろい。
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読んだ本の記録。
大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ ―3・11後の哲学」
リスク社会では中庸は最も無意味な選択肢になり、人は「リスクの致命的な大きさ」より、「リスクは事実上起きない」に傾いてしまう。命と経済性の天秤――倫理的に答えは明らかだが、その命が、想像の及ばない不確定な未来の命になった時、それは答えの無い“ソフィーの選択”になる。
原発事故を総括し、脱原発への思想を立ち上げようという試み。
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姜尚中、中島岳志「日本 根拠地からの問い」
近代以降の日本における「保守」の系譜をなぞりつつ、パトリとステートの関係を考える対談。
現在の日本には本来の意味で保守と呼べる思想は無い。
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