山本周五郎「ひとごろし」
勝ち目のない強敵を、遠巻きに精神的に追い詰めていく。臆病侍の上意討を描く表題作の「ひとごろし」はユーモアがあって、どことなく風刺も効いていて面白い。
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読んだ本の記録。
山本周五郎「ひとごろし」
勝ち目のない強敵を、遠巻きに精神的に追い詰めていく。臆病侍の上意討を描く表題作の「ひとごろし」はユーモアがあって、どことなく風刺も効いていて面白い。
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本谷有希子「生きてるだけで、愛。」
登場人物の行動やセリフの立ち方はさすが劇作家の作品という感じ。主人公の女性を演技力のある女優が演じたらそれだけで面白いだろう。
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安丸良夫「神々の明治維新 ―神仏分離と廃仏毀釈」
明治新政府が進めた神仏分離政策は日本人の信仰を大きく歪めたはずなのに、それについてまとめた書物は少ない。日本史の授業でもほとんど習わない。それぞれの寺社にとっても誇れる歴史では無いから語られずに来たのだろう。廃仏毀釈の嵐も今となっては全体像を掴むのは困難となっている。
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