石橋毅史「『本屋』は死なない」
全国のユニークな書店員の話を聞いて回ったドキュメント。著者は専門紙出身だけあって、出版流通業界の現状や課題に触れつつ、電子書籍に無限の可能性を見たり、紙に文化の本質を置いたりということはない。
本屋が出版文化の興隆に果たした役割がよく分かるし、棚作りの工夫など、本屋好きにとっては読み物としても大変面白い。
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読んだ本の記録。
石橋毅史「『本屋』は死なない」
全国のユニークな書店員の話を聞いて回ったドキュメント。著者は専門紙出身だけあって、出版流通業界の現状や課題に触れつつ、電子書籍に無限の可能性を見たり、紙に文化の本質を置いたりということはない。
本屋が出版文化の興隆に果たした役割がよく分かるし、棚作りの工夫など、本屋好きにとっては読み物としても大変面白い。
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菊地成孔、大谷能生「M/D ―マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究」
圧倒的な分量。講義録だけど、明らかに加筆しまくったと分かる、くどく(ほめ言葉)、濃密な文章。
アンビヴァレンス、ミスティフィカシオン、戯画的なポップさ、革命家ではなくモードチェンジャー、スターへの憧れ、飽きっぽさ。
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ジュノ・ディアス「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」
うーん、面白い。
トルヒーヨ独裁政権下のドミニカから渡米した家族の物語。デブでさえないオタク青年の悲劇的な一生と、その背後に流れるドミニカの辛く厳しい現代史。
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内澤旬子「世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR」
アラブから芝浦まで、イラスト付き屠場紀行。
差別や動物愛護など、語ろうと思えばいくらでも語れる題材だけど、過剰な意味付けをせず、シンプルに「大切な、面白い仕事」としていきいきと描いている。
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