山本七平「『空気』の研究」
日本の社会は「空気」と「水」でできている。空気を読むことと、水を差すこと。判断を空気に任せてしまうことは、結局誰も責任をとらないことにつながる。出撃が無謀だというデータが揃っていたのに出撃し沈んだ戦艦大和から現代に至るまで、事例は枚挙にいとまがない。「そうせざるを得なかった」で突き進む日本社会。水を差すことは本質的な反省を含まず、空気の支配を強化している。
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読んだ本の記録。
山本七平「『空気』の研究」
日本の社会は「空気」と「水」でできている。空気を読むことと、水を差すこと。判断を空気に任せてしまうことは、結局誰も責任をとらないことにつながる。出撃が無謀だというデータが揃っていたのに出撃し沈んだ戦艦大和から現代に至るまで、事例は枚挙にいとまがない。「そうせざるを得なかった」で突き進む日本社会。水を差すことは本質的な反省を含まず、空気の支配を強化している。
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半藤一利「日本国憲法の二〇〇日」
半藤版「敗北を抱きしめて」というような内容(と言っても、J.ダワーの方を読んだのは10年以上前だからあまり覚えていないけど)。
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車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」
“普通の人生”からドロップアウトして、安アパートの一室でひたすら串に臓物を刺し続ける日々。アマと呼ばれる往時の尼崎の雰囲気に引き込まれる。
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NHK取材班、北博昭「戦場の軍法会議 ―日本兵はなぜ処刑されたのか」
NHKのドキュメンタリーの書籍版。戦時中の軍法会議についての証言は極めて少なく、関連文書も終戦時に組織的に焼却されてしまったため、残っていない。法務官の生き残りの多くは戦後法曹界のエリートになっていて(このあたりは医学界の闇とも似ている)、口を閉ざしてきた。
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